3年ぶりのオリジナルアルバムで初ハイレゾ化

【レポート】シンガーソングライター馬場俊英さん、ハイレゾ試聴イベントで弾き語りのサプライズ!

公開日 2017/09/21 12:04 季刊NetAudio編集部
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シンガーソングライター、馬場俊英氏からオリジナル・フル・アルバムとしては3年ぶりのNEW ALBUM「街路樹」が9月20日(水)にリリースされた。馬場氏としては初となるe-onkyo musicなどでのハイレゾ配信(e-onkyoの配信ページはこちら)を記念して、9月13日(水)東京・八重洲のGibson Brands Showroom TOKYOにてハイレゾ先行試聴イベントが開催された。

馬場俊英3年ぶりのオリジナル・フル・アルバム「街路樹」

今回のアルバム「街路樹」は、街で起こる日常の風景や行き交う人々の暮らしを街路樹が見つめているというイメージで作られた一枚。レコーディングでは、アレンジャーには斉藤誠氏をはじめ三名、またゲストボーカルに杉山清貴氏、広沢タダシ氏を迎えて制作された。

イベントは抽選で選ばれた30名限定で、関東だけでなく中部地方や関西地方など全国からファンが駆け付けた。試聴曲にはアルバム「街路樹」から7曲を選曲。馬場氏による歌詞やレコーディングのエピソードを交えつつ、終始和やかな雰囲気でイベントは進行していった。

「ハイレゾは音楽そのものの素材を楽しむには最高の選択肢」と語る馬場氏

まずは、斉藤氏アレンジによる「街路樹」と「今の君がいちばんいいよ」の2曲を試聴。敬愛するサザンオールスターズ・桑田佳祐氏のサポートギタリストとしても活躍する斉藤誠氏ということでレコーディングでは非常に興奮したと語り、また、斉藤氏のシンプルで楽器そのもののサウンドや空間を活かすアレンジは、ハイレゾで聴くにはうってつけだと説明した。

続いて、ゲストボーカルを迎えた「No.1」と「ただそれだけで」の二曲。「No.1」は杉山清貴氏とのコラボで歌うラブソング。杉山氏の歌唱力には「上手すぎる!」と絶賛。「ただそれだけで」の広沢タダシとのコラボはギター二本と歌だけの曲で、ハイレゾ音源で是非楽しんでほしい一曲とのこと。それぞれのハーモニーに、参加した方々も酔いしれるように聞き入った。

その後は「僕のサウンドイメージそのもの」と言うほどに信頼厚い五十嵐宏治氏アレンジの「プロポーズをもう一度」と「人生の復路〜My Homeward Journey」を試聴。この2曲に関してはデビュー以来で初めてレコーディングに立ち会わなかったようで、彼の心境の変化がうかがえる二曲となっている。最後は神佐澄人氏アレンジの「旅エンピツ」で締めくくった。

イベントも終わりに差しかかった時、「集まっていただいて一曲も歌わないのもあれなので…」と弾き語りのサプライズで、客席からどよめきと拍手が。会場のGibson Brands Showroomにはギターが展示してあり、その中からGibsonのアコースティックギターをチョイス。アルバムから「今の君がいちばんいいよ」を熱唱した。

サプライズで「今の君がいちばんいいよ」を弾き語り

会場の興奮冷めやらぬ中イベントは終了。ファンにとって至福の2時間となった。馬場氏いわく「ハイレゾ音源は音楽そのものの素材を楽しむには最高の選択肢」とのこと。e-onkyo musicなどで好評配信中だ。

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