ブランド初のMQA対応機

iFI-Audio「nano iDSD Black Label」は11月3日発売、27,000円

公開日 2017/10/18 11:08 編集部:押野 由宇
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トップウイングサイバーサウンドグループは、iFI-AudioのDAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「nano iDSD Black Label」を11月3日に発売する。価格は27,000円(税抜)。発売日となる3日の11時30分からは、同日開催の「秋のヘッドフォン祭」において新製品発表会も行われる(詳細は下記)。

「nano iDSD Black Label」

nano iDSD Black Labelは、「nano iDSD」のブラッシュアップモデルとなるDAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ。IFA2017において発表されたモデルの、日本での正式な発売と価格が決定したかたち(関連ニュース)。

入力にはUSB-A端子を採用

nanoシリーズとして初めてUSB-A端子を採用しており、アダプターなしでOTGケーブルとの接続が可能。フォーマットはPCM/DXD 384kHz、DSD 256(11.2MHz)に対応。さらにブランドがラインナップする製品の中で初めてMQA再生にも対応する。

ヘッドホン出力部

またヘッドホン出力を強化。アンバランス接続が1本のアース接続を共有するためクロストークと歪みの増加を引き起こし、一般的なバランス接続では2つのアンプが信号レベルとノイズ/歪みの両方を倍増させることを受け、同社では独自の「Qバランス」方式を採用。3.5mmTRRS 4極接続において、最高のバランス接続が実現できるとしている。

3.5mmのヘッドホン端子は「iEMatch」「Direct」の2系統を装備しており、一般的な3極TRS端子も使用することができる。出力は285mW×2(32Ω)。

内部にはAMRの技術を基盤とした低ジッターのクリスタル・クロックを搭載。また、同社のノイズフィルター・アクセサリー「iPurifier」が内蔵されているという。

従来機「nano iDSD」のRCA出力端子は3.5mmのラインアウト端子に変更。フロントやリアのデザインも刷新され、ポータビリティを向上させている。バッテリー駆動時間は10時間。

ダイナミックレンジはライン出力で109dB以上、出力電圧はダイレクトアウトで3.5V(600Ω負荷時)以上、ライン出力で2.15V(±0.05V)。外形寸法は64W×25.5H×96Dmm、質量は139g。

11月3日(金・祝)の11:30〜12:30には、同日開催「秋のヘッドフォン祭」にてトップウイング総合新製品&新ブランド発表会が開催。こちらでnano iDSD Black Labelの発表も行われる。会場はサンプラザの15F リーフルーム・トップウイング CSGブースとなる。

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