上級機のテクノロジーをさらに進化
Rega、アナログプレーヤー「Planar 6」。「RP6」を各部一新でアップグレード
完実電気は、同社が取り扱うRegaより、アナログプレーヤー「RP6」の後継モデルとなる「Planar 6」を11月下旬から発売する。
・「Planar 6- Black」(カートリッジレス) ¥170,000(税抜)
・「Planar 6- Black with Exact」(MMカートリッジ付属) ¥210,000(税抜)
・「Planar 6- Black with Ania」(MCカートリッジ付属) ¥240,000(税抜)
録音やプレスの向上により高音質化するアナログ盤から最高のクオリティを引き出すため、RP6をアップグレードしたというアナログプレーヤー。キャビネットやサブ・プラッター、同梱されている電源ユニットなどを一新している。
キャビネットには「RP8」「RP10」に採用される特殊ポリウレタンを進化させた「tancast 8 ポリウレタンフォーム」を初採用。Tancast 8は航空宇宙産業用に開発された材質で、優れた「軽さ」「硬さ」で注目されている素材だが、このTancast 8に高度の圧縮をかけ、さらに新開発HPL硬化プラスチック・ラミネートによるサンドイッチ構造とすることで、キャビネットの剛性レベルを極限まで上げることに成功したという。
また、3mm厚のフェノール材製のプレートを底に、アルミプレートを天面に貼り、メインハブとトーンアーム台座を補強することで、音質の向上を図っている。デザインはRP6を踏襲し、仕上げはマットを採用。
電源ユニットは、ジェネレーター機能を搭載する「Neo PSU」を採用。DSPによって「ほぼ完全な」波形を生成し、回転ムラやモーターの鳴りを抑えたより正確な電源供給を実現したとする。24vシンクロナス・モーターも新タイプに刷新。電源ユニットと本体を接続して最善の状態に調整した上で出荷しているという。
サブ・プラッターは新規に金型を起型してデザインを一新。アルミ製の一体形成で、滑らかで摩擦の少ない形状としている。アルミ削り出しのプーリーは形状を改善し、より滑らかな回転の実現した。
メイン・プラッターは2層構造で、外周に重みがかかる構造。駆動方式はベルトドライブで、そのベルトはアップグレードタイプを標準装備し、回転ムラと音質の向上を図っている。
トーンアームには、同社のアームテクノロジーと3D CAD&CAMテクノロジーによって開発された「RB330」を採用。設計を見直し、かつアームの中心であるハウジングを新規設計、アンチスケーティングの設計や硬度と垂直方向への動きを改善をすることで、操作性を向上させるとともに安定した動きを実現し不要な鳴きを抑えたとする。
ほか、ベアリングにかかる圧力を分散させるベアリング用専用カートリッジを新規開発。ベアリング自身の品質も改善することで、360度全方向に滑らかな動作を実現したとのこと。Rega製カスタムケーブルとケーブルプラグ、ステンレスウェイトを採用する。
脚部は新規起型のアルミキャップを採用した3層構造とし、安定性と防振性を確保。ダストカバーも新たなものを採用している。回転数は33 1/3。外形寸法はダストカバー付きの閉口時で448W×365H×120Dmm、質量は5.2kg。電源ユニットの外形寸法は180W×155H×50Dmm、質量は0.6kg。
カートリッジ付属モデルがラインナップされ、「Exact」はMMカートリッジ、「Ania」はMCカートリッジとなる。
ExactはRegaオリジナルの一体型ボディを採用。天面をフラット形状とし、アーム、ヘッドシェルとのフィット性を高めた。ワイヤリングを独自開発し、従来の1/3のワイヤー長とし、軽量・高能率を実現したという。針圧は1.75gで、出力抵抗は47kΩ、出力電圧は6.8〜7.2mμV。
Aniaは「Aphelion」や「Apheta」「Apheta2」といった上位モデルの音質と機構、テクノロジーを受け継ぎながらコストダウンを実現したというモデル。ダンパーの代わりに独自の楕円状の軸を採用したカンチレバーと、それを支えるネオジウムマグネットを独自開発して超軽量出力回路を実現。成形の精度±0%を目指して設計されており、ホールピースのサイズやマグネットのサイズの精度を極限まで高めたとする。針圧は1.75g、出力抵抗は100Ω、出力電圧は350mμV。
・「Planar 6- Black」(カートリッジレス) ¥170,000(税抜)
・「Planar 6- Black with Exact」(MMカートリッジ付属) ¥210,000(税抜)
・「Planar 6- Black with Ania」(MCカートリッジ付属) ¥240,000(税抜)
録音やプレスの向上により高音質化するアナログ盤から最高のクオリティを引き出すため、RP6をアップグレードしたというアナログプレーヤー。キャビネットやサブ・プラッター、同梱されている電源ユニットなどを一新している。
キャビネットには「RP8」「RP10」に採用される特殊ポリウレタンを進化させた「tancast 8 ポリウレタンフォーム」を初採用。Tancast 8は航空宇宙産業用に開発された材質で、優れた「軽さ」「硬さ」で注目されている素材だが、このTancast 8に高度の圧縮をかけ、さらに新開発HPL硬化プラスチック・ラミネートによるサンドイッチ構造とすることで、キャビネットの剛性レベルを極限まで上げることに成功したという。
また、3mm厚のフェノール材製のプレートを底に、アルミプレートを天面に貼り、メインハブとトーンアーム台座を補強することで、音質の向上を図っている。デザインはRP6を踏襲し、仕上げはマットを採用。
電源ユニットは、ジェネレーター機能を搭載する「Neo PSU」を採用。DSPによって「ほぼ完全な」波形を生成し、回転ムラやモーターの鳴りを抑えたより正確な電源供給を実現したとする。24vシンクロナス・モーターも新タイプに刷新。電源ユニットと本体を接続して最善の状態に調整した上で出荷しているという。
サブ・プラッターは新規に金型を起型してデザインを一新。アルミ製の一体形成で、滑らかで摩擦の少ない形状としている。アルミ削り出しのプーリーは形状を改善し、より滑らかな回転の実現した。
メイン・プラッターは2層構造で、外周に重みがかかる構造。駆動方式はベルトドライブで、そのベルトはアップグレードタイプを標準装備し、回転ムラと音質の向上を図っている。
トーンアームには、同社のアームテクノロジーと3D CAD&CAMテクノロジーによって開発された「RB330」を採用。設計を見直し、かつアームの中心であるハウジングを新規設計、アンチスケーティングの設計や硬度と垂直方向への動きを改善をすることで、操作性を向上させるとともに安定した動きを実現し不要な鳴きを抑えたとする。
ほか、ベアリングにかかる圧力を分散させるベアリング用専用カートリッジを新規開発。ベアリング自身の品質も改善することで、360度全方向に滑らかな動作を実現したとのこと。Rega製カスタムケーブルとケーブルプラグ、ステンレスウェイトを採用する。
脚部は新規起型のアルミキャップを採用した3層構造とし、安定性と防振性を確保。ダストカバーも新たなものを採用している。回転数は33 1/3。外形寸法はダストカバー付きの閉口時で448W×365H×120Dmm、質量は5.2kg。電源ユニットの外形寸法は180W×155H×50Dmm、質量は0.6kg。
カートリッジ付属モデルがラインナップされ、「Exact」はMMカートリッジ、「Ania」はMCカートリッジとなる。
ExactはRegaオリジナルの一体型ボディを採用。天面をフラット形状とし、アーム、ヘッドシェルとのフィット性を高めた。ワイヤリングを独自開発し、従来の1/3のワイヤー長とし、軽量・高能率を実現したという。針圧は1.75gで、出力抵抗は47kΩ、出力電圧は6.8〜7.2mμV。
Aniaは「Aphelion」や「Apheta」「Apheta2」といった上位モデルの音質と機構、テクノロジーを受け継ぎながらコストダウンを実現したというモデル。ダンパーの代わりに独自の楕円状の軸を採用したカンチレバーと、それを支えるネオジウムマグネットを独自開発して超軽量出力回路を実現。成形の精度±0%を目指して設計されており、ホールピースのサイズやマグネットのサイズの精度を極限まで高めたとする。針圧は1.75g、出力抵抗は100Ω、出力電圧は350mμV。