「AP-50」の後継機

スペック、DD方式の78回転対応アナログプレーヤー「AP-70」。6.2万円

公開日 2018/02/07 16:33 編集部:伊藤 麻衣
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スペック(株)は、自社ブランドSPEC+より、クォーツロック式DCモーターを搭載したアナログプレーヤー「AP-70」を2月15日に発売する。価格は62,000円(税抜)。

「AP-70」

同社は、1月の「AP-50」「AP-30」生産終了発表時に本製品の発売も予告していたが(関連ニュース)、今回その詳細が発表されたかたち。

AP-50の後継機で、引き続きSPレコードの再生が可能な78回転に対応する。なお、SP盤再生の際は別途SP用カートリッジが必要となる。

ターンテーブルの機構は、高い回転精度と耐久性に優れるクオーツロック・ダイレクトドライブを採用。高機動トルク・ブラシレスDCモーターを搭載し、素早い正規回転数への到達とブレーキ時間の短縮を実現したとする。

フォノイコライザーアンプを内蔵し、フォノ入力の無いアンプなどにもRCA出力で接続が可能。ターンテーブル内のオン/オフスイッチで切り替えられる。回転速度は、33.1/3rpm・45rpmに加え、上述の通り78rpmにも対応する。回転数の調整範囲は±10%および±20%。オン/オフボタンでピッチを変更した状態からすぐに正規の回転数に戻すことができる。また、ストロボ式の回転数モニターを備える。

ストロボ式回転数モニターを装備

アーム形状は、スタティックバランスS字型アームパイプ。有効長は230.5mm、オーバーハングは16mm、針圧可変範囲は0〜4.0g、適合カートリッジ自重は3.5〜8.5g。本体付属のカートリッジは、オーディオテクニカ製のVMカートリッジとなる。

本体にはオーディオテクニカ製のVMカートリッジが付属。SP盤再生に必要なSP用カートリッジは別売となる

ワウ・フラッターは0.2%(WRMS)、SN比は50dB(DINB)、ターンテーブルはアルミダイカスト製で直系は322mm。外形寸法は450W×157H×352Dmm、質量は10.5kg。

【問い合わせ先】
スペック株式会社
TEL/03-3660-0303

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  • ジャンルADプレーヤー
  • ブランドSPEC+
  • 型番AP-70
  • 発売日2018年2月15日
  • 価格¥62,000(税抜)