銘機のデザイン・サウンドを踏襲した「Vintage」も

Acoustic Solid、旗艦ターンテーブルをコンパクトに凝縮した姉妹機「Solid Edition」

公開日 2018/02/16 14:51 編集部:押野 由宇
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オルトフォンジャパンは、Acoustic Solidブランドのターンテーブル「Solid Edition」および「Solid Vintage」を今月より発売する。

「Solid Edition」

・「Solid Edition」(アームレス) ¥1,090,000
 オルトフォントーンアーム12インチロング用アームベース ¥135,000
 SME、他社特注時12インチロング用アームベース ¥179,000
 オルトフォントーンアーム9インチロング用アームベース ¥120,000
 SME、他社特注時9インチロング用アームベース ¥164,000

・「Solid Vintage」(アームレスモデル) ¥440,000
・「Soliid Vintage System」(WTB-211トーンアーム付属モデル) ¥504,000
*価格はすべて税抜

「Solid Vintage」

Solid Editionは、同ブランドが手がけるフラグシップモデル「Royal」をよりコンパクトかつシンプルな構造としながらも、遜色のないクオリティを持つ姉妹機を制作することをコンセプトに開発されたモデル。

ターンテーブルは50mm厚のアルミ削り出しで、質量は12kg。ベース部は40mm厚のアルミ削り出しで、トーンアームレスでの総質量は約28㎏となる。軸受はSideway Lining Castとして、底面にはテフロン板、スピンドル底部にはセラミックボールを採用する。

スイッチング電源は50/60Hz、AC100V〜AC240V対応。マイクロコントローラーは回転速度調整可能で、水晶発振器を搭載しており、独Berger Lahr社製ACシンクロナスモーターで駆動する。

トーンアームはショート/ロングアームを最大3本まで搭載可能。アームベースの選択・交換により、様々なタイプに対応する。ターンテーブルシートは本革スエード(緋色)で、アクリルシートを付属。

プレーヤー本体の高さは調整可能で、設置スペースは600W×450Dmm(トーンアーム1本の場合)。なおアームベース別売となるため、本体にくわえアームベースAssyが必要となる。

Solid Vintageは、ウッドキャビネットを備えた銘機の親しみやすいデザインと、木材固有の豊かな響きを乗せたサウンドを踏襲、オマージュしてデザインしたというモデル。

「Soliid Vintage System」(WTB-211トーンアーム付属モデル)

35mm厚アルミ無垢材削り出しプラッター(質量7.5kg)を、20mm厚アルミ材削り出しベースで制振。それを独Berger Lahr社製のACシンクロナスモーター、アームベース、コントローラーと共にウッドボードを備えたアルミ製キャビネットにドを備えたアルミ製キャビネットに配置する。トーンアームレス時の総質量は約17kg。

軸受はSideway Lining Castで、軸受底面はテフロン板、スピンドル底部はセラミックボール。トーンアームは9インチタイプ専用となり、1本を搭載可能。マイクロコントローラーは回転速度調整可能で、水晶発振器を搭載する。

ターンテーブルシートは本革スエード(緋色)で、アクリルシートを付属。本体の高さはプラッター天面から本体の接地面までで140mm。設置スペースは500W×420Dmm。マウントベースは付属する。

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