「黄色のケブラーコーン」44年の歴史に幕
B&W、入門スピーカー「新600シリーズ」。コンティニュアム・コーン初搭載、ペア9万円から
ディーアンドエムホールディングスは、英B&W(Bowers & Wilkins)のスピーカーシステム「新600シリーズ」を9月より順次発売する。
600シリーズは現在のB&Wにおけるエントリーモデルという位置付けで、今回登場する新600シリーズは第6世代となる。第5世代となる従来の600シリーズは2014年3月に発売(関連ニュース)。今回、約4年ぶりにモデルチェンジが行われた。
最大の特徴は、最新フラグシップ「800 D3シリーズ」で初採用され、先行して登場した上位の700シリーズでも採用されたコンティニュアム・コーンによるミッドレンジ/ウーファーの採用だ。これに伴い、従来600シリーズを含めB&Wが44年にわたって同社が基幹技術として採用してきた象徴的な黄色のケブラー・コーンは、ラインナップから姿を消すことになった。
そのほか、トゥイーターは従来から継承しつつ、ネオジウムマグネットを強化。トゥイーターグリルも800シリーズで開発された開口率の高いものへ変更された。また、従来シリーズのステレオスピーカーは全てフロントバスレフだったが、新600シリーズでは全て背面バスレフが採用された。
ラインナップの統合も行われ、フロア型スピーカーおよびセンタースピーカーが従来2機種から1機種のみとなった。また、カラー展開も従来の木目・ブラック・ホワイトから、ブラック・ホワイトの2色展開へと絞られた。モデル名も先行する上位シリーズにならって変更された。ラインナップは以下の通り。
<フロア型>
・「603」バスレフ型3ウェイ・4スピーカー 140,000円(1本/税抜)
<ブックシェルフ型>
「606」バスレフ型2ウェイ・2スピーカー 114,000円(1ペア/税抜)
「607」バスレフ型2ウェイ・2スピーカー 90,000円(1ペア/税抜)
<センタースピーカー>
「HTM6」バスレフ型2ウェイ・3スピーカー 80,000円(1本/税抜)
なお、600シリーズには「ASW610XP」「ASW610」「ASW608」と3機種のサブウーファーもラインナップ(詳細は後述)。9月下旬より順次発売される(ASW610XPのみ発売日未定)。
発表に先駆けて開催されたプレス向け内覧会では、ディーアンドエムホールディングスのシニアサウンドマネージャーである澤田龍一氏が詳細について説明を行った。
■6世代目となる600シリーズ。B&Wのエントリーモデル
B&Wは2016年に最新フラグシップ「800 D3シリーズ」を発売。ダイヤモンド振動板とスピーカーターミナルを除く全てのパーツが新規開発という革新が行われた同シリーズにおいて、その「革新の出発点」と澤田氏が当時表現したのが、長年採用してきたケブラーコーンに代えて、新開発したコンティニュアムコーンをミッドレンジに採用したことだった。
2017年11月には、B&Wの中核ラインであるCMシリーズを700シリーズへと刷新。ここでもコンティニュアムコーンが採用された。そして今回、600シリーズにおいてもコンティニュアムコーンを採用。「800」「700」「600」という3つの現行シリーズ全てにコンティニュアム・コーンが採用されることになった。
600シリーズは、1995年に第1世代となるDM600シリーズが登場。新600シリーズはここから数えて第6世代となる。B&Wの現行ラインナップにおいてはエントリーモデルという位置付けだ。
また新600シリーズにおいては、上位機で開発された最新技術を導入しつつ、価格を据え置きにするということが開発における命題だったという。
■800 D3/700に続き、コンティニュアム・コーンを採用
新600シリーズ最大の特徴は、やはりコンティニュアム・コーンの採用だ。その特徴については800 D3シリーズのニュース記事で詳しく説明しているので参照してほしい。
コンティニュアム・コーンはケブラー・コーンと同じく、繊維でできた振動板。ケブラーと同様に音の立ち上がりの速さに優れるが、柔軟性はさらに最適化されており、振動の収束がケブラーに比べて3倍速いという。これにより振動板の分割共振が抑えられ、振動板に固有の音の色付けを排除することができる。
上位モデルでもコンティニュアムコーンは採用されているが、ドライバーユニット自体は600シリーズ専用のものとなる、例えば、700シリーズは上位モデルとしてミッドレンジにもネオジウムマグネットが用いられており、TMD(チューンド・マス・ダンパー)付きのアルミニウム・ダイカストシャーシや、フローティング構造によるユニット取り付けなども採用されている。
■トゥイーターは磁気回路を強化。メッシュの開口率UPも音質に貢献
トゥイーターは、アルミドーム・トゥイーターの周辺部のみを二層とする「デカップルド・ダブル・ドーム・トゥイーター」を従来から引き続き採用するが、駆動部のネオジウムマグネットの磁力を従来のN35からN52へと強化。駆動力を強化した。
澤田氏はダブル・ドーム・トゥイーターの長所について改めて解説。周辺部だけドームを2層とすることで、質量の増加を最小限に抑えつつ、ボイスコイルが駆動するポイントを効率よく強化。ピストンモーション帯域を40kHz近くまで拡大できるという。
トゥイーターユニットとそれを保持するフランジの間には柔軟な素材を用いて“デカップルド”(いわばフローティング)させることで、キャビネットの振動がトゥイーターに悪影響を与えることを回避している。
またトゥイーター前面のメッシュグリルを、より開口率が高いものへと変更。これにより高域の音抜けを大幅に改善したという。
トゥイーター部のメッシュグリルの開口率が音質に大きな影響を与えることは周知の事実だったが、市販品には、高強度かつ高開口率のメッシュが存在しなかったのだという。そこで同社は800 D3において、これら要件を満たすメッシュを自社で開発。昨年の700シリーズに続き、600シリーズにも採用した。澤田氏は、この点においてだけでも従来から大きくサウンドが改善されていると説明していた。
フロア型「603」のウーファーには、165mm口径のペーパー・コーン・ウーファーを採用。穏やかで高域共振がコントロールしやすく、低域レスポンスにも優れているという。
■「ネットワーク回路でコンデンサーをパラ仕様」が“隠し味”に
澤田氏が従来モデルから「地味ながら効果の大きな進化ポイント」として挙げていたのが、クロスオーバーネットワーク回路の改善だ。新600シリーズでは、各モデルのネットワーク回路の全てのコンデンサーに対して、ごく小容量のフィルムコンデンサーをパラレルで配置。これが“隠し味”的な役割を担い、絶妙な音質チューニングに貢献しているのだという。
ネットワーク回路においてコンデンサーをパラレルで用いる手法は、「音が2ウェイになってしまい、たいていは失敗する」と澤田氏。しかしB&Wでは、メインコンデンサーに対して1000分の1程度のごく小容量なコンデンサーをパラレル配置することで、音質チューニングを行う手法を800 D3シリーズで確立したのだという。これが700シリーズに続き、新600シリーズでも採用されるに至った背景だ。
■フロントバスレフからリアバスレフへ変更
従来の600シリーズでは前面に配置されていたバスレフポートを、新600シリーズでは背面へと移した(2世代前は背面バスレフだった)。従来では天吊り用途も考慮して前面バスレフを採用していたが、現実的に天吊りで用いられることは少なかったため、背面バスレフへと戻したとのこと。
また、バスレフポートは700シリーズと同様にターミナルトレイと一体化。これにより筐体の高さも従来よりわずかに低くできたという。
サランネットはマグネットによって脱着できるよう変更されている。スピーカー端子はニッケルメッキで、バイワイヤリングに対応する。
各モデルのスペックは以下の通り。
603の構成は25mmアルミニウム・ドーム・トゥイーター1基、150mmコンティニュアム・コーン・FSTミッドレンジ1基、165mmペーパー・コーン・ウーファー1基の3ウェイバスレフ型。周波数特性は29Hz〜33kHz。能率は88.5dB/2.83Vrm、インピーダンスは8Ω。外形寸法は320W×1,055H×370Dmm、質量約24.5kg。
606の構成は25mmアルミニウム・ドーム・トゥイーター1基、165mmコンティニュアム・コーン・ミッドバス1基の2ウェイバスレフ型。周波数特性は40Hz〜33kHz。能率は88dB/2.83Vrm、インピーダンスは8Ω、推奨アンプ出力は30〜180W。外形寸法は190W×345H×324Dmm、質量約6.75kg。
607の構成は25mmアルミニウム・ドーム・トゥイーター1基、130mmコンティニュアム・コーン・ミッドバス1基の2ウェイバスレフ型。周波数特性は40Hz〜33kHz。能率は88.5dB/2.83Vrm、インピーダンスは6Ω、推奨アンプ出力は30〜180W。外形寸法は165W×300H×231Dmm、質量約4.65kg。
HTM6の構成は25mmアルミニウム・ドーム・トゥイーター1基、130mmコンティニュアム・コーン・ミッドバス2基の2ウェイバスレフ型。周波数特性42Hz〜33kHz。能率は87dB/2.83Vrm、インピーダンスは8Ω。外形寸法は480W×160H×279Dmm、質量約7.65kg。
また、600シリーズには下記のサブウーファー3機種もラインナップされる。9月から順次発売を開始するが、「ASW610XP」のみ発売日未定となる。
・「ASW610XP」150,000円(1本/税抜)
・「ASW610」100,000円(1本/税抜)
・「ASW608」76,000円(1本/税抜)
「ASW610」「ASW608」は、それぞれ従来モデル「ASW610 S2」「ASW608 S2」の後継機。ASW610が250mm、ASW608が200mmのドライバーを搭載する。
パルプとケブラー繊維を混合したペーパー・ケブラー・コーンの採用、出力200WのICE Powerアンプの搭載など、基本的な仕様は従来モデルとほぼ同一。カラーバリエーションには、新しくマット・ブラック/マット・ホワイトの2色が用意されている。
「ASW610XP」はドライバー口径250mmで、アンプ出力が500Wまで強化された最もパワフルな上位モデルとなっている。
600シリーズは現在のB&Wにおけるエントリーモデルという位置付けで、今回登場する新600シリーズは第6世代となる。第5世代となる従来の600シリーズは2014年3月に発売(関連ニュース)。今回、約4年ぶりにモデルチェンジが行われた。
最大の特徴は、最新フラグシップ「800 D3シリーズ」で初採用され、先行して登場した上位の700シリーズでも採用されたコンティニュアム・コーンによるミッドレンジ/ウーファーの採用だ。これに伴い、従来600シリーズを含めB&Wが44年にわたって同社が基幹技術として採用してきた象徴的な黄色のケブラー・コーンは、ラインナップから姿を消すことになった。
そのほか、トゥイーターは従来から継承しつつ、ネオジウムマグネットを強化。トゥイーターグリルも800シリーズで開発された開口率の高いものへ変更された。また、従来シリーズのステレオスピーカーは全てフロントバスレフだったが、新600シリーズでは全て背面バスレフが採用された。
ラインナップの統合も行われ、フロア型スピーカーおよびセンタースピーカーが従来2機種から1機種のみとなった。また、カラー展開も従来の木目・ブラック・ホワイトから、ブラック・ホワイトの2色展開へと絞られた。モデル名も先行する上位シリーズにならって変更された。ラインナップは以下の通り。
<フロア型>
・「603」バスレフ型3ウェイ・4スピーカー 140,000円(1本/税抜)
<ブックシェルフ型>
「606」バスレフ型2ウェイ・2スピーカー 114,000円(1ペア/税抜)
「607」バスレフ型2ウェイ・2スピーカー 90,000円(1ペア/税抜)
<センタースピーカー>
「HTM6」バスレフ型2ウェイ・3スピーカー 80,000円(1本/税抜)
なお、600シリーズには「ASW610XP」「ASW610」「ASW608」と3機種のサブウーファーもラインナップ(詳細は後述)。9月下旬より順次発売される(ASW610XPのみ発売日未定)。
発表に先駆けて開催されたプレス向け内覧会では、ディーアンドエムホールディングスのシニアサウンドマネージャーである澤田龍一氏が詳細について説明を行った。
■6世代目となる600シリーズ。B&Wのエントリーモデル
B&Wは2016年に最新フラグシップ「800 D3シリーズ」を発売。ダイヤモンド振動板とスピーカーターミナルを除く全てのパーツが新規開発という革新が行われた同シリーズにおいて、その「革新の出発点」と澤田氏が当時表現したのが、長年採用してきたケブラーコーンに代えて、新開発したコンティニュアムコーンをミッドレンジに採用したことだった。
2017年11月には、B&Wの中核ラインであるCMシリーズを700シリーズへと刷新。ここでもコンティニュアムコーンが採用された。そして今回、600シリーズにおいてもコンティニュアムコーンを採用。「800」「700」「600」という3つの現行シリーズ全てにコンティニュアム・コーンが採用されることになった。
600シリーズは、1995年に第1世代となるDM600シリーズが登場。新600シリーズはここから数えて第6世代となる。B&Wの現行ラインナップにおいてはエントリーモデルという位置付けだ。
また新600シリーズにおいては、上位機で開発された最新技術を導入しつつ、価格を据え置きにするということが開発における命題だったという。
■800 D3/700に続き、コンティニュアム・コーンを採用
新600シリーズ最大の特徴は、やはりコンティニュアム・コーンの採用だ。その特徴については800 D3シリーズのニュース記事で詳しく説明しているので参照してほしい。
コンティニュアム・コーンはケブラー・コーンと同じく、繊維でできた振動板。ケブラーと同様に音の立ち上がりの速さに優れるが、柔軟性はさらに最適化されており、振動の収束がケブラーに比べて3倍速いという。これにより振動板の分割共振が抑えられ、振動板に固有の音の色付けを排除することができる。
上位モデルでもコンティニュアムコーンは採用されているが、ドライバーユニット自体は600シリーズ専用のものとなる、例えば、700シリーズは上位モデルとしてミッドレンジにもネオジウムマグネットが用いられており、TMD(チューンド・マス・ダンパー)付きのアルミニウム・ダイカストシャーシや、フローティング構造によるユニット取り付けなども採用されている。
■トゥイーターは磁気回路を強化。メッシュの開口率UPも音質に貢献
トゥイーターは、アルミドーム・トゥイーターの周辺部のみを二層とする「デカップルド・ダブル・ドーム・トゥイーター」を従来から引き続き採用するが、駆動部のネオジウムマグネットの磁力を従来のN35からN52へと強化。駆動力を強化した。
澤田氏はダブル・ドーム・トゥイーターの長所について改めて解説。周辺部だけドームを2層とすることで、質量の増加を最小限に抑えつつ、ボイスコイルが駆動するポイントを効率よく強化。ピストンモーション帯域を40kHz近くまで拡大できるという。
トゥイーターユニットとそれを保持するフランジの間には柔軟な素材を用いて“デカップルド”(いわばフローティング)させることで、キャビネットの振動がトゥイーターに悪影響を与えることを回避している。
またトゥイーター前面のメッシュグリルを、より開口率が高いものへと変更。これにより高域の音抜けを大幅に改善したという。
トゥイーター部のメッシュグリルの開口率が音質に大きな影響を与えることは周知の事実だったが、市販品には、高強度かつ高開口率のメッシュが存在しなかったのだという。そこで同社は800 D3において、これら要件を満たすメッシュを自社で開発。昨年の700シリーズに続き、600シリーズにも採用した。澤田氏は、この点においてだけでも従来から大きくサウンドが改善されていると説明していた。
フロア型「603」のウーファーには、165mm口径のペーパー・コーン・ウーファーを採用。穏やかで高域共振がコントロールしやすく、低域レスポンスにも優れているという。
■「ネットワーク回路でコンデンサーをパラ仕様」が“隠し味”に
澤田氏が従来モデルから「地味ながら効果の大きな進化ポイント」として挙げていたのが、クロスオーバーネットワーク回路の改善だ。新600シリーズでは、各モデルのネットワーク回路の全てのコンデンサーに対して、ごく小容量のフィルムコンデンサーをパラレルで配置。これが“隠し味”的な役割を担い、絶妙な音質チューニングに貢献しているのだという。
ネットワーク回路においてコンデンサーをパラレルで用いる手法は、「音が2ウェイになってしまい、たいていは失敗する」と澤田氏。しかしB&Wでは、メインコンデンサーに対して1000分の1程度のごく小容量なコンデンサーをパラレル配置することで、音質チューニングを行う手法を800 D3シリーズで確立したのだという。これが700シリーズに続き、新600シリーズでも採用されるに至った背景だ。
■フロントバスレフからリアバスレフへ変更
従来の600シリーズでは前面に配置されていたバスレフポートを、新600シリーズでは背面へと移した(2世代前は背面バスレフだった)。従来では天吊り用途も考慮して前面バスレフを採用していたが、現実的に天吊りで用いられることは少なかったため、背面バスレフへと戻したとのこと。
また、バスレフポートは700シリーズと同様にターミナルトレイと一体化。これにより筐体の高さも従来よりわずかに低くできたという。
サランネットはマグネットによって脱着できるよう変更されている。スピーカー端子はニッケルメッキで、バイワイヤリングに対応する。
各モデルのスペックは以下の通り。
603の構成は25mmアルミニウム・ドーム・トゥイーター1基、150mmコンティニュアム・コーン・FSTミッドレンジ1基、165mmペーパー・コーン・ウーファー1基の3ウェイバスレフ型。周波数特性は29Hz〜33kHz。能率は88.5dB/2.83Vrm、インピーダンスは8Ω。外形寸法は320W×1,055H×370Dmm、質量約24.5kg。
606の構成は25mmアルミニウム・ドーム・トゥイーター1基、165mmコンティニュアム・コーン・ミッドバス1基の2ウェイバスレフ型。周波数特性は40Hz〜33kHz。能率は88dB/2.83Vrm、インピーダンスは8Ω、推奨アンプ出力は30〜180W。外形寸法は190W×345H×324Dmm、質量約6.75kg。
607の構成は25mmアルミニウム・ドーム・トゥイーター1基、130mmコンティニュアム・コーン・ミッドバス1基の2ウェイバスレフ型。周波数特性は40Hz〜33kHz。能率は88.5dB/2.83Vrm、インピーダンスは6Ω、推奨アンプ出力は30〜180W。外形寸法は165W×300H×231Dmm、質量約4.65kg。
HTM6の構成は25mmアルミニウム・ドーム・トゥイーター1基、130mmコンティニュアム・コーン・ミッドバス2基の2ウェイバスレフ型。周波数特性42Hz〜33kHz。能率は87dB/2.83Vrm、インピーダンスは8Ω。外形寸法は480W×160H×279Dmm、質量約7.65kg。
また、600シリーズには下記のサブウーファー3機種もラインナップされる。9月から順次発売を開始するが、「ASW610XP」のみ発売日未定となる。
・「ASW610XP」150,000円(1本/税抜)
・「ASW610」100,000円(1本/税抜)
・「ASW608」76,000円(1本/税抜)
「ASW610」「ASW608」は、それぞれ従来モデル「ASW610 S2」「ASW608 S2」の後継機。ASW610が250mm、ASW608が200mmのドライバーを搭載する。
パルプとケブラー繊維を混合したペーパー・ケブラー・コーンの採用、出力200WのICE Powerアンプの搭載など、基本的な仕様は従来モデルとほぼ同一。カラーバリエーションには、新しくマット・ブラック/マット・ホワイトの2色が用意されている。
「ASW610XP」はドライバー口径250mmで、アンプ出力が500Wまで強化された最もパワフルな上位モデルとなっている。
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