RoonやOpenHomeにも対応
トップウイング、米SONORE取扱開始。USB-DACをネットワーク化する「ultraRendu」など
トップウイングサイバーサウンドグループは、米オーディオブランド「SONORE(ソノーレ)」の日本における代理店業務を開始。同ブランドのネットワークトランスポート「ultraRendu」と、USB入力をS/PDIFやI2Sへ変換するD/Dコンバーター「ultraDigital」を5月中旬より発売する。価格は後日発表される。
SONOREは、「数年前に設立された若い会社ながら、コンピューターオーディオ分野に格段の強みを持つハイテク企業」とのこと。
同ブランドの製品の中でも、USB-DACをネットワークオーディオ機器として使えるようにする「Rendu」シリーズは、高い評価と人気を得ているという。
「ultraRendu」はその最新モデルであり、いわゆる「ネットワークトランスポート」にも分類できる製品。手のひらサイズの筐体にLAN入力、USB出力(USB-A端子)を備えており、それぞれをホームネットワークおよびUSB-DACへ接続することで、USB-DACをネットワークプレーヤーのように扱える。
同社が開発した独自のオーディオ専用OS「Sonicorbiter」を搭載。MacやWindows PCから直接USB-DACに接続した場合と比較して、優位性を備えると説明されている。
ネットワーク再生については、DLNA(OpenHome)に加えて、Roon Readyにも対応。NASに保存した音源をネットワーク経由で再生したり、Roon(Core)の音源をRoon Ready機器としてネットワーク経由で再生することができる。
その他、MPD/DLNA、Squeezelite、Spotify Connect、SongCast、HQ Playerなどの再生方式にも対応する。
再生スペックは最大でPCM 768kHz、DSD512に対応する。MQA音源についても、DAC側がMQAレンダラーおよびデコーダーに対応していれば利用できる。
また、本機を使うメリットとして、DSDをDoPではなくASIO的に使うことができ、DSD再生のスペック上の上限がPCMの対応サンプルレートに左右されなくなると紹介されている(MacをUSB-DACと組み合わせる場合、DSDはDoPを使って再生するため、11.2MHz DSD対応DACであっても、同時にPCM 784kHzに対応していないと、11.2MHz DSDが再生できない)。
日本では、独自のバンドルセット(ローノイズ電源アダプター「iFi iPower 9v」、その他ネットワーク関連製品とのバンドル)で発売を実施する予定。販売形態・価格など詳細は決まり次第アナウンスされる。
ultraDigitalは、USB入力、S/PDIF同軸出力、I2S出力を備えたD/Dコンバーター。あえて専用ドライバーは用意しておらず、USBオーディオクラス2.0の標準ドライバー準拠となっている。そのため対応OSは、Windows 10-1709以降(OS標準ドライバー)、Mac OSX 10.6.8以降、Sonicorbiter OS(上述の独自開発OS)となっている。従って、上述のultraRenduや、今後登場予定の同社製品との組み合わせが想定されていると言える。
S/PDIF出力は規格上限の192kHz/24bitまで対応。I2S出力については「USBからI2Sへ変換できるD/Dコンバーターはほとんど存在しなかった」とのこと。同じトップウイングが取り扱うXIAudio「SagraDAC」、M2TECH「Evo DAC Two Plus」のようなI2S入力を備えた製品との組み合わせも可能で、これらDACの上限である384kHz PCMやDSD256も再生できる。
また、「HDMI接続を用いたI2S方式は、DACによってHDMIアサインの仕様がバラバラに分かれてしまい、比較的多数派であるPS Audio準拠の方式のほかにも、Holo Audio・L.K.S.・Wyred4Sound・JAVSなど多数の規格が存在するが、本機は内部基盤のスイッチを切り替えることにより、各種DACに対応させることができる」と案内されている。
なお、4月27日・28日に開催されるフジヤエービック主催「春のヘッドフォン祭」において、トップウイングは27日11時30分から新製品発表会を開催。SONOREの製品についも詳細を発表する。
また、同じ27日には『LAN-USBオーディオブリッジ Sonore徹底解説』と題したイベントを同会場で13時30分から実施、ultraRenduを徹底解説する。また、従来のメタル線によるLAN接続と、光ケーブルを用いたオプティカルLAN接続の比較も行う。
SONOREは、「数年前に設立された若い会社ながら、コンピューターオーディオ分野に格段の強みを持つハイテク企業」とのこと。
同ブランドの製品の中でも、USB-DACをネットワークオーディオ機器として使えるようにする「Rendu」シリーズは、高い評価と人気を得ているという。
「ultraRendu」はその最新モデルであり、いわゆる「ネットワークトランスポート」にも分類できる製品。手のひらサイズの筐体にLAN入力、USB出力(USB-A端子)を備えており、それぞれをホームネットワークおよびUSB-DACへ接続することで、USB-DACをネットワークプレーヤーのように扱える。
同社が開発した独自のオーディオ専用OS「Sonicorbiter」を搭載。MacやWindows PCから直接USB-DACに接続した場合と比較して、優位性を備えると説明されている。
ネットワーク再生については、DLNA(OpenHome)に加えて、Roon Readyにも対応。NASに保存した音源をネットワーク経由で再生したり、Roon(Core)の音源をRoon Ready機器としてネットワーク経由で再生することができる。
その他、MPD/DLNA、Squeezelite、Spotify Connect、SongCast、HQ Playerなどの再生方式にも対応する。
再生スペックは最大でPCM 768kHz、DSD512に対応する。MQA音源についても、DAC側がMQAレンダラーおよびデコーダーに対応していれば利用できる。
また、本機を使うメリットとして、DSDをDoPではなくASIO的に使うことができ、DSD再生のスペック上の上限がPCMの対応サンプルレートに左右されなくなると紹介されている(MacをUSB-DACと組み合わせる場合、DSDはDoPを使って再生するため、11.2MHz DSD対応DACであっても、同時にPCM 784kHzに対応していないと、11.2MHz DSDが再生できない)。
日本では、独自のバンドルセット(ローノイズ電源アダプター「iFi iPower 9v」、その他ネットワーク関連製品とのバンドル)で発売を実施する予定。販売形態・価格など詳細は決まり次第アナウンスされる。
ultraDigitalは、USB入力、S/PDIF同軸出力、I2S出力を備えたD/Dコンバーター。あえて専用ドライバーは用意しておらず、USBオーディオクラス2.0の標準ドライバー準拠となっている。そのため対応OSは、Windows 10-1709以降(OS標準ドライバー)、Mac OSX 10.6.8以降、Sonicorbiter OS(上述の独自開発OS)となっている。従って、上述のultraRenduや、今後登場予定の同社製品との組み合わせが想定されていると言える。
S/PDIF出力は規格上限の192kHz/24bitまで対応。I2S出力については「USBからI2Sへ変換できるD/Dコンバーターはほとんど存在しなかった」とのこと。同じトップウイングが取り扱うXIAudio「SagraDAC」、M2TECH「Evo DAC Two Plus」のようなI2S入力を備えた製品との組み合わせも可能で、これらDACの上限である384kHz PCMやDSD256も再生できる。
また、「HDMI接続を用いたI2S方式は、DACによってHDMIアサインの仕様がバラバラに分かれてしまい、比較的多数派であるPS Audio準拠の方式のほかにも、Holo Audio・L.K.S.・Wyred4Sound・JAVSなど多数の規格が存在するが、本機は内部基盤のスイッチを切り替えることにより、各種DACに対応させることができる」と案内されている。
なお、4月27日・28日に開催されるフジヤエービック主催「春のヘッドフォン祭」において、トップウイングは27日11時30分から新製品発表会を開催。SONOREの製品についも詳細を発表する。
また、同じ27日には『LAN-USBオーディオブリッジ Sonore徹底解説』と題したイベントを同会場で13時30分から実施、ultraRenduを徹底解説する。また、従来のメタル線によるLAN接続と、光ケーブルを用いたオプティカルLAN接続の比較も行う。
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