ガンズアンドローゼス/リンゴスターコラボも
Pro-Ject、選別品モーター採用の上位レコードプレーヤー「XTENSION12RS」。オルトフォン製アーム搭載
D&Mホールディングスは、同社が取り扱うPro-Jectのターンテーブル「XTENSION12RS」を9月に発売する。価格は700,000円(税抜・予価)。
同ブランドの中核シリーズ「X-LINE」の最上位機種に位置づけられるモデルで、日本発売にあたっては、特別仕様として、長年協力関係にあるオルトフォンのトーンアーム「RS-309D」を搭載。RS-309Dは、12インチ(有効長:311mm/SPU仕様時315mm)のダイナミックバランス型・ロングトーンアームとなる。オーバーハングは15mmで、針圧調整範囲は0-5g、対応カートリッジ重量はシェル込で18-40gとなっている。また質量は731g。本国ではストレート型トーンアームが採用されているが、日本ではカートリッジ変更の需要も踏まえ、本来オプションとなっているRS-309Dを標準搭載したという。
駆動方式はベルトドライブで、モーターには超低ノイズシンクロナスACモーターを搭載する。このモーターは、多くのレコードプレーヤー・ブランドへ供給しているというトップグレードのもので、本機に搭載されたのはその中からさらに上位20%の選別品となる。回転数は33/45(電子制御スイッチ)に対応し、プーリーの掛替を行うことで78回転に対応する。
内蔵型のスピードボックスには、同社の特徴の1つである、電源をDC入力し、内部でACへ変換する「パワージェネレーター」を用いたクリーン電源回路を搭載する。今作ではさらにクオーツ・ロックも搭載することで、さらに精度を高めたとする。±2回転のピッチコントロールも可能。
プラッターには、自社工場でダイヤモンド切削を行い高精度に製造された重量級アルミニウム・プラッターを採用した。直径は300mmで、質量は5.7kg。ベアリングにはインバーテッド・ステンレスとセラミックボールの軸受が用いられる。またネオジウムマグネットの反発を利用してプラッターの実質的な重量を1/3程度に抑制し、ベアリングへの負荷を低減する。プーリーも同様に、ダイヤモンド切削によって製造される。
シャーシはハイグロス仕上げ。素材には金属の顆粒を含有するという特殊なMDFを採用し、同社の特徴であるソリッドな筐体を継承している。また筐体を支えるフット部には「マグネットフローティング機構」を搭載し、4点支持を採用する。制振効果によって高音質を図っただけでなく、フローティング構造によって適度な“あそび”が確保され設置時の調整も容易だという。
外径寸法は550W×250H×450Dmmで、質量は22.0kg。ワウフラッターは最大±0.01%で、回転偏差は±0.09%となる。またS/Nは73dB。付属品として、透明なダストカバー、電源アダプター、針圧計、専用レコードクランパー、ヘッドシェルが付属。出力はDINコネクターを採用する。
また特別色モデルとして、突き板仕上げの「ウォールナット・バラン」も検討中とのことだった。
■「Guns N' Roses」「Ringo Starr」コラボモデルも
アーティスト・コレクションから、Guns N' Roses(ガンズ・アンド・ローゼス)、Ringo Starr(リンゴ・スター)、それぞれのコラボモデルが8月に発売される。ともに価格は69,000円(税抜)。
ベースモデルには「ESSENTIAL3」(関連ニュース)を採用。エントリークラスとなるレコードプレーヤーで、ダイヤモンド・カット仕上げのアルミニウム製プーリー、MDF製シャーシなどを搭載する。
ガンズ・アンド・ローゼスのコラボモデルには、同社初という、アートワークを直接印刷したアクリル・プラッターを搭載。一方のリンゴ・スターモデルは、同氏とオールスターバンドの30周年を記念したモデルとなっており、シャーシ本体には本人デザインのアートワークがプリントされる。またプラッターはアクリル製。
トーンアームには、ベースモデル同様に8.6インチのアルミ製トーンアームを搭載。オルトフォン製のMMカートリッジ「OM10」が装着された状態で出荷される。RCAフォノケーブル、ダストカバーも付属している。
どちらのモデルも基本仕様は同様で、33回転/45回転に対応。回転偏差は0.70%(33回転)/0.60%(45回転)、ワウフラッターは0.21%(33回転)/0.19%(45回転)。プラッター径は300mm、トーンアームのオーバーハングは22.0mm、適合カートリッジ自重は3.0-5.5g。外形寸法は420W×112H×330Dmm、質量は5.0kg。
同ブランドの中核シリーズ「X-LINE」の最上位機種に位置づけられるモデルで、日本発売にあたっては、特別仕様として、長年協力関係にあるオルトフォンのトーンアーム「RS-309D」を搭載。RS-309Dは、12インチ(有効長:311mm/SPU仕様時315mm)のダイナミックバランス型・ロングトーンアームとなる。オーバーハングは15mmで、針圧調整範囲は0-5g、対応カートリッジ重量はシェル込で18-40gとなっている。また質量は731g。本国ではストレート型トーンアームが採用されているが、日本ではカートリッジ変更の需要も踏まえ、本来オプションとなっているRS-309Dを標準搭載したという。
駆動方式はベルトドライブで、モーターには超低ノイズシンクロナスACモーターを搭載する。このモーターは、多くのレコードプレーヤー・ブランドへ供給しているというトップグレードのもので、本機に搭載されたのはその中からさらに上位20%の選別品となる。回転数は33/45(電子制御スイッチ)に対応し、プーリーの掛替を行うことで78回転に対応する。
内蔵型のスピードボックスには、同社の特徴の1つである、電源をDC入力し、内部でACへ変換する「パワージェネレーター」を用いたクリーン電源回路を搭載する。今作ではさらにクオーツ・ロックも搭載することで、さらに精度を高めたとする。±2回転のピッチコントロールも可能。
プラッターには、自社工場でダイヤモンド切削を行い高精度に製造された重量級アルミニウム・プラッターを採用した。直径は300mmで、質量は5.7kg。ベアリングにはインバーテッド・ステンレスとセラミックボールの軸受が用いられる。またネオジウムマグネットの反発を利用してプラッターの実質的な重量を1/3程度に抑制し、ベアリングへの負荷を低減する。プーリーも同様に、ダイヤモンド切削によって製造される。
シャーシはハイグロス仕上げ。素材には金属の顆粒を含有するという特殊なMDFを採用し、同社の特徴であるソリッドな筐体を継承している。また筐体を支えるフット部には「マグネットフローティング機構」を搭載し、4点支持を採用する。制振効果によって高音質を図っただけでなく、フローティング構造によって適度な“あそび”が確保され設置時の調整も容易だという。
外径寸法は550W×250H×450Dmmで、質量は22.0kg。ワウフラッターは最大±0.01%で、回転偏差は±0.09%となる。またS/Nは73dB。付属品として、透明なダストカバー、電源アダプター、針圧計、専用レコードクランパー、ヘッドシェルが付属。出力はDINコネクターを採用する。
また特別色モデルとして、突き板仕上げの「ウォールナット・バラン」も検討中とのことだった。
■「Guns N' Roses」「Ringo Starr」コラボモデルも
アーティスト・コレクションから、Guns N' Roses(ガンズ・アンド・ローゼス)、Ringo Starr(リンゴ・スター)、それぞれのコラボモデルが8月に発売される。ともに価格は69,000円(税抜)。
ベースモデルには「ESSENTIAL3」(関連ニュース)を採用。エントリークラスとなるレコードプレーヤーで、ダイヤモンド・カット仕上げのアルミニウム製プーリー、MDF製シャーシなどを搭載する。
ガンズ・アンド・ローゼスのコラボモデルには、同社初という、アートワークを直接印刷したアクリル・プラッターを搭載。一方のリンゴ・スターモデルは、同氏とオールスターバンドの30周年を記念したモデルとなっており、シャーシ本体には本人デザインのアートワークがプリントされる。またプラッターはアクリル製。
トーンアームには、ベースモデル同様に8.6インチのアルミ製トーンアームを搭載。オルトフォン製のMMカートリッジ「OM10」が装着された状態で出荷される。RCAフォノケーブル、ダストカバーも付属している。
どちらのモデルも基本仕様は同様で、33回転/45回転に対応。回転偏差は0.70%(33回転)/0.60%(45回転)、ワウフラッターは0.21%(33回転)/0.19%(45回転)。プラッター径は300mm、トーンアームのオーバーハングは22.0mm、適合カートリッジ自重は3.0-5.5g。外形寸法は420W×112H×330Dmm、質量は5.0kg。
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