クオリティアップに活用

<香港オーディオショウ>高いアクセサリー需要、好評の日本製ケーブルブースをレポ

公開日 2019/08/22 18:40 季刊AudioAccessory編集部
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香港のディストリビューター、Labkable ProShop(ラブケーブル・プロショップ)は、日本のアコースティック・リヴァイブやティグロンのケーブルの代理店、ほかにも台湾のアナログメーカー、ティエン・オーディオやテロス・オーディオ・デザインなど日本でも馴染みの深い製品を取り扱っている。プロ向けのケーブルにも力を入れており、スイスのゴッサム・ケーブルもスタジオユースなどに評価が高いという。Labkableのピーター氏は日本語も流暢で、「クオリティアップのためにケーブルやアクセサリー類を活用する人が大勢います」と香港市場の活気を語ってくれた。

Labkable ProShopはティグロンなど日本製アクセサリーの輸入代理店を担当している

ティグロンは特に電源ケーブル、スピーカーケーブルの評価が高く、今年発売になったばかりの電源ケーブルの「TPL-2000A」も好評を得ている。アコースティック・リヴァイブはケーブルはもちろんだが、消磁器など周辺アイテムがいまもロングセラーを続けているという。

ティグロンのTPL-2000Aも人気が高い

テロスからは電源やUSBの空き端子に挿入することで音質向上を実現するアイテムが新登場。「Macro Q」はUSB TypeA端子を搭載しており、サイズはUSBメモリ程度。パソコンなどの空きUSBに挿入することで、同社独自のメカニズムでノイズを低減することができるという。挿入時には赤いランプが光る。電磁波吸収シートQDPも3種類のサイズをラインナップしており、リスニングユースはもちろん、スタジオなどでも評価が高い。

Macro Qを挿入すると赤いランプが光る

ゴッサムケーブルからはCEOのフランツ・アマン氏もショウに来場。ジョークを飛ばしながら来場者とオーディオ談義に花を咲かせつつ、同社の切り売りケーブルをアピール。ロールに巻かれた切り売りのスピーカーケーブルは、長さを伝えればその場で裁断して購入ができる。イベント特価ということもあり購入者が引きも切らない様子を見せていた。

ゴッサムケーブルのCEOフランツ・アマン氏

切り売り電源ケーブル85055を1mで160香港ドルで販売中!

また、日本にはまだ導入されていないが、台湾のデスクトップサイズのオーディオ機器を開発するKECESのディストリビューションも行なっている。DACやパワーアンプの他にも、特に強化電源に強みを持つブランドということだ。日本への展開も考えたいと意欲を語ってくれた。

KECESのDAC/ヘッドフォンアンプのS3は1300ドル程度

電磁波吸収シートも話題

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