様々な角度から新製品の音質を聴ける
<2019TIAS>テクニクス 初のSACDプレーヤーと新イヤホン登場/ラックスマン「D-10X/D-03X」で多様なデモ試聴
本日11月22日から11月24日までの3日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムにて「2019東京インターナショナルオーディオショウ」が開催される。本稿ではTechnics(テクニクス)/ラックスマンブースの模様をお伝えする。
■Technics(テクニクス)
ホールD1にブースを構えるテクニクスは、8月23日発売のネットワーク/SACDプレーヤー「SL-G700」を中心に、同社製品の展示/試聴会を行っている。
テクニクスブランドはもちろん、パナソニックとしても初めてのSACD再生機となるSL-G700は、384kHz/32bitまでのWAV/AIFF、384kHz/24bitまでのFLAC/ALAC、11.2MHzまでのDSDなどハイレゾ音源の再生、MQAのフルデコード再生、ネットワーク再生など幅広いコンテンツを高音質で楽しめる、マルチメディアなプレーヤーでもある。
もちろん音質面でも、DACはAKM「AK4497」のデュアルモノラル構成とし、用途ごとに分割供給する電源、各所に施した低ノイズ化の設計など、高音質化の基本を抑えており、加えてディスク再生時には必要な回路ブロック以外の電源を落としてノイズをシャットアウトする「Pure Disc Playback」モード、ヘッドホン再生時のD/A変換専用に搭載したLSI「JENO Engine」など、独自の要素も盛り込んでいる。
1日に数回予定されている試聴会にも、ブランドを代表するターンテーブル「SL-1000R」等と共にセッティング。評論家の解説の下、同じ音源をアナログ/デジタルで聴き比べるなど、様々なかたちで音質を実感できるプログラムが用意されている。
また、11月15日より販売を開始したイヤホン「EAH-TZ700」も出展。イヤホンとしては初の試みとなる、「磁性流体」を用いた新開発10mmダイナミックドライバーを搭載し、これまでのイヤホンを上回る低歪と超低域の再現性を実現したというモデルだ。
チタンとマグネシウムを組み合わせた高剛性のハウジングは、コンパクトなデザインにまとめて装着感にも配慮。12万円(税抜)の高級モデルながら、「すでに多くの問い合わせを受けている」と担当者は話していた。
■ラックスマン
4階 G408に出展するラックスマンは、自社ブランドのプレーヤー/アンプやFOCALブランドのスピーカーによる試聴会を催している。
注目の出展製品は、今月発表したフラグシップSACD/CDプレーヤー「D-10X」、およびCDプレーヤー「D-03X」。どちらも今年12月下旬発売予定で、関東の大規模イベントには初めての出展だ。
D-10XはROHM社製オーディオ用DAC「MUS-IC BD34301EKV」を2基、世界で初めて採用した120万円のモデル(2019年11月時点)。強固なボックス構造「LxDTM-i」や、フルバランスのアンプ回路技術「ODNF-u」等、最新の独自要素を豊富に盛り込んでいる。
D-03Xは26.8万円のMQAフルデコードに対応したCDプレーヤーで、テキサス・インスツルメンツのDAC「PCM1795」のデュアル構成や、メカニズム全体を包む強固なシャーシを採用。同社の新たなベーシックモデルに位置づけられている。
この2モデルと共に、独自のトランス式アッテネーター「LECUTA」を採用する今年4月発売の真空管プリアンプ「CL-1000」、アナログプレーヤー「PD-171A」「PD-151」、ペア1,500万円となるFOCALのハイエンドスピーカー「Stella Utopia EM Evo」といった複数の製品が用意されている。また恒例の試聴デモも大人気。時間ごとに組み合わせを変えながら、評論家の解説の下で注目製品を実力を体験できる
■Technics(テクニクス)
ホールD1にブースを構えるテクニクスは、8月23日発売のネットワーク/SACDプレーヤー「SL-G700」を中心に、同社製品の展示/試聴会を行っている。
テクニクスブランドはもちろん、パナソニックとしても初めてのSACD再生機となるSL-G700は、384kHz/32bitまでのWAV/AIFF、384kHz/24bitまでのFLAC/ALAC、11.2MHzまでのDSDなどハイレゾ音源の再生、MQAのフルデコード再生、ネットワーク再生など幅広いコンテンツを高音質で楽しめる、マルチメディアなプレーヤーでもある。
もちろん音質面でも、DACはAKM「AK4497」のデュアルモノラル構成とし、用途ごとに分割供給する電源、各所に施した低ノイズ化の設計など、高音質化の基本を抑えており、加えてディスク再生時には必要な回路ブロック以外の電源を落としてノイズをシャットアウトする「Pure Disc Playback」モード、ヘッドホン再生時のD/A変換専用に搭載したLSI「JENO Engine」など、独自の要素も盛り込んでいる。
1日に数回予定されている試聴会にも、ブランドを代表するターンテーブル「SL-1000R」等と共にセッティング。評論家の解説の下、同じ音源をアナログ/デジタルで聴き比べるなど、様々なかたちで音質を実感できるプログラムが用意されている。
また、11月15日より販売を開始したイヤホン「EAH-TZ700」も出展。イヤホンとしては初の試みとなる、「磁性流体」を用いた新開発10mmダイナミックドライバーを搭載し、これまでのイヤホンを上回る低歪と超低域の再現性を実現したというモデルだ。
チタンとマグネシウムを組み合わせた高剛性のハウジングは、コンパクトなデザインにまとめて装着感にも配慮。12万円(税抜)の高級モデルながら、「すでに多くの問い合わせを受けている」と担当者は話していた。
■ラックスマン
4階 G408に出展するラックスマンは、自社ブランドのプレーヤー/アンプやFOCALブランドのスピーカーによる試聴会を催している。
注目の出展製品は、今月発表したフラグシップSACD/CDプレーヤー「D-10X」、およびCDプレーヤー「D-03X」。どちらも今年12月下旬発売予定で、関東の大規模イベントには初めての出展だ。
D-10XはROHM社製オーディオ用DAC「MUS-IC BD34301EKV」を2基、世界で初めて採用した120万円のモデル(2019年11月時点)。強固なボックス構造「LxDTM-i」や、フルバランスのアンプ回路技術「ODNF-u」等、最新の独自要素を豊富に盛り込んでいる。
D-03Xは26.8万円のMQAフルデコードに対応したCDプレーヤーで、テキサス・インスツルメンツのDAC「PCM1795」のデュアル構成や、メカニズム全体を包む強固なシャーシを採用。同社の新たなベーシックモデルに位置づけられている。
この2モデルと共に、独自のトランス式アッテネーター「LECUTA」を採用する今年4月発売の真空管プリアンプ「CL-1000」、アナログプレーヤー「PD-171A」「PD-151」、ペア1,500万円となるFOCALのハイエンドスピーカー「Stella Utopia EM Evo」といった複数の製品が用意されている。また恒例の試聴デモも大人気。時間ごとに組み合わせを変えながら、評論家の解説の下で注目製品を実力を体験できる