SFPポート搭載

SONORE、光LAN対応の旗艦ネットワークトランスポート「Signature Rendu SE optical」を発表

公開日 2020/11/25 13:49 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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SONOREは、光ファイバーネットワークにも対応するフラッグシップネットワークトランスポート「Signature Rendu SE optical」を発表した。価格は580,000円(税抜)、11月25日より受注受付開始。取り扱いはトップウイング/ENZO j-Fi LLC.。

SONORE「Signature Rendu SE optical」

「Signature Rendu SE optical」は、SONOREが展開する独自OS Sonicorbiterを搭載するネットワークトランスポートの最上位モデルとなる。入力はSFPポートを1系統、出力はUSB Audio Class2.0対応のtypeA端子を搭載する。RJ45端子は搭載しない。

Signature Rendu SE opticalのリアパネル。SFPポート1系統、USB typeA1系統と、OSを書き込んだSDカードを挿入するSDカードスロットを搭載する

付属として1000BASE-SX対応のSFPモジュールと、1000BASE-T対応のSFP-RJ45モジュールが同梱される。光ファイバーケーブルは付属しない。

対応フォーマットは、PCM44.1kHz〜768kHz、DSDは2.8MHz〜22.5MHz(Native、DoPに対応)。対応ネットワークプロトコルは、DLNA/OpenHome、Roon RAAT、Spotify Connect、HQPlayer NAA、MPD、Squeezelite、SongCastとなっている。

接続方法は、オーディオ専用NASとハブ等を介してネットワークで接続、USB typeAからUSB-DAC等に出力する。NASから音源を読み出し、USB-DACに送り出すネットワークトランスポートの役割を果たす。この機能を同社はNAR(ネットワーク・アタッチト・レシーバー)と呼んでいる。

Signature Rendu SE opticalの基本接続方法

電源には、日本仕様の特注のEIコアトランス、大容量のMundorfコンデンサを用いたリニア電源を搭載。電源容量に対して3倍の容量のMundorfコンデンサを搭載することで、安定的な動作を確保しながら電源ノイズの低減させている。

メイン基板は、11個の高品質超低ノイズのレギュレーター、2つの単一周波数超低ジッターFemtoクロックを採用。余裕を持った筐体サイズにすることで、内部のパーツ配置に自由度を持たせ、基板配置やワイヤリングなどにも万全の配慮を施している。

サイズは320W×268D×68Hmm、質量は4.7kg。消費電力は25W。フロントパネルは極厚鏡面仕上げのアルミニウム、筐体はスチールとなっている。

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