デジタル・アナログ完全セパレート向け

AKM、S/Nを高めた新フラグシップDAC「AK4499EX」。“最高クラスのアナログ特性”を実現

公開日 2022/04/20 14:10 編集部:平山洸太
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旭化成エレクトロニクス(AKM)は、「VELVET SOUND」ブランドのフラグシップDAC “VERITA”「AK4499EX」を発表。2022年第2四半期からサンプル出荷開始する。量産品については、2022年第3四半期に販売開始を予定する。

「AK4499EX」

2019年に発表された「AK4499」をデジタル・アナログ完全セパレートソリューション向けに新設計したハイファイオーディオ向けDAC。製造プロセスに起因するノイズを抑制する新技術「DWA ROUTINGテクノロジー」により、AK4499を超えるアナログ特性を実現している。S/Nは135dB、THDは-124dB。

デジタル・アナログ完全セパレートソリューションを採用

最新の高音質設計技術に基づいて設計を見直すことで、聴感上のS/N感についてもあらゆる方向から進化。微細な情報まですべてを余すことなく再現し、「まるでそこにいるかのような音」を実現したと説明している。

また、非同期動作モードにより、デジタル部とアナログ部のクロックを完全に分離することもできる。AK4191とあわせて使用することで、低ジッタクロックを用いた高精度なDA変換が可能。これにより、PCM 1536kHz/64bit、DSD 44.8MHzの超ハイレゾ音源の再生にも対応する。

初披露はミュンヘン・ハイエンド(HIGH END munich2022)で行われる予定だ。

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