9月以降にはサンプルの出荷も本格化
<HIGH END>AKMのフラグシップDACチップ「AK4499EX」披露、サウンドも体験
旭化成エレクトロニクスは、ミュンヘン・ハイエンドにて、既発表のフラグシップDACチップ「AK4499EX」の評価ボードを公開、グローバルの顧客に向けそのサウンドをアピールした。
「AK4499EX」は、デジタルとアナログを分離した2チップ構成であることが特徴。開発を担当した佐藤氏は、「デジタルとアナログを分離することで、スペックだけでは図りきれないところでも音質クオリティに関わってくるのです」と説明する。
デモンストレーションルームでは、ケンブリッジオーディオのメモリ再生プレーヤー「CXN」にDENONのアンプ、KEFのスピーカーを組み合わせ、既存のD/Aコンバーターと「AK4499EX」の聴き比べができるようになっていた。
実際に音を聴いてみると、シャープでエモーショナルな音というのが第一印象。だが決して冷たくはならず、立ち上がりも鋭く音楽を豊かに聴かせてくれる。
佐藤氏は「今回のものはあくまで評価ボードであり、ここからお客さんが自由に音作りを組み立てていけることが重要だ」と語る。コンデンサなどもあえてスピード感や色付けのなさを重視して小さめのものを選び、パワー感のある低域が欲しい場合は大きめのコンデンサにすることで対応できるなど、自由度の高さも大きなポイントとなっているという。
AK4499EXが発表されて以来、世界中から多くの反響が届いているそうだ。中国のロックダウンでパーツが揃わない問題などもあるというが、9月以降にはサンプルの出荷も本格化する予定としている。
今年はAK4499EXを筆頭に、「AK4493S」「AK4490R」などのセールスに注力するとしており、そこで得た反響などを踏まえて、今後もオーディオ系のラインアップを強化していくと力強く語ってくれた。
「AK4499EX」は、デジタルとアナログを分離した2チップ構成であることが特徴。開発を担当した佐藤氏は、「デジタルとアナログを分離することで、スペックだけでは図りきれないところでも音質クオリティに関わってくるのです」と説明する。
デモンストレーションルームでは、ケンブリッジオーディオのメモリ再生プレーヤー「CXN」にDENONのアンプ、KEFのスピーカーを組み合わせ、既存のD/Aコンバーターと「AK4499EX」の聴き比べができるようになっていた。
実際に音を聴いてみると、シャープでエモーショナルな音というのが第一印象。だが決して冷たくはならず、立ち上がりも鋭く音楽を豊かに聴かせてくれる。
佐藤氏は「今回のものはあくまで評価ボードであり、ここからお客さんが自由に音作りを組み立てていけることが重要だ」と語る。コンデンサなどもあえてスピード感や色付けのなさを重視して小さめのものを選び、パワー感のある低域が欲しい場合は大きめのコンデンサにすることで対応できるなど、自由度の高さも大きなポイントとなっているという。
AK4499EXが発表されて以来、世界中から多くの反響が届いているそうだ。中国のロックダウンでパーツが揃わない問題などもあるというが、9月以降にはサンプルの出荷も本格化する予定としている。
今年はAK4499EXを筆頭に、「AK4493S」「AK4490R」などのセールスに注力するとしており、そこで得た反響などを踏まえて、今後もオーディオ系のラインアップを強化していくと力強く語ってくれた。
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