estelonの「EXTREME MKII」も登場
<HIGH END>DALIが最上位「KORE」/DYNAUDIOアクティブSP「FOCUS」刷新/FYNE AUDIOヴィンテージシリーズ初公開
ドイツ・ミュンヘンで開催されているハイエンドオーディオの祭典・ミュンヘン・ハイエンド。ここでは、DALIのフラグシップスピーカー「KORE」、DYNAUDIOのアクティブスピーカー「FOCUS」シリーズ、FYNE AUDIOの「ヴィンテージ」&「クラシック」シリーズ、エステロンなどを紹介する。
【DALI】
デンマークのスピーカーブランドDALIは、フラグシップとなるフロアスタンディング型スピーカー「KORE」をミュンヘン・ハイエンドにて発表した。日本国内での展開も予定されており、価格は1,100万円程度が想定される。
KOREの大きな特徴のひとつが、新たに開発されたドライバーユニット「SMC Gen-2」(ソフト・マグネティック・コンパウンド)で、2つのボイスコイルを使ってノンリニアかつ信号ロスで動かすよう設計しているという。SMCはウーファー並びにミッドレンジに採用されている。
またトゥイーターは「EVO-K」で、ハイブリッドトゥイーターとなっており、35mmドームとリボントゥイーターで構成される。ミッドレンジはウッドファイバーコーンによる7インチドライバー。ウーファーは11.5インチを2発上下に搭載する。またネットワークやキャビネットなどにも最新のDALIの技術が搭載されているという。
発表会では「歪みを減らすことで、人間の耳に心地よく、またアグレッシブに音楽が聴こえることを重視して設計した」と語っており、リビングルームなどで「“live around it”=スピーカーと一緒に生きてほしい」と強調していた。
デモで再生されたニール・ヤングの「Out On the Weekend」などでは、ギターの最初の一音からニール・ヤングの特徴が伝わるディテールの豊かさが特徴と感じた。音源は決してハイファイなレコーディングではないのだが、極めてナチュラルな質感と、音楽の豊穣さを聴かせてくれるスピーカーと感じられた。
【DYNAUDIO】
DYNAUDIOは、ワイヤレスアクティブスピーカーのFOCUSシリーズを刷新し、ブックシェルフ型の「FOCUS 10」、フロア型の「FOCUS 30」「FOCUS 50」を発表した。
新しいFOCUSシリーズは、Wi-FiとBluetoothに加え、ワイヤレス伝送規格WiSAにも対応。さらに音響補正システム「Dirac Live」も活用できるという。そのほか、Roon ReadyやUPnP、Spotify Connect、TIDAL Connect等にも対応する。
左右スピーカーの接続ケーブルも不要なため、電源ケーブル1本のみで様々な再生が実現できる。またグリルも「スマートグリル」と説明され、このグリルによって部屋のシステムに最適なEQを調整できるという。なお、背面端子を見ると、ネットワーク入力のほかに、RCA入力や光デジタル入力なども搭載している。
FOCUS 50のアンプは、ウーファーとミッドレンジがそれぞれ280W、トゥイーターは110Wとなっており、デモンストレーションにおいても、非常にパワフルかつDYNAUDIOらしい繊細なサウンドを奏でていた。
【FYNE AUDIO】
FYNE AUDIOは、新たに「ヴィンテージシリーズ」と「クラシックシリーズ」を発表。いずれもウォルナットの木目の質感を生かしたデザインとなっている。
「クラシックシリーズ」からは「Classic X」「Classic XII」の2モデル、「ヴィンテージシリーズ」からは「Vintage Ten」「Vintage Twelve」「Vintage Fifteen」の合計5モデルが展開されていた。
【estelon】
エステロンは、新たに4ウェイフロア型スピーカー「EXTREME MKII」を発表。CLASSEのアンプと組み合わせてデモンストレーションを行っていた。
EXTREME MKIIはエステロンらしい曲線を多用したデザインとなっており、250mmウーファーが側面に2つ、ミッドウーファー、ミッドレンジ、トゥイーターがそれぞれ正面に取り付けられた構造となっている。カラーは写真のミッドナイトオペラ(レッド)のほか、ブロンズロイヤル(イエロー)、ルナエクリプス(グレー)、ノルディックエメラルド(グリーン)の4種類をラインアップする。
【DALI】
デンマークのスピーカーブランドDALIは、フラグシップとなるフロアスタンディング型スピーカー「KORE」をミュンヘン・ハイエンドにて発表した。日本国内での展開も予定されており、価格は1,100万円程度が想定される。
KOREの大きな特徴のひとつが、新たに開発されたドライバーユニット「SMC Gen-2」(ソフト・マグネティック・コンパウンド)で、2つのボイスコイルを使ってノンリニアかつ信号ロスで動かすよう設計しているという。SMCはウーファー並びにミッドレンジに採用されている。
またトゥイーターは「EVO-K」で、ハイブリッドトゥイーターとなっており、35mmドームとリボントゥイーターで構成される。ミッドレンジはウッドファイバーコーンによる7インチドライバー。ウーファーは11.5インチを2発上下に搭載する。またネットワークやキャビネットなどにも最新のDALIの技術が搭載されているという。
発表会では「歪みを減らすことで、人間の耳に心地よく、またアグレッシブに音楽が聴こえることを重視して設計した」と語っており、リビングルームなどで「“live around it”=スピーカーと一緒に生きてほしい」と強調していた。
デモで再生されたニール・ヤングの「Out On the Weekend」などでは、ギターの最初の一音からニール・ヤングの特徴が伝わるディテールの豊かさが特徴と感じた。音源は決してハイファイなレコーディングではないのだが、極めてナチュラルな質感と、音楽の豊穣さを聴かせてくれるスピーカーと感じられた。
【DYNAUDIO】
DYNAUDIOは、ワイヤレスアクティブスピーカーのFOCUSシリーズを刷新し、ブックシェルフ型の「FOCUS 10」、フロア型の「FOCUS 30」「FOCUS 50」を発表した。
新しいFOCUSシリーズは、Wi-FiとBluetoothに加え、ワイヤレス伝送規格WiSAにも対応。さらに音響補正システム「Dirac Live」も活用できるという。そのほか、Roon ReadyやUPnP、Spotify Connect、TIDAL Connect等にも対応する。
左右スピーカーの接続ケーブルも不要なため、電源ケーブル1本のみで様々な再生が実現できる。またグリルも「スマートグリル」と説明され、このグリルによって部屋のシステムに最適なEQを調整できるという。なお、背面端子を見ると、ネットワーク入力のほかに、RCA入力や光デジタル入力なども搭載している。
FOCUS 50のアンプは、ウーファーとミッドレンジがそれぞれ280W、トゥイーターは110Wとなっており、デモンストレーションにおいても、非常にパワフルかつDYNAUDIOらしい繊細なサウンドを奏でていた。
【FYNE AUDIO】
FYNE AUDIOは、新たに「ヴィンテージシリーズ」と「クラシックシリーズ」を発表。いずれもウォルナットの木目の質感を生かしたデザインとなっている。
「クラシックシリーズ」からは「Classic X」「Classic XII」の2モデル、「ヴィンテージシリーズ」からは「Vintage Ten」「Vintage Twelve」「Vintage Fifteen」の合計5モデルが展開されていた。
【estelon】
エステロンは、新たに4ウェイフロア型スピーカー「EXTREME MKII」を発表。CLASSEのアンプと組み合わせてデモンストレーションを行っていた。
EXTREME MKIIはエステロンらしい曲線を多用したデザインとなっており、250mmウーファーが側面に2つ、ミッドウーファー、ミッドレンジ、トゥイーターがそれぞれ正面に取り付けられた構造となっている。カラーは写真のミッドナイトオペラ(レッド)のほか、ブロンズロイヤル(イエロー)、ルナエクリプス(グレー)、ノルディックエメラルド(グリーン)の4種類をラインアップする。