PACと販売代理店契約を締結

ティアック、オンキヨー/パイオニア/クリプシュ等のホームAV製品の国内販売を今秋開始

公開日 2022/07/20 12:24 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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ティアック(株)は、米Premium Audio Company LLC(以下PAC)と日本国内における代理店契約を締結。同社が取り扱うオンキヨー、パイオニア、インテグラ、クリプシュ、JAMO(ヤモ)等のホームAV製品を2022年秋より順次発売すると発表した。

ティアックがPACと販売代理店契約を締結

PACはVOXX International Corporationの子会社で、2021年9月にはPACとシャープが合弁で設立したオンキヨーテクノロジーを通じて、オンキヨーのホームAV関連事業を譲渡されている。

ティアック(株)は、従来のティアック・エソテリックブランドに加え、アメリカの歴史あるスピーカーブランドのクリプシュと、ホームシアター関連に強みを持つオンキヨー、インテグラ、パイオニア製品をポートフォリオに加えることで、「あらゆる音響及び映像関連製品においてプレミアムな製品を一般のオーディオ及びホームシアターファンのお客様や住宅設備業者様に提供できる」ようになるとコメント。

なお、製品開発については、引き続き大阪を拠点とするオンキヨーテクノロジー社が行うとしている。

本年秋より国内にて発売される新製品のサポートはティアック(株)が対応。以前に販売されたホームAV関連製品の修理、問い合わせについてもできる限りの対応をするとしている。

なお、ヘッドフォンやDAP等のポータブル機器、補聴器、据え置き電話機や手元スピーカー、DJ機器、テレビモニター、BD/DVDレコーダー等は、ティアック(株)の販売ではないため、修理・サポートについても対象外となる。

【追記】
PAC APEC担当シニアヴァイスプレジデントのVince Banacorsi氏は以下のようにコメントをしている。
「PACブランド製品を日本で流通させるにあたり、ティアックとのパートナーシップはベストな選択だと言えます。既に弊社の関連会社がアメリカ市場でティアックおよびエソテリックブランド製品の販売代理店を勤めていることもあり関係は元より良好ですし、ティアックはオーディオメーカーとして豊富な実績をもっています。

日本での製品販売だけでなく輸入業務や国内ロジスティック、アフターサービス等オーディオ製品を流通させるためのインフラも充実しております。そして、ティアックの販売ネットワークとマーケティング戦略をPACが全力でサポートすることで、日本でのビジネスの再構築と拡大を加速させ、持続的成長が可能な戦略を構築できると確信しております」

また、PAC日本担当ディレクターである上山洋史氏のコメントは以下の通り。
「PACは2021年9月にシャープ株式会社との合弁会社を通じて、オンキヨーホームエンターテイメント株式会社の映像・音響事業等すべてのオンキヨーおよびインテグラの知的財産を取得しており、既に日本市場向けのオンキヨー、インテグラ及びパイオニアブランド製品を企画・開発し、生産段階に進んでおります。また元々PACが保有するブランドKlipschとJamo製品の販売準備も進めております。

PACは、弊社ブランド製品を通して多くの日本のお客様にご家庭で音楽や映画のプレミアムな体験を提供できるよう努力してまいります」

今秋発売が予定されているラインナップは以下の通り。
ONKYOブランド
9.2chAVレシーバー「TX-RZ50」
7.2chAVレシーバー「TX-NR6100」
7.2chAVレシーバー「TX-NR5100」

PIONEERブランド
7.2.2chAVレシーバー「VSX-LX305」

Klipschブランド
REFERENCE SERIES 「R-800F」「R-600F」「R-50M」「R-40M」「R-50C」「R-40SA」「R-101SW」
REFERENCE PREMIERE「RP-800FII」「RP-600FII」「RP-500FII」「RP-600M」「RP-500M」「RP-504CII」「RP-500CII」「RP-404CII」「RP-500SAII」「RP-502SII」
HERITAGE 「La Scala AL5」「Cornwall IV」「Forte IV」「Heresy IV」

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