音源データを分析できるAudio Scan機能を新搭載

Audirvana、バージョン2.0を提供開始。Chromecast Audio対応、音源解析機能も

公開日 2022/10/22 14:04 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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音楽再生ソフトウェアAudirvanaの最新バージョン、ver2.0を提供開始した。サブスクリプション型の「Audirvana Studio」と買い切り型の「Audirvana Origin」が、ともにアップデートされる。

Studio、Originともに2.0に進化

今回のアップデートでは、GoogleのChromecast Audioに対応。対応デバイスへ、96kHz/24bitまでのハイレゾ音声を配信できるようになった。ユニバーサルギャップレス再生にも対応し、一部UPnP機器でギャップレス再生できない場合でも、ソフトウェア側で補えるという。

また、これまでの「HD Analyzer機能」をアップデートし、新たに「Audio Scan機能」として搭載した。再生中の音源のデータを分析する機能で、周波数応答から、圧縮された要素やアップサンプリング、その他の処理を検出できる。これによって、ファイルのメタデータに表示されているスペックと実際の解析結果が一致するかどうかを確認することが可能だ。

Audio Scanの画面。CD品位の音源をアップサンプリングしたものなどを見分けられる

さらに「Audirvana Remote」アプリもアップデートされ、タブレットを横向きにすると、PC向けソフトに似たインターフェースを利用できる。

サブスク型のAudirvana Studioの月額料金は980円、年間契約の場合は9,980円。買い切り型のAudirvana Originの価格は14,980円。Mac/Windows向けがあり、30日間の無料トライアルも用意されている。

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