DSMを活用したサラウンドシステムの構築は引き続き可能

LINN、「サラウンド・プロセッシング・モジュール」の販売を終了。主要コンポーネントの入手不可により

公開日 2023/01/17 14:52 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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LINNは、同社のネットワークプレーヤーDSMシリーズ製品内部に搭載するサラウンド・デコーダーのモジュールである「Surround Processing Module」(サラウンド・プロセッシング・モジュール)の販売を終了する。サプライチェーンの問題により、主要コンポーネントの入手が不可能になったからと説明している。

「サラウンド・プロセッシング・モジュール」

なお、MAJIK DSM/4以外のDSMシリーズを活用したサラウンドシステムの構築は今後も可能だが、PCMマルチチャンネル変換ができるプレーヤーが必須となる。リンジャパンによると、Apple TV 4Kおよび現行のブルーレイ再生プレーヤーはほぼ出力が可能となっているとのこと。

これに伴い、SELEKT DSMを活用して3.1chを構築する場合のパッケージ内容が変更となる。
SELEKT 3.1-OA 1,870,000円(税込)=ORGANIC DAC採用モデル
SELEKT 3.1-KA 1,144,000円(税込)=KATALYST DAC採用モデル
SELEKT 3.1-SA 605,000円(税込)=STANDARD DAC採用モデル
※パッケージ内容
HDMI Switching Module、DAC modulex2、PowerAmp Output Module、Hybrid Output Module

また、埋め込みスピーカー「CUSTOM 2K 106C」も販売終了となる。

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