オルトフォンジャパンのオンラインサイトにて発売

プレミアムラッカー盤「MASTERCUT RECORDS」に、アルゲリッチなどクラシック2作品追加

公開日 2023/12/28 13:00 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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Supersense社のプレミアムラッカー盤「MASTERCUT RECORDS」(マスターカット・レコーズ)シリーズに、新たにクラシック2作品が追加される。いずれも日本限定エディションで100枚限定、価格は99,000円(税込)。オルトフォンジャパンのオンラインサイトのみにて販売される。

今回登場するのは、マルタ・アルゲリッチのピアノ作品と、カルロス・クライバー&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による「ベートーヴェン:交響曲第5番 運命」。11月に発売されたジャズ3タイトルに続き、クラシックの名盤が新たにプレミアムなラッカー盤として蘇る。

マルタ・アルゲリッチは、1960年7月、ドイツ、ハノーバーにあるベートーヴェン・ザールにて録音された、ショパン、ブラームス、 プロコフィエフ、ラヴェル、リストらの作品集となる。パッケージには、マルタ・アルゲリッチのインスタントポラロイドやMinolta EP 410Zでコピーしたレコーディング・プロトコルといった歴史的に貴重な資料も付属。音溝を顕微鏡で拡大したポラロイド写真、ラッカー盤の取り扱いに関する説明書きと手袋も同梱される。

MARTHA ARGERICH PIANO JAPAN EDITION

カルロス・クライバー&ウィーン・フィルの「運命」は、1975年春にオーストリアのウィーン楽友協会で録音された音源。こちらも、録音に関してクライバーが送った葉書のコピーや、ドイツ・グラモフォンが発行したレコーディングプロトコルのコピー、カルロス・クライバーのインスタントポラロイド、音溝のポラロイド、説明書、手袋などが同梱される。

CARLOS KLEIBER WIENER PHILHARMONIKER JAPAN EDITION

いずれも、ユニバーサル・ミュージックから提供されたオリジナル・テープの完全未編集1:1コピーから直接ラッカー盤にカットされている。ジャケットアートワークも手刷りの活版印刷で、限定シリアルナンバー入りとなる。

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