国内最大規模のクルマイベント
<大阪オートメッセ>イングラフ、BMW「M8」にBluetoothも活用した高音質カーオーディオを提案
カスタムカーの楽しさを伝える「オートメッセ大阪2024」が2月10日(土)から12日(月)までの3日間、大阪・南港のインテックス大阪にて開催された。AV Kansai、イングラフ、カーオーディオクラブ、マリノサウンドと、国内の有力カーオーディオショップ4社が提案する“音質にこだわった”カーオーディオ車両8台が展示された。本稿ではイングラフの出展についてレポートする。
オートメッセ大阪2024は、インテックス大阪の1〜6号館をほぼすべて使用し、3日間で20万人以上が来場する大規模イベント。6号館のBゾーンは「サイレントゾーン」となっており、派手な音を立てずにゆっくりとクルマのカスタマイズを楽しむことができる。今回の8台も、昨年に引き続きサイレントゾーンに出展。全国のカーオーディオファンが訪れ、それぞれの音の違いやこだわりなどを体験していた。
イングラフは、全国規模のコンテストでも上位入賞を重ね、近年注目の高まる青森のカーオーディオショップ。トライムと共同ブースを出展し、BMW「M8」をベースにBluetoothを活用した新しいカーオーディオのスタイルを提案する。工賃を除く機材周りだけでおおよそ65万円程度と、今回の8台の中ではもっとも廉価なプライスとなっているが、音質チューニングには妥協のない仕上がりがなされている。
送り出しにはソニーのウォークマン「NW-A308」からBluetoothでaudisonのBluetoothレシーバー「B-CON」に伝送。アンプには同じくaudisonのDSP内蔵8chアンプ「AF 12.14bit」を使用している。「AF 12.14bit」はワンボディで処理能力の高いDSPと良質なアンプを搭載する「小さな巨人」として大ヒット中のモデルである。
車載の純正スピーカーと、後からピラーに取り付けたBLAMのトゥイーター/ミッドレンジを両方活用しているのも面白い。トライムの担当スタッフによると、「車に元々搭載されているスピーカーは、定位感や広がり感を出すために活用しています。人の声など中高域を担当するところに質の高いスピーカーを追加することで、予算を抑えつつもぐっと音質を高めることができるのです」とのこと。
Adoの「唱」では、パワー感のあるシャウトが真っ直ぐ耳に飛び込んできて心地よい。さまざまな楽器の音色を組み合わせたごちゃっとした楽しさも、きちんと独立して聴こえてくるのはさすがで、遊び心満載のAdoの音楽的才能を見事に聴かせてくれる。テイラー・スウィフトの「アンチ・ヒーロー」の声の伸びやかさ、米津玄師の「KICK BACK」の低域の安定感も見事で、イングラフの“チューニングスキル”が光る。
Bluetoothを使用しているため、大編成のクラシック音楽には多少の物足りなさを感じるところもあるが、自分だけではなく家族や友人のスマートフォンもそのまま接続して使用できるというメリットもある。仲間内でのドライブに、まさにうってつけのカーオーディオシステムといえるだろう。
オートメッセ大阪2024は、インテックス大阪の1〜6号館をほぼすべて使用し、3日間で20万人以上が来場する大規模イベント。6号館のBゾーンは「サイレントゾーン」となっており、派手な音を立てずにゆっくりとクルマのカスタマイズを楽しむことができる。今回の8台も、昨年に引き続きサイレントゾーンに出展。全国のカーオーディオファンが訪れ、それぞれの音の違いやこだわりなどを体験していた。
イングラフは、全国規模のコンテストでも上位入賞を重ね、近年注目の高まる青森のカーオーディオショップ。トライムと共同ブースを出展し、BMW「M8」をベースにBluetoothを活用した新しいカーオーディオのスタイルを提案する。工賃を除く機材周りだけでおおよそ65万円程度と、今回の8台の中ではもっとも廉価なプライスとなっているが、音質チューニングには妥協のない仕上がりがなされている。
送り出しにはソニーのウォークマン「NW-A308」からBluetoothでaudisonのBluetoothレシーバー「B-CON」に伝送。アンプには同じくaudisonのDSP内蔵8chアンプ「AF 12.14bit」を使用している。「AF 12.14bit」はワンボディで処理能力の高いDSPと良質なアンプを搭載する「小さな巨人」として大ヒット中のモデルである。
車載の純正スピーカーと、後からピラーに取り付けたBLAMのトゥイーター/ミッドレンジを両方活用しているのも面白い。トライムの担当スタッフによると、「車に元々搭載されているスピーカーは、定位感や広がり感を出すために活用しています。人の声など中高域を担当するところに質の高いスピーカーを追加することで、予算を抑えつつもぐっと音質を高めることができるのです」とのこと。
Adoの「唱」では、パワー感のあるシャウトが真っ直ぐ耳に飛び込んできて心地よい。さまざまな楽器の音色を組み合わせたごちゃっとした楽しさも、きちんと独立して聴こえてくるのはさすがで、遊び心満載のAdoの音楽的才能を見事に聴かせてくれる。テイラー・スウィフトの「アンチ・ヒーロー」の声の伸びやかさ、米津玄師の「KICK BACK」の低域の安定感も見事で、イングラフの“チューニングスキル”が光る。
Bluetoothを使用しているため、大編成のクラシック音楽には多少の物足りなさを感じるところもあるが、自分だけではなく家族や友人のスマートフォンもそのまま接続して使用できるというメリットもある。仲間内でのドライブに、まさにうってつけのカーオーディオシステムといえるだろう。
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