スペックの旗艦プリメインアンプにも注目
<大阪セッション>ソニー、ビクターなどホームシアター関連ブースをレポ/トーレンスのダイレクトドライブ機も人気
「オーディオセッション in OSAKA」のレポート、最後はホームシアターシステム関連ブースの紹介と、スペック、PDNのブースをレポートする。
大阪セッションでは毎年ホームシアターのブースも用意されており、今年はソニーと、ビクター&デンソーテンによる視聴ルームを用意。ソニーのブースでは、AVアンプ+スピーカーという本格ホームシアターシステムに加えて、4本の小型ワイヤレススピーカー「HT-A9M2」によるリビングシステムも提案する。
もう一つ興味深かったのが、ネックスピーカーの「SRS-NS7」。ドルビーアトモスなど空間オーディオを、頭の周囲でしっかり再現してくれるものとなる。これがなかなか侮れない。ドルビーアトモスのデモディスクの鳥が周囲を羽ばたくさまや、上から土砂降りの雨が降ってくるシーンなど、ちょっとびっくりするほどの再現性の高さ。ブラビアのテレビと組み合わせることが前提となるが、ネックスピーカーでもここまでの音場表現が可能になるのかと驚いた。
また、梅田にあるソニーストア大阪もリニューアルを行い、新しくホームシアターのための専用室を構築したという。個室でじっくりハイクオリティな音や映像を楽しみながら商談ができるスペースとなっているとのこと。発売前のソニーの新製品も体験できるため、「ぜひ直営店にも足を運んでください」とアピールする。
ビクター&デンソーテンのブースでは、eclipseのスピーカー「TD510ZMK2」を活用した5.4.4chの立体音響システムを構築。映画や8Kコンテンツなどを臨場感高く楽しめる場を用意している。
ネイティブ4Kが再生できる最新プロジェクター「DLA-Z7」を活用し、ブラッド・ピット&マリオン・コティヤールの『マリアンヌ』を再生。濡れた髪の質感やしどけない胸元の肌の色艶など、細部の諧調表現のこまやかさには目を見張る。同時に登場した「DLA-Z5」と合わせ、「世界最小サイズでネイティブ4K再生を実現しました」と担当スタッフも胸を張る。
PDNのブースは、オーロラサウンド、アナログリラックス、ゾノトーンとの共同出展。メインスピーカーにはパラダイムの「Persona 7F」「Persona B」を設置、アンプにはオーロラサウンドの300B搭載「PADA-300B」(モノラル)を2台組み合わせていた。
名門・トーレンスは久しぶりに国内での取り扱いがスタートしたが、好調な滑り出しで入荷が追いつかないほどの人気を見せているという。今回のショウでは、正式発売前の「TD124 DD」を使用。土方久明氏のデモンストレーションの時間では、彼の愛するジャズのレコードを再生、ダイレクトドライブの強力な駆動力で、グルーヴ感豊かなサウンドが部屋を満たしていた。
各種ケーブル類は、ブルーが基調のゾノトーンで統一。電源タップも「ZPS-S6」である。スピーカーケーブルには、バイワイヤリング対応の「Granster SP-8800」を活用する。担当スタッフも「高域と低域それぞれに線材を調整して、バイワイヤリングだからこその音質を実現できるように設計していいます」とのこと。ノーマルバージョンとバイワイヤリングの聴き比べのデモなども実施していた。
スペック&タクトシュトックは合同ブースを展開。タクトシュトックの取り扱うスピーカー、FINK team「BORG Episode2」や、ジャーマン・フィジックスなどを活用して、レコード再生を中心にさまざまな音楽の楽しみ方を提案する。
今年の隠れた注目モデルのひとつ、スペックのフラグシップ・プリメインアンプ「RSA-EX1」。今年はマランツから登場した200万円オーバーの「MODEL 10」が話題となったが、実はスペックも同等クラスの製品を送り出しており、“国産ハイエンドプリメイン” の新しい旋風を巻き起こしている。
スペック代表の石見周三氏も、クラスDアンプを長年追求してきたスペックの技術力を紹介しながら、「プリメインアンプだからこその鮮度感の高さを感じてほしいです」とアピールする。ABBAの「チキチータ」では、コーラスの溶け合いの滑らかさ、ハーモニーの美しさも伝わってきて音楽に没頭する時間をもたらしてくれた。
大阪セッションでは毎年ホームシアターのブースも用意されており、今年はソニーと、ビクター&デンソーテンによる視聴ルームを用意。ソニーのブースでは、AVアンプ+スピーカーという本格ホームシアターシステムに加えて、4本の小型ワイヤレススピーカー「HT-A9M2」によるリビングシステムも提案する。
もう一つ興味深かったのが、ネックスピーカーの「SRS-NS7」。ドルビーアトモスなど空間オーディオを、頭の周囲でしっかり再現してくれるものとなる。これがなかなか侮れない。ドルビーアトモスのデモディスクの鳥が周囲を羽ばたくさまや、上から土砂降りの雨が降ってくるシーンなど、ちょっとびっくりするほどの再現性の高さ。ブラビアのテレビと組み合わせることが前提となるが、ネックスピーカーでもここまでの音場表現が可能になるのかと驚いた。
また、梅田にあるソニーストア大阪もリニューアルを行い、新しくホームシアターのための専用室を構築したという。個室でじっくりハイクオリティな音や映像を楽しみながら商談ができるスペースとなっているとのこと。発売前のソニーの新製品も体験できるため、「ぜひ直営店にも足を運んでください」とアピールする。
ビクター&デンソーテンのブースでは、eclipseのスピーカー「TD510ZMK2」を活用した5.4.4chの立体音響システムを構築。映画や8Kコンテンツなどを臨場感高く楽しめる場を用意している。
ネイティブ4Kが再生できる最新プロジェクター「DLA-Z7」を活用し、ブラッド・ピット&マリオン・コティヤールの『マリアンヌ』を再生。濡れた髪の質感やしどけない胸元の肌の色艶など、細部の諧調表現のこまやかさには目を見張る。同時に登場した「DLA-Z5」と合わせ、「世界最小サイズでネイティブ4K再生を実現しました」と担当スタッフも胸を張る。
PDNのブースは、オーロラサウンド、アナログリラックス、ゾノトーンとの共同出展。メインスピーカーにはパラダイムの「Persona 7F」「Persona B」を設置、アンプにはオーロラサウンドの300B搭載「PADA-300B」(モノラル)を2台組み合わせていた。
名門・トーレンスは久しぶりに国内での取り扱いがスタートしたが、好調な滑り出しで入荷が追いつかないほどの人気を見せているという。今回のショウでは、正式発売前の「TD124 DD」を使用。土方久明氏のデモンストレーションの時間では、彼の愛するジャズのレコードを再生、ダイレクトドライブの強力な駆動力で、グルーヴ感豊かなサウンドが部屋を満たしていた。
各種ケーブル類は、ブルーが基調のゾノトーンで統一。電源タップも「ZPS-S6」である。スピーカーケーブルには、バイワイヤリング対応の「Granster SP-8800」を活用する。担当スタッフも「高域と低域それぞれに線材を調整して、バイワイヤリングだからこその音質を実現できるように設計していいます」とのこと。ノーマルバージョンとバイワイヤリングの聴き比べのデモなども実施していた。
スペック&タクトシュトックは合同ブースを展開。タクトシュトックの取り扱うスピーカー、FINK team「BORG Episode2」や、ジャーマン・フィジックスなどを活用して、レコード再生を中心にさまざまな音楽の楽しみ方を提案する。
今年の隠れた注目モデルのひとつ、スペックのフラグシップ・プリメインアンプ「RSA-EX1」。今年はマランツから登場した200万円オーバーの「MODEL 10」が話題となったが、実はスペックも同等クラスの製品を送り出しており、“国産ハイエンドプリメイン” の新しい旋風を巻き起こしている。
スペック代表の石見周三氏も、クラスDアンプを長年追求してきたスペックの技術力を紹介しながら、「プリメインアンプだからこその鮮度感の高さを感じてほしいです」とアピールする。ABBAの「チキチータ」では、コーラスの溶け合いの滑らかさ、ハーモニーの美しさも伝わってきて音楽に没頭する時間をもたらしてくれた。
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