ケーブルテレビにおけるBSデジタル放送の伝送方式が統一される
●(社)日本ケーブルテレビ連盟・ケーブルラボは、12月1日に開始予定のBSデジタル放送に対応したヘッドエンド(HE)及び受信端末(STB)の仕様の統一を完了し、日本ケーブルラボ仕様として決定した。仕様名は「BSデジタル放送トランスモジュレーション運用仕様 JCL SPEC-001 1.0版」。
この伝送方式の特徴は、BSデジタル放送の高画質・高機能という特徴を損なうことなく、すべてのサービスがケーブルテレビで提供できる。また、メーカー間の互換性が確保されるため、異なったメーカーのHEとSTBでも接続することができる。従来のアナログ方式では、スクランブル解除の方式が統一されていなかったため、メーカー間の互換性は確保されていなかった。
本ケーブルラボ仕様では以下のような概要を持つ。
(1)BSトランスモジュレーション方式を採用。
(2)ケーブルテレビ事業者が配布する、B-CASのICカードを利用。
(3)STBの低価格化を目指し、衛星直接受信用BSデジタルチューナーの技術を効果的に利用。
(4)上り回線には、衛星直接受信と同様、電話回線を利用。
*BSトランスモジュレーション方式とは、BSデジタル放送1中継器分を、ケーブルテレビの2チャンネル(6MHz×2)に分割し、内容は変更しないで伝送する方式
今後のスケジュールとしては、日本ケーブルラボの会員各社(8月9日現在319社)を対象とした説明会を開催するとともに、開発予定メーカーの機器・装置の本仕様への適合性および相互接続性の確認を行い、11月上旬までに、展示説明会および相互接続デモを行う予定である。
ケーブルラボ会員の300社は、日本国内の過半数のCATV局が含まれ、本仕様がCATV受信形態の主流になると予想される。
この伝送方式の特徴は、BSデジタル放送の高画質・高機能という特徴を損なうことなく、すべてのサービスがケーブルテレビで提供できる。また、メーカー間の互換性が確保されるため、異なったメーカーのHEとSTBでも接続することができる。従来のアナログ方式では、スクランブル解除の方式が統一されていなかったため、メーカー間の互換性は確保されていなかった。
本ケーブルラボ仕様では以下のような概要を持つ。
(1)BSトランスモジュレーション方式を採用。
(2)ケーブルテレビ事業者が配布する、B-CASのICカードを利用。
(3)STBの低価格化を目指し、衛星直接受信用BSデジタルチューナーの技術を効果的に利用。
(4)上り回線には、衛星直接受信と同様、電話回線を利用。
*BSトランスモジュレーション方式とは、BSデジタル放送1中継器分を、ケーブルテレビの2チャンネル(6MHz×2)に分割し、内容は変更しないで伝送する方式
今後のスケジュールとしては、日本ケーブルラボの会員各社(8月9日現在319社)を対象とした説明会を開催するとともに、開発予定メーカーの機器・装置の本仕様への適合性および相互接続性の確認を行い、11月上旬までに、展示説明会および相互接続デモを行う予定である。
ケーブルラボ会員の300社は、日本国内の過半数のCATV局が含まれ、本仕様がCATV受信形態の主流になると予想される。