裸眼で立体視可能な15インチ液晶モニターが登場!
<左>発表を行う外越久丈社長 <右>概観はふつうの液晶モニターと変わらない |
「-15」はPC用モニターとしての使用が可能。「-15V」にはビデオ/Sビデオ入力端子が装備され、様々なソースを3Dで表示できる。価格はともにオープンだが、「-15」は39万円程度、「-15V」も40万円台での販売となりそうだ。
本機の液晶パネルはTFTを採用。韓国にて製造が行われているという。液晶2ドットに対し1つの半円形レンズが精密に取り付けてある。半円形は厳密には8角で、このレンズ構造により視差を生み出す。
会場には実機が20台程度用意され、実際に映像を体験することができた。いままで偏向フィルターつきメガネなどでしか実現できなかった立体視が裸眼で楽しめるのは、たしかに魅力的。立体化の度合いはソースによってバラつきがあるようで、ゲームやCGなどでは相当にリアルな3D映像が堪能できたが、比較的動きの少ないテレビ番組などではさほどでもない。ふだん慣れない立体視ということもあって、長時間の視聴は大丈夫か、と説明員に尋ねたところ、慣れれば問題ないという返答だった。
今後はさらなる大画面化、低価格化を推し進めていくという。まだ決定したわけではないが、大手家電メーカーと提携し、全国の小売店で販売することも検討しているとのことで、これからの展開がますます楽しみだ。
なお、予約や購入の申し込みは同社サイトにて行える。(Phile-web編集部)
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トピック
- ブランド3D.COM
- 型番3D-TFT-15/V
- 発売日近日発売
- 価格ともに¥OPEN
【SPEC】●液晶サイズ:15インチ ●最大表示解像度:XGA ●入力:アナログRGB・VGAプラスRS232C、ビデオ信号入力付き(-15Vのみ) ●外形寸法:384W×360H×170Dmm