●●AA編集部のCESレポート●●<3>KEF、オーラ、ソーナスの新製品をご紹介
<左>本当に小さいオーラサウンドのニューモデル <右>KEFリファレンス207 |
今年のCESは、日本の今後の方向性とステージを表し、興味深い年となったといえよう。これはこのレポートだけではなく、AVCのジャンルからのレポートを期待したい。つまり痩せてもかれてもといわれながら、結構絶倫だったりするのだ。
本日はコンベンションセンター・サウスホールから2、3。今年はこのサウスホールにAV・シアター関連が集中している。特に目立ったものはないが、AA誌的に見て、注目すべきものを紹介する。
KEFのレファレンスシリーズ207。同シリーズの最高級機であり、フラッグシップとなるモデルだ。フラッシュサーフェスのミッドレンジにウーファーを追加、ノーチラスに匹敵する内容をもつ。国内導入は今年、興味深いスピーカーである。
オーラサウンドのミニスピーカー。本誌で同社テッド・テレスキーの記事にもあるように、マイクロドライバーを開発中。写真は2発使いの、ほぼ完成に近いモデルで、ロングサイズのタバコ2個分ぐらい。ショウではリアチャンネルに使っていたが、メインにも応用できる器。2+1でも楽しめそうだ。完成は1月先とのこと。
ターゲットオーディオの後を受ける形で注目されているのが、ソーナスブランドのラックである。英国製で、シンプルかつハイセンスなシリーズをもつ。現在世界戦略を調整中。近々日本にも登場予定とのこと。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)