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<IFA2003ベルリンショー・レポート 32>−テレビ&エンターテインメント部門〜東芝〜ワイド対応、TFT液晶パネル搭載のDLPプロジェクターを展示

公開日 2003/09/01 13:49
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■写真左:DVDマルチドライブを搭載したDVDレコーダー「D-R1」。ドライブは自社開発のものを採用しているそうだ
■写真右:液晶プロジェクター「TLP-ET1」

●東芝の展示ブースもホームシアターから携帯電話まで幅広く製品を取りそろえた内容だ。

ワイヤレスモデルをはじめとする液晶テレビからプラズマテレビを中心としたディスプレイ製品に来場者の注目が集まっていた。LCOSデバイスを採用した大画面液晶テレビも参考展示されていた。

コンパクトな5.1chホームシアターシステムも800ユーロ前後のエントリーモデルを中心に人気が高いという。DVDレコーダーはDVD-R/-RW/-RAMへの記録に対応した「D-R1」を展示。価格は800ユーロ前後。日本国内で発売される「RD-XS31」と外見も似てはいるが、欧州モデルはハードディスク録画機能を搭載していない。ハードディスク搭載DVDレコーダー(DVD-R/-RAMの録画に対応)として「RD-XS30」がまもなく欧州市場に向けて投入される。

プロジェクターの新製品もいくつか展示されており、視聴特設ブースで画を見ることができる。ホームシアター用プロジェクターとしては、日本でも発売されているDLPプロジェクター「TLP-MT8」が欧州でも既に発売され人気であるという。近々「TLP-ET1」という16対9ワイド対応のTFT液晶パネルを搭載したモデルも発売されるが、こちらは基本的にはビジネス用モデルであるという。ただ、ドイツではビジネス用プロジェクターでホームシアターを楽しんでいるユーザーも数多くいるため、特に用途を限定して販売されるわけではないようだ。円形の奇抜なデザインだが、本体はやや大きめ。10月に1500ユーロの価格で発売される。

(Phile-web編集部・山本)
[IFA2003REPORT]

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