松下電器、9月期中間決算を発表〜営業利益59%増、V商品が好調
決算発表を行った同社代表取締役社長の中村邦夫氏(左)と常務取締役の川上徹也氏(右) |
連結の売上高は前年比1%増の3兆6,397億円。営業利益は前年比59%増の796億円と大幅な増益を実現した。純利益も32%増の231億円となり、同社常務取締役の川上徹也氏は「当初見通しを上回る決算」と評価した。
今回の好調な決算の背景には、同社が重点を置く「V商品」の好調がある。中でも液晶/PDPの薄型テレビ、DVDレコーダーなどが世界的に人気を集め、欧州と中国で大幅な販売増を記録した。
棚卸資産も昨年9月末から697億円削減し、8,710億円となった。日数に換算すると43日となり、5日間の圧縮を実現したことになる。
(Phile-web編集部)