英国のハイエンド・PMCから注目の新製品スピーカーが登場
■スピーカーシステム「GB1」/2004年5月18日発売/\315,000(税込・ペア)
■スピーカーシステム「CB6」/2004年5月18日発売/\420,000(税込・1本)
GB1は、同ブランドの銘機OB1と同じ27mmファブリックソフトドームトゥイーターと、140mmマグネシウム合金ウーファーからなる2ウェイシステムのユニット構成をとる。能率87dB/1mの実力は、あらゆるアンプとの組み合わせでも容易なドライブを実現する。
本機は全長2.4mのトランスミッションラインをキャビネットの中に組み込んでいる。内部の空気密度を同サイズの容量をもつスピーカーよりも30%アップさせ、豊かな表現力を獲得している。
キャビネットは17mm厚のMediteと呼ばれる特殊MDF材を使用し、その外側と内側からつき板を張り合わせキャビネットの安定性を保証している。トランスミッションラインに使われている支柱も12mm厚のMediteとなる。高度な工作技術と特殊接着剤により、キャビネットの歪曲を防ぎ、音質のカラーレーションを生じさせない。
PMCの他のスピーカー同様、24dB/Octという急カーブなスロープのクロスオーバーネットワークをデザインし、パワーあるハンドリングと優れた位相特性を実現している。全コンポーネントは純銀はんだで組み立て、繰り返しのテストにより、基準値との特性比較を繰り返し、高品位な音のつくりこみを行っている。
CB6は25mm厚のMediteと呼ばれる特殊MDF材を採用。外側と内側からつき板を張り合わせる構造により、安定性の高いエンクロージャーを構成している。クロスオーバーネットワークの各コンポーネントは全て厳密なテストを行い、純銀のはんだでボード上に設置。厚い銅板で作られた基盤は各素子への電流の流れを確実にし、伝送損失を減らすことに成功している。
本機のクロスオーバーネットワークに採用されている31素子による24dB/Octのフィルターは、パワーあるハンドリングと優れた位相特性を実現している。また、本機にも全てのPMCのモデル同様、CB6にもPMCスピーカーの最大の特徴であるトランスミッションラインの技術が投入されている。
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(Phile-web編集部)