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マランツ、自動音場補正など搭載のミドルクラスAVアンプ「PS8500/PS7500」

公開日 2004/11/04 17:22
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●日本マランツ(株)は、ミドルクラスのAVアンプ「PS8500」(\157,500)を12月中旬より、「PS7500」(\105,000)を12月よりそれぞれ発売する。

PS8500

PS8500のリアパネル


PS7500

PS7500のリアパネル

2機種は、同社AVアンプとしてはじめて自動音場補正機能を搭載。機能の名称は「MRAC(Marantz Room Acoustic Calibration)」で、専用マイクを用いることで、音量レベル、距離(ディレイ)、スピーカーサイズなどを自動設定する。

両機種とも全チャンネル同一パワーの7chアンプを搭載。PS8500はチャンネルあたり180W、PS7500は170Wの出力を備える(1kHz/JEITA)。また、「THX セレクト」認定を取得しているのも共通。

音声サラウンドフォーマットは、2モデルとも最新フォーマットに対応。ドルビープロロジックIIx、DTS96/24、MPEG2 AACなどにも対応している。「ドルビーヘッドフォン」にも対応し、ヘッドホンで自然なサラウンドを体感できる。2モデルのDSPには、シーラスロジック社製「CS494003」が搭載されている。また、DA/ADコンバーターにも同じくシーラスロジック社製の192kHz/24ビットタイプが採用されている。

サラウンドバック用のスピーカーを使用しない場合、SPEAKER Cとしてバイアンプ駆動が可能な「フロントバイアンプ機能」も2モデル共通の機能。これにより低能率のスピーカーにも対応できる。

このほか2モデルは、リップシンク機能やコンポジット→S-ビデオ/コンポーネント、S-ビデオ→コンポーネントが行えるフルデジタル処理のアップコンバーターを備える。また、S-ビデオ→コンポジットのダウンコンバート機能も備える。さらに4入力1出力のハイビジョン対応コンポーネントビデオセレクターなども装備する。

上位機種のPS8500は、出力が10W大きいほか、電源回路もPS7500より強力なものを採用している。低インピーダンスで電源供給能力の高い大型トロイダルリングコア・パワートランスと、同社オリジナルの高音質ブロックコンデンサーを搭載した。

さらにPS8500は、高周波ノイズから回路を守る肉厚銅メッキシャーシを採用。特にスーパーオーディオCDの再生時に威力を発揮するという。

映像関連では、PS8500のみ2入力/1出力のDVI-Dセレクターを装備したのが大きな違いとなる。

【問い合わせ先】
日本マランツ(株)
お客様ご相談センター
TEL/03-3719-3481

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドMARANTZ
  • 型番PS8500
  • 発売日2004年12月中旬
  • 価格\157,500
【SPEC】
●実用最大出力:180W×7(6Ω) ●入出力端子:光デジタル入力4/出力1、同軸デジタル入力3/出力1、7.1chアナログ入力1/出力1、2chアナログ入力9/出力4、ビデオ入力5/出力2、Sビデオ入力5/出力2、コンポーネント入力4、DVI-D入力2、モニター出力(ビデオ/Sビデオ/コンポーネント/DVI-D)各1 ●消費電力:610W ●最大外形寸法:440W×184H×463Dmm ●質量:15.0kg
  • ブランドMARANTZ
  • 型番PS7500
  • 発売日2004年12月
  • 価格\105,000
【SPEC】
●実用最大出力:170W×7(6Ω) ●入出力端子:光デジタル入力4/出力1、同軸デジタル入力3/出力1、7.1chアナログ入力1/出力1、2chアナログ入力9/出力4、ビデオ入力5/出力2、Sビデオ入力5/出力2、コンポーネント入力4、モニター出力(ビデオ/Sビデオ/コンポーネント)各1 ●消費電力:590W ●最大外形寸法:440W×184H×463Dmm ●質量:14.8kg