業界展望2005 メーカーアンケート「ケンウッド」
●音楽の本来持つ感動と悦びをA&Vの両面から訴える
設問1.業界を取り巻く環境は大きく変化する中で、ユーザー・ライフスタイルおよびその消費行動は、どのように変化していくとお考えですか
2004年は薄型ディスプレイとともにDVDレコーダーの躍進、そしてデジタルハイビジョンに対する業界の取り組みなどによって「ホームシアター」に対する認知が一般のお客様にまで大きく広がった年であったと思われる。今後は製品に対する理解度も深まり、その製品選択基準も、より生活シーンを意識したもの、PCコンテンツと同期が取られたネットワーク機能を有したものなど多様な広がりを見せると考えられる。一方、こうしたホームシアターへのニーズが拡大する一方で、2チャンネル型のピュアオーディオに対する需要が再び高まることが予測される。これは、「映画=TV」を中心においたサウンドの楽しみ方とは異なる価値を知る「団塊世代」が現在の消費の牽引者となっているからに他ならない。また、伸張著しいデジタルプレーヤーについても幅広い顧客層に広がりを示している。2005年は、様々な世代に対し、時間や場所などのライフスタイルを提案することによって様々なカテゴリーに大きな販売のチャンスが生まれる年と考えられる。
設問2.2005年の中心となる商品ジャンルについて、需要喚起、市場創造へ向けて、どのような提案・展開を考えているか
2005年、弊社では「ホームシアター」から「ポータブルオーディオ」までの展開カテゴリー全てのモデルを通じてお客様に「音の持つ感動」を提供したいと考えている。このコンセプトのもと、店頭における提案的な展示展開をAVコントロールセンター「VRSシリーズ」で行っていく。また、このたび販売を開始、多方面より高い評価をいただいているアコースティックサウンドシステム「Kシリーズ」においては、音楽のもつ本来の感動と悦びを体感していただけるよう積極的なプロモーションを実施、弊社ならではの「A&V」の両面での販促活動を実行していく。
さらに、ポータブルオーディオにおいては、高音質再生を実現する新回路クリアデジタルアンプを採用した「DMC-Tシリーズ」を需要の中心である若年層をターゲットとして展開するとともに、2005年の目玉になると予想される「デジタルオーディオプレーヤー」についても国内メーカーならではの付加価値提案を実施、市場のさらなる発展・拡大を目指していきたいと考えている。
(Senka21編集部)
設問1.業界を取り巻く環境は大きく変化する中で、ユーザー・ライフスタイルおよびその消費行動は、どのように変化していくとお考えですか
2004年は薄型ディスプレイとともにDVDレコーダーの躍進、そしてデジタルハイビジョンに対する業界の取り組みなどによって「ホームシアター」に対する認知が一般のお客様にまで大きく広がった年であったと思われる。今後は製品に対する理解度も深まり、その製品選択基準も、より生活シーンを意識したもの、PCコンテンツと同期が取られたネットワーク機能を有したものなど多様な広がりを見せると考えられる。一方、こうしたホームシアターへのニーズが拡大する一方で、2チャンネル型のピュアオーディオに対する需要が再び高まることが予測される。これは、「映画=TV」を中心においたサウンドの楽しみ方とは異なる価値を知る「団塊世代」が現在の消費の牽引者となっているからに他ならない。また、伸張著しいデジタルプレーヤーについても幅広い顧客層に広がりを示している。2005年は、様々な世代に対し、時間や場所などのライフスタイルを提案することによって様々なカテゴリーに大きな販売のチャンスが生まれる年と考えられる。
設問2.2005年の中心となる商品ジャンルについて、需要喚起、市場創造へ向けて、どのような提案・展開を考えているか
2005年、弊社では「ホームシアター」から「ポータブルオーディオ」までの展開カテゴリー全てのモデルを通じてお客様に「音の持つ感動」を提供したいと考えている。このコンセプトのもと、店頭における提案的な展示展開をAVコントロールセンター「VRSシリーズ」で行っていく。また、このたび販売を開始、多方面より高い評価をいただいているアコースティックサウンドシステム「Kシリーズ」においては、音楽のもつ本来の感動と悦びを体感していただけるよう積極的なプロモーションを実施、弊社ならではの「A&V」の両面での販促活動を実行していく。
さらに、ポータブルオーディオにおいては、高音質再生を実現する新回路クリアデジタルアンプを採用した「DMC-Tシリーズ」を需要の中心である若年層をターゲットとして展開するとともに、2005年の目玉になると予想される「デジタルオーディオプレーヤー」についても国内メーカーならではの付加価値提案を実施、市場のさらなる発展・拡大を目指していきたいと考えている。
(Senka21編集部)