日立、「新規需要を開拓する新コンセプトカメラ」の開発を明らかに
(株)日立製作所 デジタルメディア事業部 副事業部長の荻本教夫氏は、本日行われた“DVDカム Wooo”の発表会で、新しいマーケットを開拓する新たなコンセプトの製品を開発していることを明らかにした。
荻本氏は、「ビデオカメラはここ数年1,200〜1,300万台前後と市場が飽和しており、デジタルカメラも飽和に近づいている。我々はこれを次の大きな需要までの踊り場と位置づけている」とし、「次の飛躍を成し遂げる、新しいマーケットを切り開く製品を2007年から市場に展開できるよう開発を行っている」と述べた。
具体的な製品の詳細については触れなかったが、「メディアを何にするかはあまり大きな問題ではない。ビデオカメラはコストなどを考えると光ディスクが一番適していると思うが、HDDにはスピードや容量、メモリーにはサイズやネットワーク性能などの魅力がある。我々はどのメディアにも強みを持っており、技術の根は同じなので、どのメディアでも対応できる」と、記録メディアについては柔軟に対応する姿勢を強調した。
また、画質については「Woooの付加価値はハイビジョンで、日立としてはハイビジョンの画質にこだわりたい」と、ハイビジョン撮影に対応させることも示唆した。
発売時期については、「一番乗りにはこだわらない。高いスペックを持っていても、大きくて持ち歩きにくかったり、価格が高すぎたりしたら意味がない。高い性能をお客様にとって妥当な価格で提供したい」と語り、あくまでユーザーのニーズを注視する考えを示した。
(Phile-web編集部)
荻本氏は、「ビデオカメラはここ数年1,200〜1,300万台前後と市場が飽和しており、デジタルカメラも飽和に近づいている。我々はこれを次の大きな需要までの踊り場と位置づけている」とし、「次の飛躍を成し遂げる、新しいマーケットを切り開く製品を2007年から市場に展開できるよう開発を行っている」と述べた。
具体的な製品の詳細については触れなかったが、「メディアを何にするかはあまり大きな問題ではない。ビデオカメラはコストなどを考えると光ディスクが一番適していると思うが、HDDにはスピードや容量、メモリーにはサイズやネットワーク性能などの魅力がある。我々はどのメディアにも強みを持っており、技術の根は同じなので、どのメディアでも対応できる」と、記録メディアについては柔軟に対応する姿勢を強調した。
また、画質については「Woooの付加価値はハイビジョンで、日立としてはハイビジョンの画質にこだわりたい」と、ハイビジョン撮影に対応させることも示唆した。
発売時期については、「一番乗りにはこだわらない。高いスペックを持っていても、大きくて持ち歩きにくかったり、価格が高すぎたりしたら意味がない。高い性能をお客様にとって妥当な価格で提供したい」と語り、あくまでユーザーのニーズを注視する考えを示した。
(Phile-web編集部)