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NEC・ソニー・東芝の3社が最先端システムLSIの共同開発に合意

公開日 2006/02/01 18:03
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NECエレクトロニクス(株)、ソニー(株)、(株)東芝の3社は、45nm世代を含む最先端LSIの微細化プロセス開発技術を共同開発することで合意に至ったことを明らかにした。

最先端システムLSIは、デジタルコンシューマー機器やモバイル・通信機器等の高機能化、低消費電力化や小型化などを実現する技術として注目を浴びており、その内容はますます重要になる一方で難易度も高くなっている。このため、そのプロセス開発には莫大な開発リソースを投入する必要があり、システムLSI各社がより効率的な開発環境を模索する段階にある。

ソニーと東芝は、2004年2月に45nm世代に対応するシステムLSIプロセス技術の共同開発を宣言し、東芝アドバンストマイクロエレクトロニクスセンターを拠点に様々な技術開発を進めている。一方、NECエレクトロニクスと東芝は、2005年11月に同世代のプロセス技術の共同開発について合意に至り、詳細の検討を進めてきた。今回の合意により、ソニーと東芝の共同開発に、NECエレクトロニクスの45nm開発要員が加わり、3社の開発リソースが集結することとなる。

(Phile-web編集部)

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