パナソニック、VIERAの高画質技術を搭載したワンセグ対応車載用テレビ

松下電器産業（株）パナソニック オートモーティブシステムズ社は、ワンセグ受信機能を搭載した車載用地上デジタル機器シリーズ2機種を4月10日から順次発売する。

■車載用地上デジタルチューナー「TU-DTV20」　￥78,750　4月10日発売
■車載用地上デジタルテレビ 「TR-DTV20T7」　￥144,900　4月20日発売

「TU-DTV20」は、家庭用のハイビジョン地上デジタル放送（12セグメント）に加え、携帯・移動体向けのワンセグ（1セグメント）放送も受信可能な地上デジタルチューナー。VIERAシリーズで培った高画質技術を搭載している。

受信には、2つのアンテナの信号を合成するキャリアダイバーシティ方式を採用。12セグメント放送とワンセグ放送を、受信状況に応じて切り替える「おまかせ受信モード」を装備し、ビルで電波が反射する都市部や、山間部など、12セグメント放送の受信が難しい地域でもデジタル放送を楽しめる。

EPG表示にも対応し、新聞のラジオ/テレビ欄のスタイルで番組情報を閲覧できる。また、自宅と外出先の受信可能チャンネルをリモコンで切り替えられる「ホーム/おでかけ」切り替え機能も装備する。

データ放送は、12セグメント放送のみ対応。ワンセグのデータ放送は表示できない。D2映像出力端子や光デジタル音声出力なども装備する。

「TR-DTV20T7」は、地上デジタルチューナー「TU-DTV20」に加え、7型QVGAの液晶地上アナログテレビ、フロントウィンドウ用のフィルム型ダイバーシティアンテナ、車載デジタルチューナー接続ケーブルをセットにしたモデルとなる。

なお同社では、昨年6月に発売した車載用地上・BS・110度CSデジタルチューナー「TU-DTV100」のワンセグ対応バージョンアップサービスも実施する。バージョンアップソフトを同社専用ホームページからダウンロードし、SDメモリーカードを介してインストールを行う。

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（Phile-web編集部）