パナソニック、HDDを内蔵したCATV用STBを発売 −「ビエラリンク」にも対応

松下電器産業（株）パナソニック システムソリュ−ションズ社は、HDDを内蔵したCATV用セットトップボックス（STB）「TZ-DCH2000」を5月より発売する。販売対象はCATV事業者。

本機は、TZ-DCH1000の機能はそのままに250GBのHDDを内蔵。HD映像のデジタル録画が可能で、BSデジタル・地上デジタル放送のHD画質で約23時間、標準画質で約69時間の録画が行える。また、追っかけ再生やタイムキープ機能なども搭載。DOCSIS2.0相当のケーブルモデムを内蔵しており、VOD・PPVや、「Tナビ」等の双方向サービスに対応している。

裏番組の録画が可能なWチューナーの搭載も大きな特長。2番組同時録画が可能なほか、録画確認用の子画面表示機能も搭載した。また、テレビ出力とは別に「録画専用出力端子」を装備しており、接続した録画機器にオンスクリーン表示などのない映像信号を出力し、録画することが可能だ。

接続端子にはHDMIも用意。映像と音声の信号を1本のケーブルで伝送可能なほか、同社テレビ“VIERA”シリーズと連動する「ビエラリンク」にも対応している。これにより、STBの電源ON/OFFに連動し、テレビの電源とHDMIへの入力切替を自動で行うことが可能だ。

そのほか、デジタルカメラ写真再生用SDメモリーカードスロットや、録画したコンテンツをD-VHSなどにムーブ可能なi.LINK端子などを装備。付属のリモコンは、「番組表」ボタンなどのよく使うボタンを見やすい配色にした「新らくらくリモコン」を採用した。

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松下電器産業（株）
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（Phile-web編集部）