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ソニー、TA-DA7000ESの下位モデルとなるアナログAVアンプを発売

公開日 2006/08/09 18:36
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TA-DA3200ES
ソニーは、AVアンプの新製品として、新開発の“広帯域アナログパワーアンプ”を搭載した「TA-DA3200ES」を11月21日より発売する。価格は99,750円(税込)。

本機は、デジタルアンプ技術“S-Master PRO”を搭載したAVアンプ「TA-DA9100ES/7000ES」の下位モデルで、S-Master PROを搭載しないアナログ方式のAVアンプだ。出力は7.1chで、最大出力は150W×7。

本機は、S-Master PROの開発時に洗い出したアナログ方式の3つの欠点であるという「高域が細く濁りがち/中域のフォーカス感が不足しがち/低域が遅れがち」という諸点を改善した、新開発の“広帯域アナログパワーアンプ”を搭載。高域/中域の位相ひずみ、低域の遅れを低減することで、高音質再生を実現しているという。

入力端子にはHDMI(Ver.1.2a)端子を2系統装備。映像信号は1080pの伝送に対応する。また、アナログ入力された映像信号を1080iのデジタル信号に変換してHDMI出力することも可能だ。


付属の学習リモコン
HDMIの音声入力は192kHz/24bitの7.1chリニアPCM音声信号に対応。東芝HD-XA1(関連ニュース)などでDolbyDigital PlusやDTS-HDをデコードしてリニアPCM5.1chでHDMI出力した信号を再生することが可能だ。なお、DSD(Direct Stream Digital)信号には非対応となっている。

自動音場補正機能は、付属の新開発マイクと独自開発のテストトーンにより補正を行う「D.C.A.C.(Digital Cinema Auto Calibration)」を搭載。測定により、各スピーカー有無判定、各チャンネルの距離、音量バランスを自動的に設定することが可能だ。測定後は「フルフラット」「フロント・リファレンス」「エンジニア・リファレンス」「補正なし」の4つのパターンの中から好きな周波数特性の設定に切り替えることが可能となっている。

また本機は、センタースピーカーやサブウーファーの有無に関わらず、全チャンネルの音源のDA変換までを常に同様に処理し、アナログのミクシング回路で音声信号を混合する“アナログダウンミックス機能”を搭載。これにより、センタースピーカーやサブウーファーがない場合でも、密度の高い音を楽しむことが可能だという。

電源コードは脱着式を採用。付属のリモコンは学習機能を搭載している。

【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
お客様ご相談センター
TEL/0570-00-3311(ナビダイヤル)
TEL/03-5448-3311(携帯電話・PHSの場合)

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドSONY
  • 型番TA-DA3200ES
  • 発売日2006年11月21日
  • 価格99,750円(税込)
【SPEC】●実用最大出力:フロント150W+150W、センター150W、サラウンド150W+150W、サラウンドバック150W+150W ●周波数特性:10Hz〜100kHz ±3dB(8Ω) ●SN比:LINE 96dB(サラウンド、EQ全てOFF) ●入力端子:音声LR×9、PHONO×1、ビデオ×5、S映像×4、コンポーネント映像×3、HDMI×2、デジタル光×5、デジタル同軸×3、マルチチャンネル×1 ●出力端子:音声LR×2、REC OUT×2、PRE OUT×1(7.1ch)、映像モニター×1、S映像×1、S映像モニター×1、コンポーネント映像×1、デジタル光×1、HDMI×1 ●消費電力:480W ●外形寸法:430W×175H×430Dmm ●質量:約15.5kg