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ボーズ、デスクトップで楽しむフロントサラウンド “Companion 5”を発売

公開日 2006/09/26 14:25
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ボーズ(株)は、プライベートなデスクトップ環境でも手軽にサラウンド環境が構築できるシステムとして、新たに「Companion 5」を11月20日より発売する。本日同社が開催した新製品発表会では、マルチメディアスピーカー「Companion 2 series II」も併せて発表された。


Companion 5
■フロントサラウンド・マルチメディアスピーカーシステム
 ・Companion 5 ¥59,850(税込) 11月20日発売

Companion 5は、同社が2002年にフロントサラウンドシステムの先駆的な製品として発表した「3・2・1」シリーズの思想を受け継いでおり、デスクトップを中心に少人数で映画鑑賞を楽しむ“ペアサラウンド”を提唱するフロントサラウンド・マルチメディアスピーカーシステムだ。


円形のユニークなデザインを採用するコントロールポッド

アンプ内蔵ベースモジュール
システム構成は前方に設置する2本の「マイクロアレイスピーカー」と、アンプ内蔵のベースモジュール、外部入力端子とヘッドホン出力を備えるコントロールポッドとし、シンプルかつコンパクトな設置が可能だ。


マイクロアレイスピーカーにはボーズ独自の50mmドライバーを各2本計4本内蔵する
2本のマイクロアレイスピーカーには、ボーズ独自の50mmドライバーを各2本計4本内蔵。さらに前方2本のスピーカーで自然なサラウンド感を実現する独自のデジタルサラウンドプロセッサー「TureSpace」の搭載により、臨場感の溢れる5.1chサラウンド再生を可能にしている。マイクロアレイスピーカーには専用スタンドが付属しているので、デスクトップ上のレイアウトも快適に行いつつ、ニアフィールド視聴環境下における最適なオーディオパフォーマンスを実現することができる。

アンプ部にはモノラルやステレオのアナログソースも5.1chへデジタル変換する、独自のデコーダー「Bose Digital」を搭載し、あらゆるソースを臨場感溢れる5.1chフルサラウンドで楽しむことができる。夜間のリスニングには、ボリュームを絞っても最適な音響バランスに自動補正するP.A.P.回路が真価を発揮。大音量時にも歪みを押さえたクリアなサウンドを再現する。

PCとの接続は、アンプ部に搭載したUSB端子で行う。コントロールポッドには3.5mmステレオミニ入力を搭載し、iPodなどデジタル・オーディオプレーヤーからの音源もサラウンドで楽しむこともできる。なお、コントロールポッドはタッチセンサーによるミュート機能や回転式のボリュームコントロールなど、マルチメディアスピーカーシステム「Companion 3」の優れた操作性を継承している。


Companion 2 series II

Companion 2 series II(ブラックモデル)
■マルチメディアスピーカーシステム
 ・Companion 2 series II ¥15,540(ペア・税込) 12月1日発売

本機は同社の「Media Mate」シリーズの流れを継承する、コンパクトでスタイリッシュなデザインのアンプ内蔵マルチメディアスピーカーシステムだ。

本体デザインはフロントバッフルを後方に15度傾けたことにより、デスクトップ上で特定の周波数が反射し、音の濁りの原因となる「バウンダリー現象」の影響を排除し、クリアで奥行きのあるサウンドを実現している。また同社独自の技術である「N.F.S.E,(Near-Field Spacious Enhancer)」により、デスクトップに設置した際の至近距離でのリスニング時にも、快適なサウンドと豊かな臨場感をつくりだしている。


デスクトップ環境での高音質を追求し、辿り着いたスラントデザインを採用

前面にはボリュームノブとヘッドフォン入力を搭載

背面には2系統のRCA入力を装備する
防磁設計を施したスピーカーには同社が長年の研究開発により完成させた57mmのフルレンジドライバーを1本搭載する。また、独自形状のロングポートを本体背面に配置し、歪み成分やポートノイズが抑制された、クリアで迫力のある重低音を再現する。さらに、ボリュームを絞っても最適な音響バランスに自動調整する独自技術P.A.P.回路が本機にも採用されている。

アンプを内蔵する本体背面には、2系統のRCAピン入力を備える。本体前面にはヘッドホン端子も搭載し、プライベートリスニングにも対応する。カラーバリエーションはシルバーとブラックの2色が揃う。


本日開催された新製品発表会には、同社執行役員 広報宣伝部ゼネラルマネージャーの長尾浩氏が登壇し、挨拶を行った。


ボーズ(株)長尾浩氏
新たに発表されたCompanion 5については「日本国内ではデスクトップ環境で映画を楽しむシアターファンも多く、国内市場にとてもマッチした製品と自負している。今後本機については“ペアサラウンド”のキャッチフレーズを掲げ、プライベートシーンを演出する高音質でスタイリッシュなシステムとして提案して行きたい」とした。また、本機に関するプロモーション戦略について長尾氏は「10月開催のCEATEC JAPANやインターナショナルオーディオショウなどのイベントにてデモを行い、ハイ・ファイを含め、今脚光を浴びているオーディオ市場の中で積極的にボーズ製品の魅力をアピールして行きたい」と意気込みを語った。

なお、本日開催の発表会で紹介された新製品「AM-10IV/AM-10IV W」と「AMS-1 IV」の詳細については、別項にて詳しくご紹介する。

【問い合わせ先】
ボーズ・インフォメーションセンター
TEL/0120-039-780

(Phile-web編集部)

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