メディア向けプレオープンイベントで詳細を公開
パイオニア、“ACCO”製品などを体験できるショールームを新宿に開設
パイオニア(株)は、住設オーディオブランド“ACCO(アッコ)”製品などを体験できるショールーム「Pioneer Built-in Audio Gallery Supported by OZONE」を5月29日から12月22日までの期間限定で新宿パークタワー内に開設する。同社では本日、明日からの一般公開に先駆けてメディア向けの説明会を開催した。
同ショールームは、先日発売が発表された“ACCO”(関連ニュース)製品を実際に体験できるスペース。実際に製品が設置されたキッチンなどが公開されている。
説明会では、同社ホームエンタテインメントビジネスグループAV事業部リビング事業推進企画担当マネージャーの伊藤卓氏が、ブランドのコンセプトやショールームについて解説した。
あいさつの冒頭で伊藤氏は「パイオニアはこれまでコンテンツの音の本質を追求する製品を数多く送り出してきたが、“ACCO”では、音で住まいを演出する新しいライフスタイルを提案していく」と、新たにブランドを立ち上げた意図を説明。
続けて伊藤氏は「これまで音楽機器というのはラックなどを設置するのが常識だったが、“ACCO”の製品はビルトインが基本。製品を通して、現在の非常識を常識に変えていきたい」とコメント。「新たなマーケットを開拓していきたい」と意気込みを語った。
ショールームには、「“音”ですまいを演出する生活スタイル」をコンセプトに、実際の仕様場面を想定した展示などを用意。「ダイニング&キッチン展示ゾーン」「パネル展示ゾーン」「寝室ゾーン」「迷惑レススピーカー ゾーン」という4つの展示を行っている。
「ダイニング&キッチン展示ゾーン」は、その名の通りダイニングとキッチンに製品を埋め込んだ様子を展示するもの。天井に「S-ICH125」などのスピーカーを、シンク脇の壁にアンプ「A-IW001」を埋め込んでいる。
このゾーンでは壁の裏側に開閉可能な透明なパネルも用意し、製品を埋め込んだ壁内の様子も確認できるようになっている。
そして、同ゾーンについて解説した同社説明員は「A-IW001」の特徴にも言及。製品に用意されたボタンとiPodのどちらからでも操作が可能なことや、操作面には日常生活での汚れを雑巾などで拭き取っても耐えられるようにハードコーティングを施していることなどを説明した。
また、同製品ではiPod Dockを通じてiPodへ電源を供給する。音楽を流さない際にもiPodの充電スタンドとして使用できるよう、充電用のモードも用意しているという。
「パネル展示ゾーン」には、バスルームや書斎などをイメージしたパネルを用意。そこに「A-IW001」を埋め込み展示している。
寝室での使用場面をイメージした「寝室ゾーン」では、フランスベッド(株)が特別に製作した製品埋め込み型のベッドを展示。このベッドは頭部に埋め込んだスピーカーを手元のアンプで操作するというもの。「最も音の良いベッド」と同社説明員が胸を張る同ベッドを実際に体験することができる。
「迷惑レススピーカー ゾーン」では埋め込み型スピーカー3種の特徴を説明。スピーカー径200mmの2ウェイスピーカー「S-ICH200」、同じく200mm径で防滴仕様の「S-ICH200D」、そして125mm径の「S-ICH125」という3機種を、特徴など解説するパネルとともに展示している。
なお、同スピーカーでは建物の構造体に不要な振動を伝わりにくくする技術を開発。背面カバーを二重化する「Wバックチャンバー」構造を併せて採用することにより、集合住宅などでも近隣世帯に迷惑をかけないように設計されている。これらのことから同社では同製品を「迷惑レススピーカー」と命名したという。
また、振動抑制設計には「ISOマウントテクノロジー」を採用。スピーカーから天井取り付け面への不要な振動を減らす技術を搭載したことにより、特に低音域での振動抑制効果を高めることに成功している。
ショールームには、同社スタッフが常駐。来場者からの質問などへ対応する。また、現時点ではまだ明らかになっていない価格などの詳細については「秋頃までには発表したい」(同社説明員)とのことだった。
【Pioneer Built-in Audio Gallery Supported by OZONE】
・会期:2009年5月29日(金)〜12月22日(火)
夏季休館日(8月10日〜14日)
水曜休館(祝日を除く)
・時間:10:30〜19:00
・会場:リビングデザインセンター OZONE 7F
〒163-1062
東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー
・主催:パイオニア株式会社
・問い合わせ先:カスタマーサポートセンター TEL/0120-944-222
同ショールームは、先日発売が発表された“ACCO”(関連ニュース)製品を実際に体験できるスペース。実際に製品が設置されたキッチンなどが公開されている。
説明会では、同社ホームエンタテインメントビジネスグループAV事業部リビング事業推進企画担当マネージャーの伊藤卓氏が、ブランドのコンセプトやショールームについて解説した。
あいさつの冒頭で伊藤氏は「パイオニアはこれまでコンテンツの音の本質を追求する製品を数多く送り出してきたが、“ACCO”では、音で住まいを演出する新しいライフスタイルを提案していく」と、新たにブランドを立ち上げた意図を説明。
続けて伊藤氏は「これまで音楽機器というのはラックなどを設置するのが常識だったが、“ACCO”の製品はビルトインが基本。製品を通して、現在の非常識を常識に変えていきたい」とコメント。「新たなマーケットを開拓していきたい」と意気込みを語った。
ショールームには、「“音”ですまいを演出する生活スタイル」をコンセプトに、実際の仕様場面を想定した展示などを用意。「ダイニング&キッチン展示ゾーン」「パネル展示ゾーン」「寝室ゾーン」「迷惑レススピーカー ゾーン」という4つの展示を行っている。
「ダイニング&キッチン展示ゾーン」は、その名の通りダイニングとキッチンに製品を埋め込んだ様子を展示するもの。天井に「S-ICH125」などのスピーカーを、シンク脇の壁にアンプ「A-IW001」を埋め込んでいる。
このゾーンでは壁の裏側に開閉可能な透明なパネルも用意し、製品を埋め込んだ壁内の様子も確認できるようになっている。
そして、同ゾーンについて解説した同社説明員は「A-IW001」の特徴にも言及。製品に用意されたボタンとiPodのどちらからでも操作が可能なことや、操作面には日常生活での汚れを雑巾などで拭き取っても耐えられるようにハードコーティングを施していることなどを説明した。
また、同製品ではiPod Dockを通じてiPodへ電源を供給する。音楽を流さない際にもiPodの充電スタンドとして使用できるよう、充電用のモードも用意しているという。
「パネル展示ゾーン」には、バスルームや書斎などをイメージしたパネルを用意。そこに「A-IW001」を埋め込み展示している。
寝室での使用場面をイメージした「寝室ゾーン」では、フランスベッド(株)が特別に製作した製品埋め込み型のベッドを展示。このベッドは頭部に埋め込んだスピーカーを手元のアンプで操作するというもの。「最も音の良いベッド」と同社説明員が胸を張る同ベッドを実際に体験することができる。
「迷惑レススピーカー ゾーン」では埋め込み型スピーカー3種の特徴を説明。スピーカー径200mmの2ウェイスピーカー「S-ICH200」、同じく200mm径で防滴仕様の「S-ICH200D」、そして125mm径の「S-ICH125」という3機種を、特徴など解説するパネルとともに展示している。
なお、同スピーカーでは建物の構造体に不要な振動を伝わりにくくする技術を開発。背面カバーを二重化する「Wバックチャンバー」構造を併せて採用することにより、集合住宅などでも近隣世帯に迷惑をかけないように設計されている。これらのことから同社では同製品を「迷惑レススピーカー」と命名したという。
また、振動抑制設計には「ISOマウントテクノロジー」を採用。スピーカーから天井取り付け面への不要な振動を減らす技術を搭載したことにより、特に低音域での振動抑制効果を高めることに成功している。
ショールームには、同社スタッフが常駐。来場者からの質問などへ対応する。また、現時点ではまだ明らかになっていない価格などの詳細については「秋頃までには発表したい」(同社説明員)とのことだった。
【Pioneer Built-in Audio Gallery Supported by OZONE】
・会期:2009年5月29日(金)〜12月22日(火)
夏季休館日(8月10日〜14日)
水曜休館(祝日を除く)
・時間:10:30〜19:00
・会場:リビングデザインセンター OZONE 7F
〒163-1062
東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー
・主催:パイオニア株式会社
・問い合わせ先:カスタマーサポートセンター TEL/0120-944-222