<CES2007:フィリップス>「ワイヤレスHDMI」を出展 −iPodを直接差し込むポータブルプレーヤーも
蘭PHILIPS(フィリップス)ブースでは、欧州AVメーカーの雄である同社らしく、薄型テレビからプレーヤー/レコーダー、サウンドシステム、各種技術展示まで、多種多様な製品が披露されている。
ただし同社は、この数年で、かつての中核事業であったAV事業を縮小し、好調な医療事業などにシフトする戦略を採っている。AV機器の生産施設などは他社に売却して収益性を高め、本社機能は技術開発やマーケティングなどに特化している。
そのためか、展示内容は、独自の視点を感じさせるものが多い。いくつか気になったものを紹介しよう。
同社展示のハイライトは、1080pまでのHD映像を無線で送信できる「ワイヤレスHDMI」だろう。著作権保護技術「HDCP」にも対応しており、デジタル放送などの送信も可能。価格は300ドル(ペア)程度で、今年5月には製品が発売される見込み。
「amBX」は、PC用のサウンドシステム。写真を見てお分かりのように、有機的な印象のユニークなデザインを採用している。デモではPC用ゲームの音声をPCで再生していた。
iPodを本体内に直接装着して使用する、新発想のポータブルDVDプレーヤー「DCP750/850」にも注目だ。画面サイズはそれぞれ7インチ/8.5インチ。装着したiPod内の映像や音声を再生することができるほか、充電も行うことができる。さらにSDメモリーカードスロットも備え、カード内の静止画や動画を再生することも可能。
「WAC5000」「WAS5000」は、80GB HDDを備えたワイヤレスオーディオシステム。HDDを内蔵した“センター”部分と、クライアントである“ミュージックステーション”を11gのワイヤレスで結ぶ。さらに、PCともUPnPで接続でき、PC内の楽曲データを再生することも可能。なお、ミュージックステーション部は5台まで増設できるので、部屋ごとにシステムを設置し、ホームネットワークオーディオシステムとして使用することもできる。
(Phile-web編集部・風間)
ces2007
ただし同社は、この数年で、かつての中核事業であったAV事業を縮小し、好調な医療事業などにシフトする戦略を採っている。AV機器の生産施設などは他社に売却して収益性を高め、本社機能は技術開発やマーケティングなどに特化している。
そのためか、展示内容は、独自の視点を感じさせるものが多い。いくつか気になったものを紹介しよう。
同社展示のハイライトは、1080pまでのHD映像を無線で送信できる「ワイヤレスHDMI」だろう。著作権保護技術「HDCP」にも対応しており、デジタル放送などの送信も可能。価格は300ドル(ペア)程度で、今年5月には製品が発売される見込み。
「amBX」は、PC用のサウンドシステム。写真を見てお分かりのように、有機的な印象のユニークなデザインを採用している。デモではPC用ゲームの音声をPCで再生していた。
iPodを本体内に直接装着して使用する、新発想のポータブルDVDプレーヤー「DCP750/850」にも注目だ。画面サイズはそれぞれ7インチ/8.5インチ。装着したiPod内の映像や音声を再生することができるほか、充電も行うことができる。さらにSDメモリーカードスロットも備え、カード内の静止画や動画を再生することも可能。
「WAC5000」「WAS5000」は、80GB HDDを備えたワイヤレスオーディオシステム。HDDを内蔵した“センター”部分と、クライアントである“ミュージックステーション”を11gのワイヤレスで結ぶ。さらに、PCともUPnPで接続でき、PC内の楽曲データを再生することも可能。なお、ミュージックステーション部は5台まで増設できるので、部屋ごとにシステムを設置し、ホームネットワークオーディオシステムとして使用することもできる。
(Phile-web編集部・風間)
ces2007