TASCAM、細かな改善点を加えた業務用MD/CD複合機「MD-CD1MKII」を発売

ティアック（株）は、業務用機器TASCAMブランドのMDレコーダー/CDプレーヤー「MD-CD1MKII」を2月28日に発売する。価格は99,750円（税込）。

本機は、2Uという省スペースを実現した業務用MD/CD複合機「MD-CD1」の後継機。EUが施行する有害物質規制の指令「RoHS」に対応し、ユーザーから要望の多かった機能を盛り込んだマークIIモデルとして発売される。

CDからMDへは最大4倍速でダビング可能なほか、連続再生、独立再生も行える。

MDレコーダー部はLP2、LP4ロングプレーモードをサポート。 CDプレーヤー部はオーディオCD-R/CD-RWディスクのほか、MP3ディスクの再生も可能。MD/CDともにピッチコントロール機能を備えており、MDで±12.5%、CDでは-50〜+16％の範囲でコントロール可能。また、フロントパネルには、MD, CD各々専用のピッチコントロールノブを装備しており、直感的な操作が可能となっている。

再生機能には、オートキュー、オートレディ等をCD/MDそれぞれに搭載。また、外部コントロール用としてRS-232Cを標準で搭載している。

MD-CD1からの変更点は、CDのピッチコントロールの範囲拡大、MDのオートトラック機能にTime Track Incrementを追加、リモコン受信のEnable/Disable切り替え機能、RS-232CでMD/CDの表示選択を行うなど。一見地味ながら着実な改善が施されている。

【問い合わせ先】
ティアック（株）
タスカム カスタマーサポートグループ
TEL/0422-52-5106

（Phile-web編集部）