昭和電工、年内目途に有機ELパネル生産を開始
昭和電工(株)は、有機ELパネルの製造を、年内を目途に開始する。
製造するパネルは30cm四方で、高分子材料を用いた単層構造を採用。このため、低分子材料や複層構造のパネルより低コストで量産ができる。また、電極に特殊な表面処理技術を用いるなどの工夫も施し、コストの低減を実現している。
有機ELパネルは、ソニーが今年のInternational CESに27型の試作機を公開し(関連ニュース)、その画質が高い評価を得たことで、次世代テレビ用のパネルとして改めて注目されている。
同社では、まず店舗用など商業施設への採用をねらっていく。本日付の日本経済新聞で、「将来は家電メーカーにテレビパネルへの採用を働きかける」と報じられているが、同社広報部によると、「そういう可能性も考えられる、といった程度」とのことで、テレビパネル製造への具体的な計画が動いているわけではない。
(Phile-web編集部)
製造するパネルは30cm四方で、高分子材料を用いた単層構造を採用。このため、低分子材料や複層構造のパネルより低コストで量産ができる。また、電極に特殊な表面処理技術を用いるなどの工夫も施し、コストの低減を実現している。
有機ELパネルは、ソニーが今年のInternational CESに27型の試作機を公開し(関連ニュース)、その画質が高い評価を得たことで、次世代テレビ用のパネルとして改めて注目されている。
同社では、まず店舗用など商業施設への採用をねらっていく。本日付の日本経済新聞で、「将来は家電メーカーにテレビパネルへの採用を働きかける」と報じられているが、同社広報部によると、「そういう可能性も考えられる、といった程度」とのことで、テレビパネル製造への具体的な計画が動いているわけではない。
(Phile-web編集部)