ソニー、ネットワーク機能を強化した“BRAVIA”J5000/J3000シリーズを発売 − フラグシップの新色も登場
ソニーは、液晶テレビ“BRAVIA”の新製品として、エントリー向けの新シリーズ“J5000/J3000”シリーズを4月25日より順次発売する。ラインナップと主な特徴は以下の通り。
全モデル共通で1,366×768ドットのハイビジョン液晶パネルを採用。チューナーは地上・BS・110°CSデジタル/地上アナログを搭載している。J5000シリーズの本体カラーはブラック。J3000シリーズはシルバーとブラックを用意している(40V型はブラックのみ)。
■アプリキャスト/ソニールームリンク
全モデル共通で、ソニーが運営する独自のインターネットコンテンツを閲覧可能な“アプリキャスト”機能を新たに搭載した。ブロードバンドに接続し、リモコンを使って簡単に情報検索やショッピングを楽しめる機能で、テレビ画面を表示したまま利用できる。コンテンツは3月末時点でAmazon.co.jp、楽天(株)、ソネットエンタテインメント(株)、ヤフー(株)が提供する予定となっている。
また、家庭内LANを使って多機器のコンテンツを楽しめる“ソニールームリンク”を搭載した。DLNAに対応した機器とLANで接続することで、録画機やPCなどに保存された映像や音楽、写真などを再生することが可能だ。なお、DLNA対応機器であれば他社製品でも接続して楽しむことができるという。動画ファイルはMPEG2、音楽ファイルはMP3に対応する。
ブロードバンドを使用した機能としては、テレビ向け情報サービス「アクトビラ」にも対応。番組情報やエンタテインメント情報、ニュース・天気・株価・地図/交通等の生活関連情報などを閲覧することが可能だ。
■高画質機能
J5000シリーズの2機種は、通常60コマ/秒の映像を120コマ/秒にして表示する倍速表示機能を新たに搭載。各コマ間に、新たに生成したコマを挟み込む独自技術“モーションフロー”により、スポーツなどの素早い動きにおける残像感を低減し、なめらかな動画再生を実現している。また、独自のアルゴリズムにより縦・横・斜めの全方向の動きに対応するという。
さらに、24コマ/秒の映画コンテンツをなめらかに再現する新機能を搭載。映画素材特有のパターンを自動的に検知し、オリジナルのコマ間に4コマ分の映像をつくり出すことで映画特有の輪郭のゆれの低減を実現している。同機能の効果の強弱は、好みに合わせて3種類の設定から選択することが可能だ。
映像の階調表現を高める技術としては、J5000シリーズの2機種とJ3000の40V型に初めて“10bitパネル”を搭載。パネル性能として、S2500シリーズの約64倍という階調表現能力を実現しており、グラデーションのかかった映像などをなめらかに表現可能だ。広色域バックライトシステム“ライブカラークリエーション”も継承しており、高い色再現性を実現している。
また映像処理回路は“ブラビアエンジン”を継承。アナログ放送、デジタル放送に関わらず、ノイズが少なく、コントラスト感や色再現性の高い映像表現が可能になっているという。さらに映像の明度を自動検知し、階調やバックライトを自動で調整する“アドバンスト・コントラストエンハンサー”も搭載している。
■HDMI コントロール機能
本日同時に発表されたシアタースタンドシステム「RHT-G800」(関連ニュース)とHDMI経由で操作連携が可能な“HDMI コントロール”機能を新たに搭載。
J3000シリーズはリモコンの「オプション」ボタンから設定すると、自動的にテレビから「RHT-G800」の音声に切り替わるとともに、以降の音量調整はテレビのリモコンでも可能となる。また、電源も連動させることで一斉にオフにすることなども可能だ。
さらにJ5000シリーズでは、付属しているリモコンの“シアターボタン”を押すだけでテレビを消音し、「RHT-G800」へ音声を切り替るとともに、映画に最適な画質モード「シネマ」設定に切り替わる仕様となっている。
■その他
音声部には、テレビのスピーカーだけで“映画館のような音場”をつくり出す“S-Forceフロントサラウンド”機能を搭載している。
GUIには、上位モデルやスゴ録が採用している“XMB(クロスメディアバー)”を採用し、使い勝手を高めている。EPGは、最大7チャンネル表示が可能なラテ欄形式の“週間番組表”を採用。“お好みナビ”機能によりユーザーの視聴傾向を自動分析し、番組表中に☆印でおすすめ番組を表示することなども可能だ。
J5000シリーズは本体側面にUSB端子を搭載。デジタルカメラを接続することで、撮りためた写真を表示でき、音楽付きのスライドショートして楽しむことも可能だ。
□X2550シリーズ
同社は、フラグシップモデル“X2500シリーズ”(関連ニュース)の新色として、ピアノフィニッシュ塗装を施したピアノブラック・モデルを4月25日より発売する。
・KDL-52X2550(52V型) ¥OPEN(予想実売価格720,000円前後)
・KDL-46X2550(46V型) ¥OPEN(予想実売価格490,000円前後)
・KDL-40X2550(40V型) ¥OPEN(予想実売価格420,000円前後)
X2500シリーズは、シルバーとブラックの通常色のほか、ホワイト、ブラウン、ブルー、レッドの4色を受注生産で用意していたが、今回新たにピアノブラックが加わった。製品の仕様の変更はないが、型番は2500から2550に変更されている。
【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
お客様ご相談センター
TEL/0570-00-3311(ナビダイヤル
(Phile-web編集部)
サイズ | 型番 | 解像度 | パネル | 発売日 | 価格(すべてオープン) | |
J5000 シリーズ | 40V型 | KDL-40J5000 | 1,366 ×768 | 120Hz 駆動パネル | 5月25日 | 予想実売価格300,000円前後 |
32V型 | KDL-32J5000 | 予想実売価格230,000円前後 | ||||
J3000 シリーズ | 40V型 | KDL-40J3000 | - | 4月25日 | 予想実売価格280,000円前後 | |
32V型 | KDL-32J3000 | 予想実売価格210,000円前後 | ||||
26V型 | KDL-26J3000 | 予想実売価格170,000円前後 | ||||
20V型 | KDL-20J3000 | 予想実売価格120,000円前後 |
全モデル共通で1,366×768ドットのハイビジョン液晶パネルを採用。チューナーは地上・BS・110°CSデジタル/地上アナログを搭載している。J5000シリーズの本体カラーはブラック。J3000シリーズはシルバーとブラックを用意している(40V型はブラックのみ)。
■アプリキャスト/ソニールームリンク
全モデル共通で、ソニーが運営する独自のインターネットコンテンツを閲覧可能な“アプリキャスト”機能を新たに搭載した。ブロードバンドに接続し、リモコンを使って簡単に情報検索やショッピングを楽しめる機能で、テレビ画面を表示したまま利用できる。コンテンツは3月末時点でAmazon.co.jp、楽天(株)、ソネットエンタテインメント(株)、ヤフー(株)が提供する予定となっている。
また、家庭内LANを使って多機器のコンテンツを楽しめる“ソニールームリンク”を搭載した。DLNAに対応した機器とLANで接続することで、録画機やPCなどに保存された映像や音楽、写真などを再生することが可能だ。なお、DLNA対応機器であれば他社製品でも接続して楽しむことができるという。動画ファイルはMPEG2、音楽ファイルはMP3に対応する。
ブロードバンドを使用した機能としては、テレビ向け情報サービス「アクトビラ」にも対応。番組情報やエンタテインメント情報、ニュース・天気・株価・地図/交通等の生活関連情報などを閲覧することが可能だ。
■高画質機能
J5000シリーズの2機種は、通常60コマ/秒の映像を120コマ/秒にして表示する倍速表示機能を新たに搭載。各コマ間に、新たに生成したコマを挟み込む独自技術“モーションフロー”により、スポーツなどの素早い動きにおける残像感を低減し、なめらかな動画再生を実現している。また、独自のアルゴリズムにより縦・横・斜めの全方向の動きに対応するという。
さらに、24コマ/秒の映画コンテンツをなめらかに再現する新機能を搭載。映画素材特有のパターンを自動的に検知し、オリジナルのコマ間に4コマ分の映像をつくり出すことで映画特有の輪郭のゆれの低減を実現している。同機能の効果の強弱は、好みに合わせて3種類の設定から選択することが可能だ。
映像の階調表現を高める技術としては、J5000シリーズの2機種とJ3000の40V型に初めて“10bitパネル”を搭載。パネル性能として、S2500シリーズの約64倍という階調表現能力を実現しており、グラデーションのかかった映像などをなめらかに表現可能だ。広色域バックライトシステム“ライブカラークリエーション”も継承しており、高い色再現性を実現している。
また映像処理回路は“ブラビアエンジン”を継承。アナログ放送、デジタル放送に関わらず、ノイズが少なく、コントラスト感や色再現性の高い映像表現が可能になっているという。さらに映像の明度を自動検知し、階調やバックライトを自動で調整する“アドバンスト・コントラストエンハンサー”も搭載している。
■HDMI コントロール機能
本日同時に発表されたシアタースタンドシステム「RHT-G800」(関連ニュース)とHDMI経由で操作連携が可能な“HDMI コントロール”機能を新たに搭載。
J3000シリーズはリモコンの「オプション」ボタンから設定すると、自動的にテレビから「RHT-G800」の音声に切り替わるとともに、以降の音量調整はテレビのリモコンでも可能となる。また、電源も連動させることで一斉にオフにすることなども可能だ。
さらにJ5000シリーズでは、付属しているリモコンの“シアターボタン”を押すだけでテレビを消音し、「RHT-G800」へ音声を切り替るとともに、映画に最適な画質モード「シネマ」設定に切り替わる仕様となっている。
■その他
音声部には、テレビのスピーカーだけで“映画館のような音場”をつくり出す“S-Forceフロントサラウンド”機能を搭載している。
GUIには、上位モデルやスゴ録が採用している“XMB(クロスメディアバー)”を採用し、使い勝手を高めている。EPGは、最大7チャンネル表示が可能なラテ欄形式の“週間番組表”を採用。“お好みナビ”機能によりユーザーの視聴傾向を自動分析し、番組表中に☆印でおすすめ番組を表示することなども可能だ。
J5000シリーズは本体側面にUSB端子を搭載。デジタルカメラを接続することで、撮りためた写真を表示でき、音楽付きのスライドショートして楽しむことも可能だ。
□X2550シリーズ
同社は、フラグシップモデル“X2500シリーズ”(関連ニュース)の新色として、ピアノフィニッシュ塗装を施したピアノブラック・モデルを4月25日より発売する。
・KDL-52X2550(52V型) ¥OPEN(予想実売価格720,000円前後)
・KDL-46X2550(46V型) ¥OPEN(予想実売価格490,000円前後)
・KDL-40X2550(40V型) ¥OPEN(予想実売価格420,000円前後)
X2500シリーズは、シルバーとブラックの通常色のほか、ホワイト、ブラウン、ブルー、レッドの4色を受注生産で用意していたが、今回新たにピアノブラックが加わった。製品の仕様の変更はないが、型番は2500から2550に変更されている。
【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
お客様ご相談センター
TEL/0570-00-3311(ナビダイヤル
(Phile-web編集部)
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トピック
- ブランドSONY
- 型番KDL-40J5000
- 発売日2007年5月25日
- 価格¥OPEN(予想実売価格300,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ:40V型 ●パネル解像度:1,366×768 ●輝度:450cd/m2 ●視野角:上下左右178度 ●コントラスト比:1,600対1 ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル、地上アナログ ●入出力端子:HDMI入力×3、D5入力×2、S映像×2、コンポジット×1、D-Sub15ピン入力×1、デジタル放送/ビデオ出力端子×1、光デジタル音声出力×1 ほか ●消費電力:185W ●外形寸法(スタンド含む):981W×696H×265Dmm ●質量(スタンド含む):25.5kg
- ブランドSONY
- 型番KDL-32J5000
- 発売日2007年5月25日
- 価格¥OPEN(予想実売価格230,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ:32V型 ●パネル解像度:1,366×768 ●輝度:450cd/m2 ●視野角:上下左右178度 ●コントラスト比:1,600対1 ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル、地上アナログ ●入出力端子:HDMI入力×3、D5入力×2、S映像×2、コンポジット×1、D-Sub15ピン入力×1、デジタル放送/ビデオ出力端子×1、光デジタル音声出力×1 ほか ●消費電力:167W ●外形寸法(スタンド含む):790W×581H×214Dmm ●質量(スタンド含む):18.0kg
- ブランドSONY
- 型番KDL-40J3000
- 発売日2007年4月25日
- 価格¥OPEN(予想実売価格280,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ:40V型 ●パネル解像度:1,366×768 ●輝度:450cd/m2 ●視野角:上下左右178度 ●コントラスト比:1,600対1 ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル、地上アナログ ●入出力端子:HDMI入力×2、D5入力×2、S映像×2、コンポジット×1、D-Sub15ピン入力×1、デジタル放送/ビデオ出力端子×1、光デジタル音声出力×1 ほか ●消費電力:180W ●外形寸法(スタンド含む):981W×696H×265Dmm ●質量(スタンド含む):25.0kg
- ブランドSONY
- 型番KDL-32J3000
- 発売日2007年4月25日
- 価格¥OPEN(予想実売価格210,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ:32V型 ●パネル解像度:1,366×768 ●輝度:450cd/m2 ●視野角:上下左右178度 ●コントラスト比:1,600対1 ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル、地上アナログ ●入出力端子:HDMI入力×2、D5入力×2、S映像×2、コンポジット×1、D-Sub15ピン入力×1、デジタル放送/ビデオ出力端子×1、光デジタル音声出力×1 ほか ●消費電力:157W ●外形寸法(スタンド含む):790W×581H×214Dmm ●質量(スタンド含む):17.5kg
- ブランドSONY
- 型番KDL-26J3000
- 発売日2007年4月25日
- 価格¥OPEN(予想実売価格170,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ:26V型 ●パネル解像度:1,366×768 ●輝度:450cd/m2 ●視野角:上下左右178度 ●コントラスト比:1,300対1 ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル、地上アナログ ●入出力端子:HDMI入力×2、D5入力×2、S映像×2、コンポジット×1、D-Sub15ピン入力×1、デジタル放送/ビデオ出力端子×1、光デジタル音声出力×1 ほか ●消費電力:102W ●外形寸法(スタンド含む):656W×504H×214Dmm ●質量(スタンド含む):14.5kg
- ブランドSONY
- 型番KDL-20J3000
- 発売日2007年4月25日
- 価格¥OPEN(予想実売価格120,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ:20V型 ●パネル解像度:1,366×768 ●輝度:450cd/m2 ●視野角:上下左右178度 ●コントラスト比:1,100対1 ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル、地上アナログ ●入出力端子:HDMI入力×2、D5入力×2、S映像×2、コンポジット×1、D-Sub15ピン入力×1、デジタル放送/ビデオ出力端子×1、光デジタル音声出力×1 ほか ●消費電力:74W ●外形寸法(スタンド含む):497W×395H×199Dmm ●質量(スタンド含む):8.5kg
- ブランドSONY
- 型番KDL-52X2550
- 発売日2007年4月25日
- 価格¥OPEN(予想実売価格720,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ:52V型 ●パネル解像度:1,920×1,080 ●輝度:450cd/m2 ●視野角:上下左右178度 ●コントラスト比:1,500対1 ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル、地上アナログ ●入出力端子:HDMI入力×3、D5入力×2、S映像×2、コンポジット×1、D-Sub15ピン入力×1、デジタル放送/ビデオ出力端子×1、光デジタル音声出力×1 ほか ●消費電力:329W ●外形寸法(スタンド含む):1415W×890H×384Dmm ●質量(スタンド含む):54.0kg
- ブランドSONY
- 型番KDL-46X2550
- 発売日2007年4月25日
- 価格¥OPEN(予想実売価格490,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ:46V型 ●パネル解像度:1,920×1,080 ●輝度:450cd/m2 ●視野角:上下左右178度 ●コントラスト比:1,500対1 ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル、地上アナログ ●入出力端子:HDMI入力×3、D5入力×2、S映像×2、コンポジット×1、D-Sub15ピン入力×1、デジタル放送/ビデオ出力端子×1、光デジタル音声出力×1 ほか ●消費電力:288W ●外形寸法(スタンド含む):1262W×795H×322Dmm ●質量(スタンド含む):41.0kg
- ブランドSONY
- 型番KDL-40X2550
- 発売日2007年4月25日
- 価格¥OPEN(予想実売価格420,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ:40V型 ●パネル解像度:1,920×1,080 ●輝度:450cd/m2 ●視野角:上下左右178度 ●コントラスト比:1,500対1 ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル、地上アナログ ●入出力端子:HDMI入力×3、D5入力×2、S映像×2、コンポジット×1、D-Sub15ピン入力×1、デジタル放送/ビデオ出力端子×1、光デジタル音声出力×1 ほか ●消費電力:240W ●外形寸法(スタンド含む):1111W×717H×322Dmm ●質量(スタンド含む):35.0kg