三菱電機、“ユニ&エコ”体験会を開催 − 最新液晶テレビ「MZシリーズ」も登場
三菱電機(株)は本日、記者向けの体験イベント「三菱電機 ユニ&エコ家電 −動くからユニ!見分けるからエコ!−」を開催した。
ユニ&エコ家電の「ユニ」はユニバーサルデザイン、「エコ」はエコロジーデザインを表す。ユニバーサルデザインでは、洗濯機のドラムや冷蔵庫の棚などが“動く家電”を、エコロジーでは人を感知して運転を制御するエアコンや、明るさによってバックライトを調整する液晶テレビなど“見分ける家電”をコンセプトにして展開するという。
同社デザイン研究所 ホームシステムデザイン部 部長の中村泰久氏は、同社のユニバーサルデザインに対する取り組みを説明。独自の評価システム「UDチェッカー」を用い、ユニバーサルデザイン性能を定量的、客観的に評価しているという。「チェックは完成品だけでなく、三菱電気の全商品の試験や試作段階などにも適用している」。一例としてドラム部分が0度、15度、20度に動く洗濯機「ムービングドラム」を挙げ、洗濯物を入れる際の20度という角度も、多くの試験や評価によって導かれたものであることをアピールした。
イベント会場には、4月21日に発売される液晶テレビ“REAL”MZシリーズも置かれていた。製品の詳細は既にお伝えした(関連ニュース)通りだが、46V型で27mm以下というフレーム幅は、実際に見ると驚くほど狭い。なお、これは金型を新規開発したことで実現したもので、40V型では25mmを達成したという。
フロントスピーカーだけで5.1chサラウンドの音場を再現する「DIATONEサラウンド5.1」機能も体験することができた。本体下部に設けられたスピーカーは高さ15cmの開口部とは思えないほどパワーがあり、サラウンド感は高いものの音像が過度にぼやけることがない。
また、今回のイベントのテーマであるユニ&エコ関連機能は、メニューの「やさしい機能」から選択できる。「ジュニア」「シニア」といった視聴者の年代ごとに部屋の明るさに応じた調整パラメータを設定することで、内蔵の明るさセンサーと合わせて、より実際の使用環境に適した画質調整ができる。さらに部屋が暗くなった際には、高齢者向けの「シニア」モードでは画面の明るさを極端に落とさないようにするなどの工夫を施している。
ほかに、Phile-webニュースではお伝えしていなかったが、HDMIコントロール機能も備えていることがわかった。リモコンにダイレクトボタンが設けられ、同社レコーダーの操作をHDMIケーブル経由で行うことができる。他社製のレコーダーなどについても、電源のON/OFFなど基本機能は利用できる可能性があるという。ただし動作は保証対象外となる。
なお、今回の「LCD-H46MZ70」「LCD-H40MZ70」には電動のオートターン機能が装備されていないが、エンドユーザーからの要望が多いため、三菱電機の系列店向けにオートターンを備えた専用モデルを用意するという。変更点はオートターンのみで、型番は「LCD-46F8000Z」「LCD-40F8000Z」となる。
【問い合わせ先】
三菱電機(株)お客さま相談センター
TEL/0120-139-365
(Phile-web編集部)
ユニ&エコ家電の「ユニ」はユニバーサルデザイン、「エコ」はエコロジーデザインを表す。ユニバーサルデザインでは、洗濯機のドラムや冷蔵庫の棚などが“動く家電”を、エコロジーでは人を感知して運転を制御するエアコンや、明るさによってバックライトを調整する液晶テレビなど“見分ける家電”をコンセプトにして展開するという。
同社デザイン研究所 ホームシステムデザイン部 部長の中村泰久氏は、同社のユニバーサルデザインに対する取り組みを説明。独自の評価システム「UDチェッカー」を用い、ユニバーサルデザイン性能を定量的、客観的に評価しているという。「チェックは完成品だけでなく、三菱電気の全商品の試験や試作段階などにも適用している」。一例としてドラム部分が0度、15度、20度に動く洗濯機「ムービングドラム」を挙げ、洗濯物を入れる際の20度という角度も、多くの試験や評価によって導かれたものであることをアピールした。
イベント会場には、4月21日に発売される液晶テレビ“REAL”MZシリーズも置かれていた。製品の詳細は既にお伝えした(関連ニュース)通りだが、46V型で27mm以下というフレーム幅は、実際に見ると驚くほど狭い。なお、これは金型を新規開発したことで実現したもので、40V型では25mmを達成したという。
フロントスピーカーだけで5.1chサラウンドの音場を再現する「DIATONEサラウンド5.1」機能も体験することができた。本体下部に設けられたスピーカーは高さ15cmの開口部とは思えないほどパワーがあり、サラウンド感は高いものの音像が過度にぼやけることがない。
また、今回のイベントのテーマであるユニ&エコ関連機能は、メニューの「やさしい機能」から選択できる。「ジュニア」「シニア」といった視聴者の年代ごとに部屋の明るさに応じた調整パラメータを設定することで、内蔵の明るさセンサーと合わせて、より実際の使用環境に適した画質調整ができる。さらに部屋が暗くなった際には、高齢者向けの「シニア」モードでは画面の明るさを極端に落とさないようにするなどの工夫を施している。
ほかに、Phile-webニュースではお伝えしていなかったが、HDMIコントロール機能も備えていることがわかった。リモコンにダイレクトボタンが設けられ、同社レコーダーの操作をHDMIケーブル経由で行うことができる。他社製のレコーダーなどについても、電源のON/OFFなど基本機能は利用できる可能性があるという。ただし動作は保証対象外となる。
なお、今回の「LCD-H46MZ70」「LCD-H40MZ70」には電動のオートターン機能が装備されていないが、エンドユーザーからの要望が多いため、三菱電機の系列店向けにオートターンを備えた専用モデルを用意するという。変更点はオートターンのみで、型番は「LCD-46F8000Z」「LCD-40F8000Z」となる。
【問い合わせ先】
三菱電機(株)お客さま相談センター
TEL/0120-139-365
(Phile-web編集部)