パイオニア、純正システム用マスターユニットなどカーオーディオ6機種
パイオニア(株)は、カロッツェリアブランドのカーオーディオ製品6機種を5月下旬に発売する。本日、記者向けの製品試聴会と、販売店向けのセミナーが同時に開催された。
製品の詳細は以下の通り。
■オーディオマスターユニット「AXM-P01」¥136,500
純正オーディオシステムを活用したハイエンドオーディオシステムを構築できるマスターユニット。純正システムのスピーカーラインやiPodなど他のソースを本機に接続し、本機でタイムアライメントやLR独立の31バンドのイコライジング、2基のマスタークロックによるジッターの除去などで高音質化する。
本機には、デジタルプロセッシングユニット「DEQ-P01 II」、パワーアンプ「PRS-D7400」などの組み合わせが推奨されている。
日本語3行表示に対応した有機ELディスプレイは薄型で、本体とは別筐体となっている。ダッシュボードの上やグローブボックスへの埋め込みが可能。ディスプレイ表示を消すことで微少なノイズを排除することもできる。
■パワーアンプ「PRS-D7400」¥63,000
150W×4chのブリッジャブルパワーアンプ。Icepower社製のCLASS D増幅回路を採用。CLASS Dながら、高効率と低歪み・高SN化を両立した。さらに高性能ハイスルーレートオペアンプや出力段にMOS FETを採用した。
■パワーアンプ「PRS-D7200」¥52,500
300W×2chのブリッジャブルパワーアンプ。D7400と同様、Icepower社製のCLASS D増幅回路やハイスルーレートオペアンプ、MOS FETなどを搭載している。
■パワーアンプ「PRS-D7100」¥42,000
サブウーファー用の800Wモノラルパワーアンプ。高効率を追求したCLASS D増幅回路を採用したほか、1Ωまでの低負荷の駆動に対応する。
■2ウェイスピーカー「TS-Z171PRS」¥63,000
「トランジェント」「ワイドレンジ」「無共振化」の追求に加え、中域の忠実な再現にフォーカスを置いた“OPEN & SMOOTH”コンセプトに基づいて開発したスピーカー。口径は17cm。
ウーファーには新開発の「3層構造IMXアラミドファイバーコーン」を、エッジには軽量かつ内部損失にすぐれた「マイクロファイバーエッジ」を搭載している。磁気回路はロングプレート、ショートボイスコイル構造で、フレームはアルミダイキャストによる「フルバスケット方式」を採用している。
トゥイーターのダイアフラムも新開発で、平織りポリエステル素材にラミネート処理を施した28mmのものを搭載。主に中域再生能力を増強させた。これに伴い、クロスオーバー周波数も通常より低く設定している。
■2ウェイスピーカー「TS-Z131PRS」¥57,750
主な特徴は上記のTS-Z171PRSと同様。ウーファーの口径は13cmとなる。
本日行われた記者向けのデモでは、試乗車が4台用意された。中でも最高級システムが搭載されたのはメルセデスベンツ「E240」で、純正オーディオ、XDV-P70、DEX-P01IIという3つのソースをAXM-P01に接続し、RS-A9xでミッドレンジとハイレンジを、RS-A7xでローレンジとサブウーファーをドライブするという贅沢な構成だった。
残念ながらE240の純正システムを聴いたことがないので比較はできないが、エネルギー感が高く、AXM-P01が試聴ソフトの音楽性を的確に描き出しているという印象を受けた。また、AXM-P01には非常に多くの調整機能が用意されているので、車種や好みに応じて、容易にベストなセッティングを引き出すことができるだろう。
またアルファロメオ「Alfa GT」は、DEX-P01IIをソース機器とし、DEQ-P01IIを通し、2台のPRS-D7200でドライブするというシステム構成。カロッツェリアブランドで統一されているためか、一本芯の通ったナチュラルな音調で、長時間のリスニングでも聴き疲れすることはなさそうだ。もちろん、ナチュラルとは言っても、細かなディテールはきっちりと表現できている。家庭用オーディオシステムを聴き慣れている耳には安心感のある音だ。
【問い合わせ先】
パイオニア
カスタマーサポートセンター
TEL/0070-800-8181-11
(Phile-web編集部)
製品の詳細は以下の通り。
■オーディオマスターユニット「AXM-P01」¥136,500
純正オーディオシステムを活用したハイエンドオーディオシステムを構築できるマスターユニット。純正システムのスピーカーラインやiPodなど他のソースを本機に接続し、本機でタイムアライメントやLR独立の31バンドのイコライジング、2基のマスタークロックによるジッターの除去などで高音質化する。
本機には、デジタルプロセッシングユニット「DEQ-P01 II」、パワーアンプ「PRS-D7400」などの組み合わせが推奨されている。
日本語3行表示に対応した有機ELディスプレイは薄型で、本体とは別筐体となっている。ダッシュボードの上やグローブボックスへの埋め込みが可能。ディスプレイ表示を消すことで微少なノイズを排除することもできる。
■パワーアンプ「PRS-D7400」¥63,000
150W×4chのブリッジャブルパワーアンプ。Icepower社製のCLASS D増幅回路を採用。CLASS Dながら、高効率と低歪み・高SN化を両立した。さらに高性能ハイスルーレートオペアンプや出力段にMOS FETを採用した。
■パワーアンプ「PRS-D7200」¥52,500
300W×2chのブリッジャブルパワーアンプ。D7400と同様、Icepower社製のCLASS D増幅回路やハイスルーレートオペアンプ、MOS FETなどを搭載している。
■パワーアンプ「PRS-D7100」¥42,000
サブウーファー用の800Wモノラルパワーアンプ。高効率を追求したCLASS D増幅回路を採用したほか、1Ωまでの低負荷の駆動に対応する。
■2ウェイスピーカー「TS-Z171PRS」¥63,000
「トランジェント」「ワイドレンジ」「無共振化」の追求に加え、中域の忠実な再現にフォーカスを置いた“OPEN & SMOOTH”コンセプトに基づいて開発したスピーカー。口径は17cm。
ウーファーには新開発の「3層構造IMXアラミドファイバーコーン」を、エッジには軽量かつ内部損失にすぐれた「マイクロファイバーエッジ」を搭載している。磁気回路はロングプレート、ショートボイスコイル構造で、フレームはアルミダイキャストによる「フルバスケット方式」を採用している。
トゥイーターのダイアフラムも新開発で、平織りポリエステル素材にラミネート処理を施した28mmのものを搭載。主に中域再生能力を増強させた。これに伴い、クロスオーバー周波数も通常より低く設定している。
■2ウェイスピーカー「TS-Z131PRS」¥57,750
主な特徴は上記のTS-Z171PRSと同様。ウーファーの口径は13cmとなる。
本日行われた記者向けのデモでは、試乗車が4台用意された。中でも最高級システムが搭載されたのはメルセデスベンツ「E240」で、純正オーディオ、XDV-P70、DEX-P01IIという3つのソースをAXM-P01に接続し、RS-A9xでミッドレンジとハイレンジを、RS-A7xでローレンジとサブウーファーをドライブするという贅沢な構成だった。
残念ながらE240の純正システムを聴いたことがないので比較はできないが、エネルギー感が高く、AXM-P01が試聴ソフトの音楽性を的確に描き出しているという印象を受けた。また、AXM-P01には非常に多くの調整機能が用意されているので、車種や好みに応じて、容易にベストなセッティングを引き出すことができるだろう。
またアルファロメオ「Alfa GT」は、DEX-P01IIをソース機器とし、DEQ-P01IIを通し、2台のPRS-D7200でドライブするというシステム構成。カロッツェリアブランドで統一されているためか、一本芯の通ったナチュラルな音調で、長時間のリスニングでも聴き疲れすることはなさそうだ。もちろん、ナチュラルとは言っても、細かなディテールはきっちりと表現できている。家庭用オーディオシステムを聴き慣れている耳には安心感のある音だ。
【問い合わせ先】
パイオニア
カスタマーサポートセンター
TEL/0070-800-8181-11
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドCARROZZERIA
- 型番AXM-P01
- 発売日2007年5月下旬
- 価格¥136,500(税込)
- ブランドCARROZZERIA
- 型番PRS-D7400
- 発売日2007年5月下旬
- 価格¥63,000(税込)
- ブランドCARROZZERIA
- 型番PRS-D7200
- 発売日2007年5月下旬
- 価格¥52,500(税込)
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- 型番PRS-D7100
- 発売日2007年5月下旬
- 価格¥42,000(税込)
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- 型番TS-Z171PRS
- 発売日2007年5月下旬
- 価格¥63,000(税込)
- ブランドCARROZZERIA
- 型番TS-Z131PRS
- 発売日2007年5月下旬
- 価格¥57,750(税込)