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パイオニア、フェイズコントロール技術を搭載した7.1ch対応AVアンプ入門機を発売

公開日 2007/05/24 18:26
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VSX-517
パイオニア(株)は、同社独自の低音再生補正技術「フェイズコントロール」など多彩な機能と7.1chアンプを搭載したAVアンプ「VSX-517」を6月中旬に発売する。価格は税込で55,000円。

本機には同社独自開発の高音質技術「PHA(Pioneer Hybrid Amplification)」を採用。増幅素子の温度変化による歪みを抑える、独自の温度補正回路を組み込んだハイブリッド構造のパワーIC「PHA」の性能を一段と強化し、低域から高域に渡って0.08%という低歪み率を実現。高音質化を図るとともに、マルチチャンネル再生に適した100W×7chの同一ハイパワー出力を可能にしている。チップサイズの小型化も同時に行い、ノイズ発生源からの影響を軽減させている。

これまでに発売された同社のAVアンプ「VSA-AX1AV」「VSA-1016V」などにも採用されてきた、マルチチャンネル再生時に生じる低音のズレを解消する独自の「フェイズコントロール」技術も搭載。LFEチャンネルとメインチャンネル間の低音のズレを解消し、高品位なマルチチャンネルオーディオ再生を可能にしている。

さらにフロント2本のスピーカーだけでサラウンド再生を実現する独自の音響技術「フロントサラウンド・アドバンス」機能を採用。聴覚上の違和感を軽減し、長時間聴いていても疲れない自然なサラウンド再生を可能にしている。

MP3やWMA、MPEG4 AACなど圧縮音声フォーマットの高品位な再生にもこだわり、独自の音質補正技術「サウンドレトリバー」も搭載された。DSP処理による独自アルゴリズムを採用し、ソースが本来持つ音楽の厚みや奥行き感も豊かに再生する。本体前面にもUSB入力が搭載され、音楽ファイルを保存したUSBメモリー内のデータ再生にも対応する。

そのほか、導入時に便利な「オートMCACC」によるオートセットアップ機能も投入。音場の立体感を向上させる「デジタルコアエンジン」や、高音質・高精度の192kHz/24bit DAコンバーターの全チャンネル採用など、エントリーモデルの域を超えた贅沢なスペックが採用されている。HDMI端子は搭載されていないが、720p対応のD4映像入出力端子が採用されている。

【問い合わせ先】
パイオニア(株)
カスタマーサポートセンター
TEL/0070-800-8181-22

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドPIONEER
  • 型番VSX-517
  • 発売日2007年6月中旬
  • 価格¥55,000(税込)
【SPEC】●実用最大出力(JEITA、6Ω、サラウンド時):100W×7ch ●定格出力:75W+75W ●周波数特性:5Hz〜100kHz(+0dB、-3dB) ●ライン入力S/N比:96dB (IHF-A) ●入力端子:同軸デジタル×2、光デジタル音声×2、オーディオ×3、USB×1、ビデオ×4、Sビデオ×3、D4ビデオ×2 ●出力端子:音声プリアウト×1(7.1ch)、オーディオ×1、ビデオ×1、Sビデオ×1 ●消費電力:345W ●外形寸法:420W×158H×352.5Dmm ●質量:8.8kg