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「ダイレクトエナジーHDアンプ」搭載

パイオニア、PQLSマルチサラウンド採用のAVアンプ「SC-LX82/72」を発売

公開日 2009/09/10 16:14 Phile-web編集部
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SC-LX82
パイオニア(株)は、独自のジッターレス音声伝送技術「PQLSマルチサラウンド」を搭載した7.1ch対応のAVアンプ「SC-LX82」「SC-LX72」2機種の国内販売を10月上旬から開始する。価格は下記の通り。

SC-LX82 335,000円(税込)
SC-LX72 245,000円(税込)

パイオニアとICEpower社が共同開発したアナログクラスDアンプ「ダイレクトエナジーHD(High Fidelity Class D)アンプ」を搭載するなど、フラグシップ機「SC-LX90」の思想を引き継いだモデル。PIONEER EUROPEが9月から欧州で販売を開始したモデル(関連ニュース)が日本国内にも投入された形だ。

両機ともに独自のジッターレス音声伝送技術「PQLSマルチサラウンド」を搭載しており、HDMI接続によるリニアPCMマルチチャンネル音声のジッターレス伝送を実現。同技術では、従来のCD再生に加えてBD/DVDの再生にも対応した。さらに、上位モデル「SC-LX82」では「SRC(サンプリングレートコンバーター)」をD/Aコンバーターの間近に搭載。オーディオの信号をリクロックする過程でジッターをより低減させることができる。

マルチch再生時に各スピーカー内のユニット間のズレなどを補正する「フルバンド・フェイズコントロール」も両機に搭載。3次元自動音場補正システム「Advanced MCACC」にも対応している。また、「SC-LX82」には「SC-LX90」で開発された「プレシジョン・ディスタンス」をこのクラスのモデルとして初搭載。画面のスコア表示を参考に、ミリ単位の精度でスピーカー位置を調整することが可能になった。

HDMI端子は、入力が前面1/背面4の計5系統、出力がver.1.3a対応のものを2系統装備。そのほかにUSB入力端子(TypeA、Ver.2.0 Full Speed)を装備しており、iPod/iPhone からのデジタル音声入力やUSBメモリーからの音楽再生にも対応する。

周波数特性は5Hzから100kHz(+0dB/-3dB)でS/N比が103dB(IHF-A)など、基本的な仕様は両機共通だが、マルチch同時出力時の定格出力は「SC-LX82」が110W×7chで「SC-LX72」が100 W×7chと異なる。なお、サラウンド時の定格出力は両機とも140 W+140W。

そのほかデジタル音声入力端子の数が異なっており、「SC-LX82」は同軸3系統と光4系統を装備し、「SC-LX72」は同軸2系統と光4系統の装備となる。

【問い合わせ先】
パイオニア カスタマーサポートセンター
TEL/0120-944-222

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