価格は15万円
パイオニア、iPhone操作可能なAVアンプ中級機「VSA-LX53」を発売
公開日 2010/06/10 15:01
ファイル・ウェブ編集部
パイオニア（株）は、iPodデジタル接続やiPhone操作に対応し、画質・音質に注力したAVアンプ「VSA-LX53」を7月上旬より発売する。価格は150,000円（税込）。
VSA-LX53
VSA-LX53
左がVSA-920、右がVSA-LX53
VSA-LX53の背面部定格出力110W×各chの7.1ch AVアンプ。先だって発表されたAVアンプ「VSA-1020」（関連ニュース）などの上位機種という位置付けで、iPodデジタル接続やiPhone/iPod touchで操作ができる「iControlAV」対応、Bluetooth伝送時の音質改善技術「サウンドレトリバーAIR」、インターネットラジオ聴取機能などを搭載している。
VSA-LX53がVSA-1020などと異なる点は、まずHDMI伝送時のジッターを低減する「PQLS」が2chではなく、マルチチャンネル対応の「PQLS マルチサラウンド」対応になっていることが挙げられる。
さらに、機器の内部構成も異なっている。アナログ用電源とデジタル用電源を独立させて相互の影響を排除する「インデペンデント・パワー・サプライ」システムを採用し、アナログ回路へクリーンな電流を供給しつつパワーアンプ部の性能を最大限に引き出すことが可能だという。また、ブロックノイズやモスキートノイズ、ランダムノイズなどを効果的に低減できる「トリプルHDノイズリダクションシステム」や、ディテールやコントラストなど9項目のビデオパラメーター調整ができる機能も搭載した。
HDMI ver.1.4対応端子を6入力2出力系統搭載し、3D映像信号のパススルーやARCに対応している。
VSA-1020などと同様、ドルビーTrueHD/DTS-HD MAデコーダーを搭載し、ドルビープロロジックIIzにも対応。フロントハイトスピーカーを使用しなくても高さ方向の音場を再現できる「バーチャルハイト」モードと、サラウンドバックスピーカー無しでも背面の音場を再現できる「バーチャルサラウンドバック」モードも備え、仮想9.1ch音場を楽しむことができる。また、フロントワイドスピーカーを使用した新サラウンドモードも2つ搭載。ひとつは「ワイドサラウンド Movie」で、フロントの「動き感」を楽しめるモード。もうひとつは「ワイドサラウンド Music」で、フロントの「広がり感」を楽しむことができるという。
HDMIやアナログ端子から入力した1080iや720pの映像を1080pにアップスケーリングして楽しめる「P.C.24p（Precise Conversion for 24p）」機能を搭載し、DVDなどもより高品位に視聴することができる。なお1080pは1080i/720p/480pにダウンスケーリングすることも可能だ。
そのほか、音場補正システム「Advanced MCACC」や、マルチチャンネル再生時の低音のズレを解消する「フェイズコントロール」機能も備えている。
またオプションとして、RFリモコン「CU-RF100-U」も7月下旬に発売する。価格はオープンだが、3.5万～4万円前後で販売される見込み。信号の伝送に無線を利用するため障害物の影響を受けにくく、どこからでも操作できるのが特長。有機ELディスプレイを搭載し、機器の状況を手元で確認できる点も特徴だ。
別売のRFリモコン「CU-RF100-U」
付属の赤外線送信部（IRブラスター）を使用することで、最大4台の他機器を操作することもできるため、ホームシアター内で活躍させることができる。
スペック比較
【問い合わせ先】
パイオニア
カスタマーサポートセンター
TEL/0120-944-222
VSA-LX53
VSA-LX53
左がVSA-920、右がVSA-LX53
VSA-LX53の背面部
VSA-LX53がVSA-1020などと異なる点は、まずHDMI伝送時のジッターを低減する「PQLS」が2chではなく、マルチチャンネル対応の「PQLS マルチサラウンド」対応になっていることが挙げられる。
さらに、機器の内部構成も異なっている。アナログ用電源とデジタル用電源を独立させて相互の影響を排除する「インデペンデント・パワー・サプライ」システムを採用し、アナログ回路へクリーンな電流を供給しつつパワーアンプ部の性能を最大限に引き出すことが可能だという。また、ブロックノイズやモスキートノイズ、ランダムノイズなどを効果的に低減できる「トリプルHDノイズリダクションシステム」や、ディテールやコントラストなど9項目のビデオパラメーター調整ができる機能も搭載した。
HDMI ver.1.4対応端子を6入力2出力系統搭載し、3D映像信号のパススルーやARCに対応している。
VSA-1020などと同様、ドルビーTrueHD/DTS-HD MAデコーダーを搭載し、ドルビープロロジックIIzにも対応。フロントハイトスピーカーを使用しなくても高さ方向の音場を再現できる「バーチャルハイト」モードと、サラウンドバックスピーカー無しでも背面の音場を再現できる「バーチャルサラウンドバック」モードも備え、仮想9.1ch音場を楽しむことができる。また、フロントワイドスピーカーを使用した新サラウンドモードも2つ搭載。ひとつは「ワイドサラウンド Movie」で、フロントの「動き感」を楽しめるモード。もうひとつは「ワイドサラウンド Music」で、フロントの「広がり感」を楽しむことができるという。
HDMIやアナログ端子から入力した1080iや720pの映像を1080pにアップスケーリングして楽しめる「P.C.24p（Precise Conversion for 24p）」機能を搭載し、DVDなどもより高品位に視聴することができる。なお1080pは1080i/720p/480pにダウンスケーリングすることも可能だ。
そのほか、音場補正システム「Advanced MCACC」や、マルチチャンネル再生時の低音のズレを解消する「フェイズコントロール」機能も備えている。
またオプションとして、RFリモコン「CU-RF100-U」も7月下旬に発売する。価格はオープンだが、3.5万～4万円前後で販売される見込み。信号の伝送に無線を利用するため障害物の影響を受けにくく、どこからでも操作できるのが特長。有機ELディスプレイを搭載し、機器の状況を手元で確認できる点も特徴だ。
別売のRFリモコン「CU-RF100-U」
付属の赤外線送信部（IRブラスター）を使用することで、最大4台の他機器を操作することもできるため、ホームシアター内で活躍させることができる。
スペック比較
VSA-LX53 | VSA-1020 | VSA-920 | VSX-820 | |
| パワーアンプ チャンネル数 | 7 | 7 | 7 | 5 |
| 定格出力(8Ω) | 110W/ch | 105W/ch | 105W/ch | 95W/ch |
| 実用最大出力(6Ω) | 190W/ch | 170W/ch | 170W/ch | 160W/ch |
| HDMI端子 | 6入力2出力 | 6入力1出力 | 4入力1出力 | 4入力1出力 |
| LAN端子 | ○ (10BASE-T/100BASE-T) | ○ (10BASE-T/100BASE-T) | ○ (10BASE-T/100BASE-T) | -- |
| 前面入力端子 | HDMI入力、USB、コンポジット | HDMI入力、USB、コンポジット | 音声、USB、コンポジット | 音声、USB、コンポジット |
| ビデオスケーラー ビデオコンバーター | ○ | ○ | ○ | -- |
| HDMIのジッターリダクション回路 | ○ | ○ | -- | -- |
| インデペンデント・パワーサプライシステム | ○ | -- | -- | -- |
| トリプルHDノイズリダクションシステム | ○ | -- | -- | -- |
| 主な機能比較 | ||||
VSA-LX53 | VSA-1020 | VSA-920 | VSX-820 | |
| 3D信号のパススルー | ○ | ○ | ○ | ○ |
| iPodデジタル接続 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| iControlAVでの操作 | ○ | ○ | ○ | -- |
| Bluetooth | ○ | ○ | ○ | ○ |
| サウンドレトリバーAIR | ○ | ○ | ○ | -- |
| アドバンスド・サウンドレトリバー | ○（マルチch対応） | ○（マルチch対応） | ○（マルチch対応） | ○（2ch対応） |
| PQLS | マルチ | 2ch | 2ch | -- |
| フェイズコントロール | ○ | ○ | ○ | ○ |
| フロントワイドモード／バーチャルハイトモード／バーチャルサラウンドバックモード | ○ | ○ | ○ | -- |
| インターネットラジオ | ○ | ○ | ○ | -- |
| FM/AMラジオ | -- | -- | -- | ○ |
【問い合わせ先】
パイオニア
カスタマーサポートセンター
TEL/0120-944-222
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