オンキヨー、Integraの次世代サラウンド対応AVアンプ2モデル − THX Ultra2に準拠
オンキヨー(株)は、IntegraシリーズのAVアンプ「DTX-8.8」「DTX-7.8」2モデルを、カスタムインストール市場に向けて新たに発売する。
・「DTX-8.8」¥367,500(税込) 8月3日発売
・「DTX-7.8」¥210,000(税込) 7月20日発売
両機ともHDMI Ver.1.3a端子を搭載し、次世代サラウンドのデコードに対応する。同社は今月5日、同じくIntegraシリーズの「DTX-5.8」(関連ニュース)を発表しており、今回の新製品によりIntegraの次世代サラウンド対応AVアンプは3モデルが揃う格好になった。
実用最大出力はDTX-8.8が各チャンネル280W、DTX-7.8が各チャンネル230W(いずれも6Ω)。
HDMI Ver.1.3a端子は、DTX-8.8が入力4系統、出力2系統を装備。2つのディスプレイに映像を切り替えて出力することができる。DTX-7.8は入力3/出力1系統をそれぞれ装備する。次世代サラウンドのビットストリーム入力に対応し、ドルビーTrueHDやDolby Digital Plus、DTS-HD(Master Audio/High Resolution Audio)のデコードが行える。またDeep ColorやxvYCC、リップシンクにも対応する。
DTX-8.8は、映像処理デバイスにシリコンオプティクス社の「HQV Reon-VX」を採用。アナログ端子から入力した映像信号を、最高で1080pにアップスケーリングできる。なお、解像度を変えずにスルー出力することも可能。DTX-8.8の映像処理回路はファロージャ「DCDi」となる。
両機とも、映画のミキシングスタジオのサウンドを家庭で再現することを目的に策定された「THX Ultra2」規格に準拠。
また両機では、出力段に一部のハイエンドパワーアンプにしか採用されない3段インバーテッドダーリントン回路を採用。これにより瞬時電流供給能力(HICC)が高まり、スピーカー駆動力が向上するという。
同社独自技術のVLSCやWRATも搭載。前者はDA変換後のパルス性デジタルノイズを独自回路で除去するもので、後者はネガティブフィードバック(負帰還)をかけない状態での、裸特性の超ワイド化と動作の安定を兼備させた技術だ。
また、小音量再生時でも音崩れしないリニア・オプティマム・ゲイン・ボリュームも採用。パワーアンプの増幅だけで十分大きい音量が得られるボリューム位置では、プリアンプ部の増幅度を0dBとし、それ以上の音量が必要になったとき、プリアンプの増幅度を0.5dBステップで上げていくというものだ。
カスタムインストール市場での販売を行うモデルだけに、別の部屋に音声/映像信号を送る「Zone2/Zone3」機能、機器制御用のRS232C端子・IR端子の装備など、ホームネットワーク/ホームオートメーション関連の機能も充実している。
【問い合わせ先】
オンキヨー(株)
TEL/050-3161-9555
(Phile-web編集部)
・「DTX-8.8」¥367,500(税込) 8月3日発売
・「DTX-7.8」¥210,000(税込) 7月20日発売
両機ともHDMI Ver.1.3a端子を搭載し、次世代サラウンドのデコードに対応する。同社は今月5日、同じくIntegraシリーズの「DTX-5.8」(関連ニュース)を発表しており、今回の新製品によりIntegraの次世代サラウンド対応AVアンプは3モデルが揃う格好になった。
実用最大出力はDTX-8.8が各チャンネル280W、DTX-7.8が各チャンネル230W(いずれも6Ω)。
HDMI Ver.1.3a端子は、DTX-8.8が入力4系統、出力2系統を装備。2つのディスプレイに映像を切り替えて出力することができる。DTX-7.8は入力3/出力1系統をそれぞれ装備する。次世代サラウンドのビットストリーム入力に対応し、ドルビーTrueHDやDolby Digital Plus、DTS-HD(Master Audio/High Resolution Audio)のデコードが行える。またDeep ColorやxvYCC、リップシンクにも対応する。
DTX-8.8は、映像処理デバイスにシリコンオプティクス社の「HQV Reon-VX」を採用。アナログ端子から入力した映像信号を、最高で1080pにアップスケーリングできる。なお、解像度を変えずにスルー出力することも可能。DTX-8.8の映像処理回路はファロージャ「DCDi」となる。
両機とも、映画のミキシングスタジオのサウンドを家庭で再現することを目的に策定された「THX Ultra2」規格に準拠。
また両機では、出力段に一部のハイエンドパワーアンプにしか採用されない3段インバーテッドダーリントン回路を採用。これにより瞬時電流供給能力(HICC)が高まり、スピーカー駆動力が向上するという。
同社独自技術のVLSCやWRATも搭載。前者はDA変換後のパルス性デジタルノイズを独自回路で除去するもので、後者はネガティブフィードバック(負帰還)をかけない状態での、裸特性の超ワイド化と動作の安定を兼備させた技術だ。
また、小音量再生時でも音崩れしないリニア・オプティマム・ゲイン・ボリュームも採用。パワーアンプの増幅だけで十分大きい音量が得られるボリューム位置では、プリアンプ部の増幅度を0dBとし、それ以上の音量が必要になったとき、プリアンプの増幅度を0.5dBステップで上げていくというものだ。
カスタムインストール市場での販売を行うモデルだけに、別の部屋に音声/映像信号を送る「Zone2/Zone3」機能、機器制御用のRS232C端子・IR端子の装備など、ホームネットワーク/ホームオートメーション関連の機能も充実している。
【問い合わせ先】
オンキヨー(株)
TEL/050-3161-9555
(Phile-web編集部)
関連リンク
トピック
- ブランドINTEGRA
- 型番DTX-8.8
- 発売日2007年8月3日
- 価格¥367,500(税込)
【SPEC】●定格出力:全チャンネル200W(6Ω、20Hz〜20kHz、0.05%THD、1ch駆動時) ●実用最大出力:全チャンネル280W(6Ω、1kHz、1ch駆動時、JEITA) ●全高調波歪率:0.05%(定格出力時) ●周波数特性:5Hz〜100kHz(+1dB/-3dB、Direct Mode)●SN比:110dB(LINE、IHF-A) ●トーンコントロール最大変化量:±10dB(BASS at20Hz)、±10dB(TREBLE at20kHz) ●スピーカー適応インピーダンス:4〜16Ω●入出力端子:HDMI(入力4、出力2)、D4(入力3、出力1)、コンポーネント(入力3、出力1)、Sビデオ(入力6、出力2)、コンポジット(入力6、出力3)、デジタル音声入力(光3、同軸3)、アナログ音声入力11(2ch10、7.1ch1)、デジタル音声出力1(光)、アナログ音声出力5(2ch2、Zone2、Zone3各1、7.1ch1) ●スピーカー出力端子:9(Main7ch、Zone2 2ch、バナナプラグ対応) ●ヘッドホン端子:1●RS232端子:1 ●12Vトリガー端子:出力3 ●IR端子:入力2、出力1 ●音場制御用マイク端子:1 ●Ether端子:1 ●消費電力(電気用品安全法技術基準):770W ●外形寸法:435W×194H×454.5Dmm ●質量:24.1kg
- ブランドINTEGRA
- 型番DTX-7.8
- 発売日2007年7月20日
- 価格¥210,000(税込)
● 定格出力:全チャンネル180W(6Ω、20Hz〜20kHz、0.05%THD、1ch駆動時) ●実用最大出力:全チャンネル230W(6Ω、 1kHz、1ch駆動時、JEITA) ●全高調波歪率:0.05%(定格出力時) ●周波数特性:5Hz〜100kHz(+1dB/-3dB、 Direct Mode) ●SN比:110dB(LINE、IHF-A) ●トーンコントロール最大変化量:±10dB(BASS at20Hz)、±10dB(TREBLE at20kHz) ●スピーカー適応インピーダンス:4〜16Ω ●入出力端子:HDMI(入力3、出力1)、D4端子(入力3、出力1)、コンポーネント端子(入力3、出力1)、Sビデオ端子(入力6、出力2)、コンポジット端子(入力6、出力3)、デジタル音声入力(光3、同軸3)、アナログ音声入力11(2ch10、7.1ch1)、デジタル音声出力1(光)、アナログ音声出力5(2ch2、Zone2、Zone3各1、7.1ch1) ●スピーカー出力端子:9(Main7ch、Zone2 2ch、バナナプラグ対応) ●ヘッドホン端子:1 ●RS232端子:1 ●12Vトリガー端子:出力3 ●IR端子:入力2、出力1 ●音場制御用マイク端子:1 ●Ether端子:1 ●消費電力(電気用品安全法技術基準):660W ●外形寸法:435W×194H×454.5Dmm ●質量:23kg