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「BDの売り上げは非常に順調」 − ディズニーが2007年秋冬新商品の説明会を開催

公開日 2007/07/25 19:41
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ウォルト・ディズニー・ジャパン(株)ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメントは、ディーラー向けに2007年秋冬の商品説明会を開催した。

はじめに登壇した同社マーケティング エグゼクティブ・ディレクターの高橋雅美氏より、7月28日から全国ロードショーが開始される「レミーのおいしいレストラン」、ならびに10月31日に発売されるDVD「ジャングル・ブック プラチナエディション」の魅力が紹介された。


高橋雅美氏

DVD「ジャングル・ブック プラチナエディション」の紹介
高橋氏は続けて、Blu-rayディスク商品の販売戦略についても言及。はじめにGFKの調査による、次世代メディアにおけるBlu-rayの市場シェアが紹介された。グラフのデータを示しながら、高橋氏は「レコーダー機器の市場シェアではBlu-rayが95%以上のシェアを獲得している。さらにソフトもBlu-rayのタイトルが9割以上を占めており、ハード、ソフトともにBlu-rayが圧倒的なシェアを獲得している」とし、「次世代メディアのソフト市場も順調に拡大している」と付け加えた。


現在ハード、ソフトともにBDが次世代ディスク市場で圧倒的なシェアを獲得していることを強調

弊誌『月刊・AVレビュー』の紹介記事より、BD版「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの高画質をアピール

ロビーではパナソニックのホームシアター機器で「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズをデモ上映した
同社より発売されたBlu-rayディスクの「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズについて、高橋氏は「様々なメディアや専門家から絶賛されている」とし、「月刊『AVレビュー』では“圧倒的な高画質でリリースされたディズニー史上最高の実写映画”と絶賛を受けた。これは大変喜ばしいことだ」と語り、次世代ディスクの持つ優れたクオリティについて強調した。また本作品シリーズについては8月31日まで松下電器産業(株)と共同で実施するキャンペーン“ブルーレイDIGAを買って『パイレーツ・オブ・カリビアン』を観よう!”が、6月1日のスタート以来好調であることにも言及した。


11月14日には同社よりBD版『カーズ』も発売予定
今後のBlu-rayディスク作品のリリースについては「ジェリー・ブラッカイマー製作のアクション超大作『ザ・ロック』、『コン・エアー』、『クリムゾン・タイド』が10月17日に発売を控えている。また人気のディズニー/ピクサー作品から初のBD化となる、『カーズ』の11月14日の発売にもぜひご期待いただきたい」と、今年のクリスマス商戦に向け、注目タイトルを意欲的に送り込むことを宣言した。


塚越隆行氏
会場には同社日本代表の塚越隆行氏も駆けつけた。塚越氏はその挨拶の中で、同社の中でパッケージソフトの販売を行っているブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメントについて、「部門をディズニーブランドの一部として、より身近にお客様に認知していただくために、7月25日をもって部門名を“ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント”に変更する」と宣言。またブランドロゴについてもこの機に一新されることが明らかにされた。


7月25日より“ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント”に部門が変更される

新たなブランドロゴも公開された
塚越氏は「この部門名の変更により、どのスタジオで、何をしている部門なのかが一目瞭然となった。これからは新しい名前とロゴのもと、ディズニーブランドのさらなる強化に取り組んでいきたい」と意気込みを顕わにした。

(Phile-web編集部)

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