<HTP編集長・川嶋のCEDIAレポート>SpeakerCraftからもインストールソリューション続々登場!
埋め込みスピーカーのリーディングカンパニーとして知られるSpeakerCraftから、さまざまなカスタムインストールソリューションが登場した。
まずあまりにも多くの新製品が登場した埋め込みスピーカーから見ていこう。現在発売中の『ホームシアターファイル』10月号で既報の「AIM CINEMA」、「AIM WIDE」、「AIM CINEMA DIPOLE」などのAIMシリーズの最新作。AIMシリーズのフラグシップモデルである「AIM CINEMA」はウーファーを2つ重ねた上に、さらにウーファー2発を稼動型のバッフル上に置き、その間にドーム型トゥイーターをはさむ。また、インシーリングとして一般に受け入れられやすいタイプの「AIM WIDE」は、ウーファーの同軸上に中音域再生用のウーファー2つと高域再生用トゥイーターをそれぞれ互いに70度の角度で外側に向けられている。
ここまでは『ホームシアターファイル』誌で既に記事化し、また次号にて詳細をお伝えする予定だが、このほかにも多数の埋め込みスピーカーがラインアップされていた。
まず、隠し玉第一弾はULTRA SLIM。なんと奥行きが5センチと信じがたいほど薄い。中低域を出すために、ウーファーを2つ、ミッドレンジを2つと設けている。この製品は来年の3月に発売予定とのこと。
また、埋め込み設置が困難なコーナー用として、MDUというスピーカーが新たに登場。マウントが一体となったスピーカーであり、角度は可変式。コンパクトで柔らかいラインが印象的だ。もうひとつおもしろいのがTIME UPというスピーカー。埋め込みタイプなのだが、リモコンで中身が外に出てくるのである。
さて、こうした埋め込みスピーカーが多数用意されていたが、実はSpeakerCraftの今年最大の話題は別にあった。「NEAT8」というラインアップである。写真を見ていただくとわかると思うが、フレームがないのである。埋め込みスピーカーは確かに空間に溶け込むものだが、スピーカーのまわりにはフレームが付いていた。これは埋め込みという構造上仕方ないものだったが、この「NEAT8」シリーズでは、フレームが消えているのだ。構造を工夫した結果とのこと。詳細は『ホームシアターファイル』次号で紹介したい。
スピーカー以外のソリューションでは、MODE FREEという新しいキーパッドが紹介されていた。これは取り外し可能なキーパッドであり、データをWiFiで飛ばすことが可能である。持ち運びが自由であり、必ずしも壁掛けにしなくても良く、ホルダーに設置してもかまわない。iPodのメタデータをそのままディスプレイに反映することが可能である。これは来年の発売だという。
以上、急ぎ足でSpeakerCraftの新製品を見てきたが、『ホームシアターファイル』誌ではSpeakerCraftのカスタムソリューションを綿密に追っていくので、詳報はお待ちいただきたい。
(ホームシアターファイル編集部・川嶋)
[CEDIA2007REPORT]
まずあまりにも多くの新製品が登場した埋め込みスピーカーから見ていこう。現在発売中の『ホームシアターファイル』10月号で既報の「AIM CINEMA」、「AIM WIDE」、「AIM CINEMA DIPOLE」などのAIMシリーズの最新作。AIMシリーズのフラグシップモデルである「AIM CINEMA」はウーファーを2つ重ねた上に、さらにウーファー2発を稼動型のバッフル上に置き、その間にドーム型トゥイーターをはさむ。また、インシーリングとして一般に受け入れられやすいタイプの「AIM WIDE」は、ウーファーの同軸上に中音域再生用のウーファー2つと高域再生用トゥイーターをそれぞれ互いに70度の角度で外側に向けられている。
ここまでは『ホームシアターファイル』誌で既に記事化し、また次号にて詳細をお伝えする予定だが、このほかにも多数の埋め込みスピーカーがラインアップされていた。
まず、隠し玉第一弾はULTRA SLIM。なんと奥行きが5センチと信じがたいほど薄い。中低域を出すために、ウーファーを2つ、ミッドレンジを2つと設けている。この製品は来年の3月に発売予定とのこと。
また、埋め込み設置が困難なコーナー用として、MDUというスピーカーが新たに登場。マウントが一体となったスピーカーであり、角度は可変式。コンパクトで柔らかいラインが印象的だ。もうひとつおもしろいのがTIME UPというスピーカー。埋め込みタイプなのだが、リモコンで中身が外に出てくるのである。
さて、こうした埋め込みスピーカーが多数用意されていたが、実はSpeakerCraftの今年最大の話題は別にあった。「NEAT8」というラインアップである。写真を見ていただくとわかると思うが、フレームがないのである。埋め込みスピーカーは確かに空間に溶け込むものだが、スピーカーのまわりにはフレームが付いていた。これは埋め込みという構造上仕方ないものだったが、この「NEAT8」シリーズでは、フレームが消えているのだ。構造を工夫した結果とのこと。詳細は『ホームシアターファイル』次号で紹介したい。
スピーカー以外のソリューションでは、MODE FREEという新しいキーパッドが紹介されていた。これは取り外し可能なキーパッドであり、データをWiFiで飛ばすことが可能である。持ち運びが自由であり、必ずしも壁掛けにしなくても良く、ホルダーに設置してもかまわない。iPodのメタデータをそのままディスプレイに反映することが可能である。これは来年の発売だという。
以上、急ぎ足でSpeakerCraftの新製品を見てきたが、『ホームシアターファイル』誌ではSpeakerCraftのカスタムソリューションを綿密に追っていくので、詳報はお待ちいただきたい。
(ホームシアターファイル編集部・川嶋)
[CEDIA2007REPORT]