オーディオテクニカ、2007冬の新製品発表会を開催 − 松下社長が会見
(株)オーディオテクニカは、この冬に発売する新製品の発表会を開催した。3年ぶりとなるワイヤレスサラウンドヘッドホンや、カナル型のノイズキャンセリングヘッドホン、MCトランス「AT5000T」の下位モデル、初のiPod用オーディオシステムなど、注目の新製品が多数登場した。
本項では、新製品の発表に先駆けて行われた、松下和雄 代表取締役社長による同社活動状況の報告についてお伝えする。
まず松下氏は昨年度の売り上げについて、「前年度が約241億円であったのに対し、2006年度は約283億円の売り上げを達成した」と報告。デジタル家電の伸張に伴い、光ピックアップ関連が好調で売り上げに大きく貢献したほか、携帯音楽機器が普及したことでヘッドホンの売り上げも好調に推移したという。また、液晶テレビをはじめとするハイテク産業の市場が拡大したことで、基板の静電除去などに関する製品も売り上げを伸ばしていると説明した。
前年度人気を博したコンシューマー製品も紹介された。同社初のノイズキャンセリングヘッドホン「ATH-ANC7」は特に好調で、飛行機や電車を多く利用するビジネスマンを中心に、高い評価を得ているという。また、女性向けのヘッドホン「ATH-CK1」もヒット商品になったと紹介。耳の小さい方にもフィットするよう設計しただけでなく、豊富なカラーバリエーションやキャリングケースの採用などが人気の要因になったと説明した。アナログレコード関連では、45周年記念のMCカートリッジ「AT33ANV」が好調で、発売から1年経たずして完売したという。
続いて同氏は、同社の取り組みについて説明。本年もグラミー賞の授賞式にマイクを270本提供したほか、2月に札幌で開催されたノルディックスキーの大会や、青森でのカーリング大会にも録音機材を提供したのだという。カーリングの試合では、小型マイクをレーンに埋め込んでストーンの滑る音の集音を試みたほか、選手一人一人にマイクを取り付けることで選手の生の声を放送することに成功したという。さらに、今年も「サマーソニック」に計1,100本ものマイクを提供。会場が変わってもも一定の音質をキープできるとして、ミュージシャンの間からも支持を得ていると説明した。
本日発表された新製品の詳細は、別項にて紹介する。
(Phile-web編集部)
本項では、新製品の発表に先駆けて行われた、松下和雄 代表取締役社長による同社活動状況の報告についてお伝えする。
まず松下氏は昨年度の売り上げについて、「前年度が約241億円であったのに対し、2006年度は約283億円の売り上げを達成した」と報告。デジタル家電の伸張に伴い、光ピックアップ関連が好調で売り上げに大きく貢献したほか、携帯音楽機器が普及したことでヘッドホンの売り上げも好調に推移したという。また、液晶テレビをはじめとするハイテク産業の市場が拡大したことで、基板の静電除去などに関する製品も売り上げを伸ばしていると説明した。
前年度人気を博したコンシューマー製品も紹介された。同社初のノイズキャンセリングヘッドホン「ATH-ANC7」は特に好調で、飛行機や電車を多く利用するビジネスマンを中心に、高い評価を得ているという。また、女性向けのヘッドホン「ATH-CK1」もヒット商品になったと紹介。耳の小さい方にもフィットするよう設計しただけでなく、豊富なカラーバリエーションやキャリングケースの採用などが人気の要因になったと説明した。アナログレコード関連では、45周年記念のMCカートリッジ「AT33ANV」が好調で、発売から1年経たずして完売したという。
続いて同氏は、同社の取り組みについて説明。本年もグラミー賞の授賞式にマイクを270本提供したほか、2月に札幌で開催されたノルディックスキーの大会や、青森でのカーリング大会にも録音機材を提供したのだという。カーリングの試合では、小型マイクをレーンに埋め込んでストーンの滑る音の集音を試みたほか、選手一人一人にマイクを取り付けることで選手の生の声を放送することに成功したという。さらに、今年も「サマーソニック」に計1,100本ものマイクを提供。会場が変わってもも一定の音質をキープできるとして、ミュージシャンの間からも支持を得ていると説明した。
本日発表された新製品の詳細は、別項にて紹介する。
(Phile-web編集部)