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ヤマハ、幅61cmに小型化したサウンド・プロジェクター「YSP-500」を発売

公開日 2007/10/04 18:39
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ヤマハは、音をビーム化し、壁面反射によってサラウンドを実現する“デジタル・サウンド・プロジェクター”の新製品として、「YSP-500」を10月下旬に発売する。価格はオープンだが、75,000円前後での販売が予想される。

YSP-500

本体のサイドは微妙なアール形状が施されている

筐体の横幅を61cmと小型化。省スペースで設置が可能になった。YSPシリーズは現在、ハイエンドモデルから順にYSP-4000/1100/900がラインナップされており、本機はシリーズのエントリーモデルと位置づけられる。

ビームを出力するスピーカーは計16個で、口径は2.8cm、出力は各2W。ほかに15Wの8cmコーンウーファーを2個装備する。

ビームモードは5ビーム/3ビーム/ステレオ+3ビーム/ステレオ/マイビームの5モードを装備。マイビームは、視聴位置からリモコンの専用ボタンを長押しすると、音のビームを視聴位置に向ける機能となる。

部屋の音響条件を測定し、最適な処理やビーム特性に設定する「インテリビーム」機能も備える。

音のビームの壁面反射を使わないサラウンド機能「マイサラウンド」も新たに装備。(株)ダイマジックのバーチャルサラウンド技術「EUPHONY」と、ヤマハのビーム再生方式を組み合わせ、最適化した機能だ。6畳未満など狭い部屋や、本体と視聴者の距離が2m未満と短い場合、従来の壁反射ではサラウンド感が得にくいケースもあったが、本モードを使うことでサラウンド音場が再現できる。

さらに、「ナイトリスニングモード」、CMで急に音量が大きくなるのを防ぐ「TV音量一定モード」、低音の音量感を増大させる「TruBass」などの各モードも装備する。

入力端子はアナログ2ch音声が2系統、光デジタルが2系統、同軸デジタルが1系統。出力端子はメニュー表示用のビデオ端子とサブウーファープリアウト端子、システムコントロール端子を各1系統装備する。別売りのサブウーファー「YST-FSW150/100/050」と本機をシステムコネクターで接続すると、電源ON/OFFの連動を行うことができる。

付属のリモコン

同社のサブウーファーと組み合わせて低音を増強することも可能

リモコンには、主要メーカーのテレビやDVDレコーダー、ケーブルTVチューナーの操作コードがプリセットされており、1台で複数機器の操作が可能。また、TV側の入力切り換え操作を設定することで本機の音声入力とTVの映像入力が連動して切り替えられる「TVマクロ機能」も用意されている。

【問い合わせ先】
ヤマハ株式会社 AVお客様ご相談センター
TEL/ 0570-01-1808

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドYAMAHA
  • 型番YSP-500
  • 発売日2007年10月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格75,000円前後)
【SPEC】●総合最大出力:62W (15W×2+2W×16) ●スピーカー部型式:2ウェイ密閉防磁型 ●スピーカーユニット:8cmコーン防磁型×2個、2.8cmコーン防磁型×16個 ●入力端子:アナログ音声2、光デジタル音声2、同軸デジタル音声1 ●出力端子:サブウーファープリアウト1、システムコントロール端子1、メニュー表示用ビデオ端子1 ●消費電力:25W ●外形寸法:610W×120H×220Dmm ●質量:8.5kg