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【Senka21】年頭メーカーアンケート − ヤマハエレクトロニクスマーケティング・村杉宏伸氏

公開日 2008/01/09 14:17
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主要各社が語る2008年の市場環境の変化と需要創造の取り組み
年頭メーカーアンケート 〜ヤマハエレクトロニクスマーケティング〜



ヤマハエレクトロニクスマーケティング(株)広報室長 村杉宏伸氏
高画質・高音質指向が高まる中「4つの柱」を軸に営業戦略を進化させ
体験の場づくりを進めていく


Q1:市場を取り巻く環境が目まぐるしく変化する中で、2008年のユーザーのライフスタイルやその消費行動・価値観において、どのような変化があると考えるか。

A1:2008年は、北京オリンピックもあり、AV業界はフルHD化による薄型テレビのさらなる需要拡大が進むと見られる。また、BDやHD DVDといった次世代DVDの普及により本格的な高画質、高音質時代へと突入するとともに、ユーザーのライフスタイルへのこだわりが進むと考えられる。

一方で団塊世代や団塊ジュニアのHiFi回帰、良い音楽を良い音で聴くという指向もますます高まるだろうと予測できる。

Q2:御社の2008年の中心となる商品ジャンルおよび需要喚起、市場創造へ向けての提案や取り組みは。

A2:従来から推進している4つの柱を軸に、営業戦略をさらに進化させて行く。

1.フロントサラウンド商品の拡充
YSP(デジタルサウンドプロジェクター)商品をさらに拡充する。昨年高い評価をいただいたYSP4000を軸にリンク機能を強化、2008年の北京オリンピック需要への対応として高付加価値訴求を推進する。

2.AV単品中高級コンポの価値訴求
フルHD化が進む中で、HDオーディオでの需要喚起を進めるとともに、CinemaDSP HD3(HDキュービック)による付加価値訴求のため、特約店研修会、視聴会を推進していく。

3.ハイグレードHiFi商品の感動提供
高評価をいただいた2チャンネルのS2000を展開強化、リビングルームへのSOAVOとのライフスタイル提案と試聴会を精力的に進める。

4.デスクトップオーディオ商品の展開強化
新製品NXシリーズの中でB02(Brue tooth)をメインに、DAP対応として強化、ご販売店様に新時代への提案を進める。

(Senka21編集部)

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